我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

桜より新芽が好きです

2013-04-04 23:04:22 | そしてその母紗夢猫である

逆光ですが、団地のエドヒガン夫婦桜です。

団地内の桜のみなさんもそろそろ満開が近くなってきました。桜の花は皆さんに愛されますが、私は満開の桜よりも桜吹雪をこよなく愛しています。

そして桜よりも新芽が好きです。昨日まで、まさか枯れた?と思わすような生気を全く感じさせてくれない木から新芽が出ているのを見るとホッとします。そんなに簡単に死にはしないでしょうが、それでも新芽を見るまでは安心できないのです。そして新芽の緑が一年を通して一番好きな色です。新緑の季節に、その様々な変化に飛んだ、コトバでは言い表せない、いろんな色の「緑」を目にすることがとても好きです。

この冬もあちこちで木が倒れていました。途中から折れてしまった木もたくさんあります。

木はモノを言いませんし、血が出るわけでもありません。もしも赤い血が流れているのなら、雪が一面血だらけになるでしょうね。

もしも木から血が出たら、人は簡単に木を伐ることができるでしょうか。どうしても伐らないといけない時は、まずは木と交渉。「これこれしかじかで、そこを伐りたいので止血の準備をしておいてくれませんか。伐るけれども、あなたが生き続けていられるように挿し木をします。挿し木をする部分はここで、あなたのここに印をつけておきますね。そこに生を集中させておいてくださいね」とか。

樹木は生きている間は人のココロを癒し、木陰を作ってくれたり、鳥には休憩所を与えてくれたり、二酸化炭素を吸って、空気をキレイにしてくれたりと地球上に暮らすモノに恩恵を与えてくれ、伐られたら伐られたで、家になったり、炭になったり、薪になったりとニンゲンの暮らしに役だってくれます。

私は、どうしても伐ってしまわなければならない木以外を伐る行為がキライです。

庭仕事をしていて、チェーンソーの音が聞こてくると、なんだかイライラしてしまいます。通行の邪魔になったり、森が生き続けるためにとか、どうしても伐らなければならない以外の木が伐られるのが、とてもイヤです。チェーンソーの音は、どこかで生きている木が伐られているような気がするからです。倒木の整理だったらOKなんですが。だから聞こえないように家の中に引っ込んでしまいます。

ニンゲンが暮らすために、土地は切り開かれて、多くの木が伐られてきました。それは私達が作ってきた歴史です。

私が住んでいるところにも木が生えていました。木を伐って家を建てました。勝手なんですけどね。

本当に勝手なんですけど。伐らなくてもいい木が伐られるのはとてもイヤです。

ではまた明日

ご精読ありがとうございました。

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