豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

きっと勝っと!

2007年02月24日 | Weblog
 
 左が、アメリカ。右が日本のキットカットです。
以前、中国土産に丸い箱に恭しく詰められたキットカットを頂きました。
なんとなく、漢方薬の香りがしたようなのは気のせいだったのでしょうか。同じキットカットなのに、お国柄って出るものだと感心しました。
では、遠路はるばるアメリカからやって来たキットカットはどんな味がするのでしょう。
興味しんしんで食べ比べてみました。

 まずは、見た目チェック。
外観は、アメリカのほうが小ぶりです。しかもきっちりと紙で包装されています。日本のは、中で泳ぐくらいの余裕を持たせたビニール袋の包装です。
早速、開封してみます。

あれ?
開封した後の、写真がありません。
・・・・・・・・。

味見に熱中していたあまり、保存するのを忘れてしまったようです。
無念です。

とにかく、身体測定をしていたのでそれを記してみましょう。

      【アメリカ】   【日本】
 たて:  10ミリ     11ミリ
 よこ:  62ミリ     56ミリ
 たかさ:  9ミリ      9ミリ

 すなわち、アメリカのものより幅広で少々短いのが日本バージョンだということですね。色はアメリカのほうが濃い茶色で、角がきっちり残っています。日本のはミルクチョコレートだなと容易に想像が付く色合いです。こちらは袋の中で揺れているうちに角が取れたのかもしれません。KitKatの文字も、アメリカのは細くてシャープな感じ。日本のは、やや丸みを帯びて可愛い印象でした。

 次に、肝心なお味についてです。
アメリカ・・・・・粉感が少し気になる。ウエハースがコーヒー味にも感じられる。多少湿り気があり、ちょっともさもさする。チョコレートの香りより甘味が勝っている。
日本・・・・・・・チョコレートの香りがする。ウエハースとの一体感も申し分ない。甘さも程よい感じ。チョコの厚さがほんの少し厚いような気がする。新鮮な味わいもこちらのほうが勝っていたよう。

 以上が、竜子とともに二つを食べ比べた結果のご報告です。
食べなれた日本の味にやはり親しみを感じてしまいました。
しかし、よく考えてみれば、品質が同じように保たれていたのかどうかということも吟味しないといけないですね。
紙で包装されただけのアメリカ版は、空気に触れながら徐々に味わいを変えていったのかもしれません。逆に、日本版は、劣化を止める気体が充填され、出来た時の味が保たれていたのではないでしょうか。

 今年の冬は縁起をかついで?キットカットをよく食べました。
少し前には、受験生に向けてホワイトチョコのキットカットとの紅白の合格祈念バージョンも発売されていました。
ほとんどが語呂合わせの受験生向けお菓子の中にあって、なかなか老舗の風格でした。

 いろんな方からお心遣いを頂いて、明日から最後の試験に臨むうちの受験生。
キットカットさんも、お力添えのほどをどうかよろしくお願いします。