ホワイトカラー・エグゼンプション

2006年12月12日 01時35分19秒 | + プラス
ホワイトカラー・エグゼンプション:労働時間規制適用免除制度

私がわかる範囲では
労働時間の長さと成果が、必ずしも比例しないから
従来の時間評価はやめて、成果主義でいこう。
というもの

もっと簡単に書けば、ダラダラ残業するのはやめて
さっさと仕事をして仕事の効率をあげようというもの。

つまりは1日8時間、週40時間の法定労働時間を超えて働いても、
残業代が払われなくなるわけだ。

2ちゃんねる風に言うならば、【労働者定額制使いたい放題】

うちの会社なんて人事が転職してくる人に対して
「給料安いんだから残業すれば♪」と平然とのたまっているのに、
こんな制度を採用されたら、転職前よりも給料が下がってしまう。
とんでもない!

っていうかホワイトカラーの定義ってなんだろな?
年収400万以上の労働者??

こうやって労働者の賃金を会社が搾取しようとする構図は
マルクスおじさんの言う

「工業が発達した社会では資本主義
(資本家階級が搾取し、労働者階級が搾取される)が成立する」

という構図に何だか似ている気がする。
日本も社会主義になったりせんやろか?

最後に以前紹介した世界の日本人ジョーク集にこんなのがあります。

マルクスとケインズがあの世で出会い、討論を始めた。
相反する思想を持った二人、やはり意見が合わなかったが
たった1つだけ結論の一致した話題があった。

「自分の理想を体現した国家はどこか」

マルクス&ケインズ「日本!」


世界の日本人ジョーク集

中央公論新社

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「残業代ゼロ労働」導入を要請 経団連会長、厚労相に(朝日新聞) - goo ニュース
日本経団連の御手洗冨士夫会長と柳沢厚生労働相らが11日、東京都内のホテルで懇談し、労働法制見直しなどについて意見交換した。経団連側は、一定条件の会社員を労働時間規制から外し残業代を払う必要がなくなる「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入のほか、派遣労働者の期間制限や雇用申し込み義務の廃止などを要請した。
 懇談は経団連側の申し入れで初めて行ったもので、厚労省と経団連の幹部約40人が出席。ホワイトカラー・エグゼンプションについて厚労相は「時間より成果で決める考え方は分かる」と導入に前向きの姿勢を示す一方、「問題は適用範囲」として年収要件が必要との同省の認識を示した。
 派遣労働の規制緩和について厚労相は「日本の雇用慣行との調和をいかに図るかの視点が不可欠。やむを得ず派遣社員になる人がさらに多くなり、固定化する恐れがある」と述べ、これ以上進めることは否定した。
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2 コメント

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えっ? (junjun)
2006-12-13 22:08:56
「給料安いから残業すれば」と平然とのたまっているとは??
そんな話、聞いたことないぞ~。。
おれのいない間にそんなことになってるとは!
でも、この仕事基本的に残業ものすごく多い職種だと思う。
で、タイムリーに仕事をこなしていかないと後で苦労するのは
モニター本人だからね。やるときちゃんとやらなきゃね。
俺も1月から本社に戻るので、頑張ります!!
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まあオオヤケには言わないと思う (S,Mae2001personal☆)
2006-12-14 00:50:13
火曜日に施設に行って
看護師さんらが働く様をぼ~と観てたけど
病院で働いている人は残業とかあるのかな?って

命に関わる仕事だけに、
損得勘定で働いているわけじゃないだろうな~と
そう考えると、我々も残業代なんて!って言うべきなのか?

と思ったけど、所得少ないからなぁぁぁ
返信する

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