台所のテーブルから見える外も、洗濯物を干す視界も満開の桜でいっぱいです。
今年は公園の河津桜の開花が遅くて、そのせいか、満開の時間が短く、彼岸桜も染井吉野も一斉に満開になった気がします。
赤みの濃い彼岸桜
かなり老木になった土手の染井吉野
かなり老木になった土手の染井吉野
うちに泊まりに来たことのあるオーストラリアやベトナムの友人達から、桜はどうか、といつも連絡が入り、写真を送っています。お互いの行き来が止まって丸ニ年以上、その間、病気があったりして、この年齢でのニ年は本当に長く感じてしまいます。
幸い、田舎暮らしなので、蕗の薹に始まる春の摘み草にはこと欠かず、土筆、甘草、紫大根、クレソン、
去年覚えたハナウド、芥子菜、もちろん毎日のつまみに欠かせない野蒜。それに、長い間、ご無沙汰していた椎茸も復活して、八百屋さんではキャベツと人参を買うくらい! 昨日、初めて芹を見に行き、もうすぐに楽しめそう、と確認してきました。
うちの庭では、すっかり年を取って、もうダメかと諦めていた紅梅と花桃がちゃんと咲きました。去年はほとんど花を付けなかったのに。伐採しないでホントに良かった。
桜の季節にいつも心に浮かぶのが、千鳥が淵と外苑です。高校時代を過ごした千鳥が淵でボートから見る桜、実家に近い青山墓地から外苑のぐるりはまさに古里そのもの。都知事がここの再開発をオーケーするなんて!知事のくせに愛情というものが全く無いのかしらと心がざわつくこの頃です。