夕方散歩の途中、農道を歩いていたら、檜の合間に桜の花が見えた。
傍に行きたい気持ちがむくむくと湧いてきた。今日の散歩は5時前出発だったので、寒いし、日も陰ってきたのだけれど凛太郎も抱っこしているけれど、行って見よ!
その大きな桜の木は三谷地区の方が大切に守っておられる八幡神社のちょっと向こうにあったので、八幡さんに「傍を通らせてもらいます」とお断りして、ちょこっと山に入った。大きな樹は異様な枝分かれをしていて、過去に何があったのかはわからないけれど、上に上に伸びて、農道からもはっきりと桜とわかるほど檜の上から花を見せていた。
植林の時も、桜はそのままに檜の苗木を植えられたのだろうと想像。きっと樹齢もそこそこ行っているのだろう。いつもなら木肌を触らずにはおれないタチなのだけど、なんとなく今日はそれが憚られるような気になって、傍まで行きながら触れずに帰ってきた。
大きな樹には触れたい。たいてい抱きついて、耳をあてる。今まで一度だけ「ゴーーー」と言う音を聞いた事がある。木肌は温かいということはないけれど、冬の寒いさなかでも決して冷たいということもない。
この木に抱きつくという行為は、友人たちから変人扱いされている。変人を自称しているから変人扱いもクソもないけれど、人通りがあるところでやるとどうも友人が恥ずかしい思いをするようだ。山の中でさえ、昔山歩き(低山)をしていた同行者も「あんたおかしなことするんやね」って。
私はただ、木に抱きつくのが嬉しいだけなのだけどね。なぜ友人が人に見られたら恥ずかしいと思うのか、変人の私にはわからない。私の常識は他人の非常識なんだろうね。
ではまた明日
ご精読ありがとうございました。
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