今朝は散歩から戻るとパンの焼ける幸せな匂いががしていました。拾い集めた胡桃がたくさん入ったいつものパン、手間の掛け甲斐があります。と言ってもホームベーカリーなのですが。
夫の入院騒ぎでバタバタと飛んで行ってしまった十月、ふと気がつくと、昔きものと今きもの展、もう間近です。
去年は全くのお休みで、今年の五月展はお客様の重なることの無いように、完全予約制にさせていただきました。その代わり展示期間を長くしてみました。それがご好評いただきましたので、今回も同様にさせていただきます。
11月26日金曜日から12月20日月曜日迄、
お好きな時にご連絡いただき、一組のお客様だけで、ごゆっくりお過ごしいただきます。
写真は大袖の踊り衣装、今では幻の紅型と言われる藤村怜子さんの作品です。難病でも全てをご自分の手でなされましたが、形の切り抜きが一番好き、と話されていました。その鋭さが特に際立つ本品です。
南部幸雄の伊勢型、紋や井関の御寮織など直に触れて見ていただきたいものがいろいろ、アンティークの銘仙や着物全盛期の図柄なども是非お召しになってみていただきたいものです。