トルコのトピックス

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トルコ製ウエディングドレスが世界で大人気

2024年07月06日 | 経済
7月8日 トルコのウエディングドレスが近年、世界中で大人気を得て、ヨーロッパ、アジア、北米への輸出が急増しています。

 HUrriyet

トルコのウエディングドレスの輸出は、2023年には、前年より35.7%増加し、70万ドルに達したと、トルコ統計局が発表しました。

トルコのウエディングドレス・メーカーは、昨年、23,300着以上のドレスを輸出しましたが、そのうち7800着はドイツが輸入したと、トルコ統計局は言っています。

同じ時期、トルコ製ウエディングドレスの第2の輸入国サウジアラビアは、2000着のドレスを買い入れています。次がイラクで1700着、オーストリアが1400着、スエーデンが1000着余を輸入しています。

2024年現在、トルコのウエディングドレスの輸出は、1月から5月、140万ドルに達しています。この時期、トルコは11,800着のドレスを輸出していますが、そのうちの2900着はドイツが購入しています。

今年の1月から5月は、イラクがトルコ製ウエディングドレスの第2の輸入国になり、1450着のドレスを輸入しました。次が1300着のデンマーク、1340着のアメリカ、900着のオーストリアと続きます。

「トルコ・ファッション・アパレル連盟」のヒュセイン・オズテュルク会長は、ウエディングドレス産業は、大きな国内市場と、強力な輸出力を持っていると言いました。「トルコのウエディングドレス・メーカーは、競争力のあるデザインと品質を持ち、ヨーロッパから、アメリカや湾岸諸国、中央アジアまで、その名を知られています」と、オズテュルクさんは言いました。


トルコ外相がテュルク系諸国に通常のアルファべット使用を促した

ハカン・フィダン外相が、地域が協力していくために、テュルク系諸国間で統一されたアルファベットを使用するよう要請しました。

 Hurriyet

7月6日、アゼルバイジャンのスーシャ市で開かれた「テュルク系国家機構(OTS)」のサミットで、フィダン外相は、世界的な権力争いが、われわれの地域に波及するのを防ぐために、われわれはその立場を強固にし、われわれの力を共通の繁栄のために使わなければならない」と語りました。

OTS にはアゼルバイジャン、カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、トルコが含まれています。『われわれはできるだけ早く、アルファベットを統一しなければならない」とフィダン外相は促しました。

トルコとアゼルバイジャンとウズベキスタンはラテン・アルファベットを使用していますが、カザフスタンとキルギスタンはキリル文字を使いつづけています。

トルコ外相はこの取り組みを支援するために、OTS内でのシステムの枠組みを強化するよう求めました。「エネルギー、金融、貿易、防衛産業、新技術のような分野での協力を進めるために、われわれは必要な条件の基盤を築かなければならない。トルコの文化と独自性を世界に示す必要がある」と、フィダン外相は 力説しました。


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地震で救われた女性と救った男性が結婚した

2024年07月06日 | 国内
7月7日 カフラマンマラシュの2月6日の地震で瓦礫の下になったが救出された若い女性が、瓦礫の下から彼女を救出した消防士と結婚しました。

 Hurriyet

2023年の地震は、南部11県で53,000余人の命を奪い、約1500万人の人々が被害を受けました。マグニチュード7.7の地震と、7.6の余震で、何千戸の建物が崩壊し、救助チームは瓦礫の中で何週間も働きました。

厳しい状況から生還できたひとり、シネム・カイナクさんは、ジェブライル・サブスルマズさんとの結婚を決めました。サブスルマズさんはシネムさんのきょうだいも瓦礫の下から救出しています。

カップルはともに体験した奇跡的な事件についての気持ちを語りました。「説明できない気持ちです。悲しい事件の後、私たちはハッピー・エンドを迎えました」トサブスルマズさんは言いました。

「私たちはなくなった方々を残念に思っていますが、人生はつづいていきます。いま、私たちは幸せです」と花嫁カイナクさんは言いました。


エルドアン大統領がプーチン大統領に穀物協定の更新を提案した

エルドアン大統領はアスタナでの会議で、ロシアのプーチン大統領に、ロシアの穀物をアフリカその他の諸国へ輸出することを改めて提案しました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は、アスタナから帰国する機内で、記者団に「私はロシアの穀物を、ヨーロッパを除いて、アフリカその他の国々へ、トルコ経由で輸出するプロセスの再開について、プーチン大統領の意見を尋ねました」と語りました。

プーチン大統領はイスタンブル穀物協定の目標を誠実に考えていると、エルドアン大統領は言いました。「このプロセスを進展させることは、われわれにとっても有益です」と大統領は語り、黒海穀物協定によって、3000万トンの穀物が世界市場に輸出されたことに言及しました。

エルドアン大統領はまた、プーチン大統領はロシアの穀物をヨーロッパには送りたくないが、アフリカ諸国へなら前向きだと強調しました。「ですから、われわれはこの話を最後までつめます」と、大統領は言い、穀物回廊復活への希望を表明しました。


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伝統のオイルレスリング大会がエディルネで始まった

2024年07月06日 | 文化
7月6日 第663回クルクプナル・オイルレスリング大会が、新たに決まった、歴史上初の予選制で始まりました。

 Hurriyet

ユネスコの無形文化遺産に登録されている歴史的オイルレスリング大会は、今年初めて、リーグ制で行われています。32人のチーフ・レスラーは40人の枠内に入ることが保証されていますが、残りの8人は、サライチ競技場で行われる予選の結果で決まります。

しかし、チーフ・レスラーたちは、新しい予選制に反対して共同声明を出し、修正を要求しています。「われわれは、チーフ・レスラーとして、トルコ伝統レスリング協会(TGGF)が、オイルレスリングの伝統を無視して決めた専断的な予選制に抗議し、伝統を守るために、レスリングをしない決断をしたことをお知らせする」という共同声明が読まれえました。

この問題について、当局は沈黙を守り、7月5日、アタテュルクの記念碑に花輪が捧げられた後、クルクプナル・アー・セイフェッティン・セリムの伝統的な歓迎式とともに、大会の主要なプログラムが始まろうとしています。

歴史的なレスリング競技会は、土曜(7月6日)、夕刻のコンサートの後、試合が始まります。7月7日の大会最終日には、最後の競技が行われ、チーフ・レスラーの最後の競技の後、表彰式が行われます。


トルコはイスラエルの「西岸」居留地拡大の動きを非難

トルコは「西岸」の居留地の合法的占領を承認するイスラエルの計画を非難しました。

 Hurriyet

「一部居留地を合法化し占領している「西岸」に、また新たに住宅建設を認めるというイスラエルの決定は、恥ずべき国際法違反である」と、トルコ外務省は、7月5日の声明で言いました。「イスラエルは平和を成就させる意志がなく、占領を永久的なものにしようとしている」

「われわれは、占領を正常化しようとするイスラエルの試みに対し、道徳的かつ強固な立場をとるべきだと国際社会に呼びかけた」と声明は付言しています。

トルコ外務省のこの声明は「西岸」のジェニン市への、イスラエルの空爆を含む軍事活動の後、出されたものです。「西岸」の居留地を合法化することを目的としたイスラエル財務相の提案を、イスラエル内閣が承認した後、ジェニンでの衝突が起こりました。

「ピース・ナウ」グループが明らかにした建設計画は、未來のパレスチナ国家樹立を阻止するために、「西岸」をイスラエルの支配で固める戦略の一部として、居留地を拡充するための、強硬なイスラエル政府の活動の一環です。


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