九月と同時に次から次へとやってくる台風や大雨で彼岸を待たず、すっかり秋が深くなりました。散歩道でもそこかしこに彼岸花が咲き、瀬音の傍に萩も見られます。
萩というのはいつも遠い時代へ連れて行ってくれるのですが、もうひとつ、玉三郎の演じた先代萩の正岡をどうしても思い出してしまうのです。茶道の手前の美しさ!
飯炊ぐ玉三郎や萩の花(ままかしぐ)
萩の思いに浸っていると、足元にニラの花を発見!頭の中は瞬時にニラ玉やら餃子に変わってしまいました。早速、摘んでハンカチに包んで持ち帰り、料理に使えない花まで飾って楽しんでいます。