都電荒川線で追突事故がありました。
荒川線でこんな事故が起こるとは…今まで記憶にありません。
現場の北区梶原に自転車で行ってしまいました。
朝日新聞ウエブ版
http://www.asahi.com/national/update/0613/TKY200606130208.html

ピンクのラッピング都電は7000形車両の7020車両で、
3年に一度実施する電車の「重要部検査」で試運転中だったということです。(太字の部分は朝日新聞asahi.comによると)そのため乗客はいませんでした


追突した水色の車両は7500形車両の7505で、こちらには乗客と運転手の31人が乗っていたそうで、
追突の衝撃で手足や頭に怪我をして25人が救急車で病院に運ばれたそうです。(こちらもasahi.comによる)
私が行った時は、すでに怪我をされたかたは救急車で運ばれた後だったのですが、現場では、警視庁、都営交通、鉄道事故調査委員の方などが計測したり、写真をとったり事故の現場検証で動き回っていました。

NHKニュース中継
そして報道人も多く現場からレポートしていて、都内に唯一残る都電の事故の重みを感じました。安全で誰もが気楽に乗れる乗り物と考えられていた荒川線での追突事故は、私自身ショックです。近くできいていたNHK報道でもATS(列車自動停止装置)が設置されていない…とレポートしていましたが、そんな必要がないと思われるくらいのんびりとした最高速度でも40キロ位で走る荒川線です。ショックです。お怪我をされた方の早いご回復を願っております。

移動して離されるときにも悲しいかな「チンチン」とならしていました。

事故の衝撃がわかるへこみ具合
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個人的には、この追突してしまった、7505車両は大好きでした。

秋の日の7505車両
現場は都電最中で有名な梶原と栄町の間で、折り返し運転をしていたせいか、梶原銀座は幾分静かでした。でも、もしこの事故が明日の14日の巣鴨の縁日の日だったら、乗客は満員でたいへんなことになっていたでしょう。