タイトルに置いた昔きものは江戸中期のお掻い取りで、旧家を継いだ方からいただいたものです。捨てるわけにはいかないので、着物好きな私なら大事にしてくれるだろうと。
明治のもので、菊の葉を地に菊の花、君が代が書かれています
時代は分かりませんが、広重の五十三次の宿場町です。この着物と同じ浮世絵を、ずっと後に見てびっくりした記憶があります。
大正の色使いのなんと自由で大胆なこと。中学生くらいの頃、親しい家のお蔵で発見、反物だったのですが、どうしても着たいと仕立ててもらい、サンザ着たものです。
生まれつきの着物好きで、古い珍しいものは自然に集まってきたような気がします。
明治、大正、昭和と伝わってきた着物を焼き物の展示場を使って見てきただき、リサイクルもできたらいい、と考えたきっかけになったもので、この二点はウチの看板です。
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同じお蔵の中から黄八丈、トキハチなども着古してもまだ自分で帯に直したり、本当にわたしの宝箱でした。