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ハニヤ氏殺害にあたって、トルコ外相は安全保障協定を提案

2024年08月01日 | 国際
8月1日 トルコのハカン・フィダン外相は、ハマスの政治的指導者イスマイル・ハニヤ氏が暗殺された後、中東諸国に安全保障協定の締結を提案しました。

 Hurriyet

「近隣諸国を不安にしている問題、とくにテロとの戦いに関して、なにかサポートが必要なら、わが国はいつでも応じる用意がある」と、フィダン外相は、7月31日、民放「カナル7」のインタビューで語りました。

外相は、地域の安定に役立つ安全保障同盟の設立を提案しましたが、どこの国に関してかは特定しませんでした。中東諸国が自国の安全保障を提供し、互いに完全に信頼できる地域安全保障協定の場ができれば、外部からの不必要な干渉を受けることも、互いに不安を感じることもなくなるだろう」と外相は付言しました。

フィダン外相によれば、この計画は外相とエルドアン大統領によって推進されつつあるそうです。イランのメディアが、ハニヤ氏が、7月31日朝、首都で、精密誘導兵器(レーザー誘導装置を備えた砲弾)によって殺害されたと報道した後、フィダン外相はこの発言をしました。

ハニヤ氏が滞在していた、北テヘランの退役軍人用特別住宅を目標にした攻撃が行われました。ハニヤ氏はマスード・ペゼシキアン大統領の宣誓式のために、イランを訪れていました。

「わが国はこの問題を黙して見ているだけの国ではありません」とフィダン外相は言いました。「われわれは、適用可能で、現実的な方法で解決したいと思っています」

「これは最初の戦争でも、最後の戦争でもありません。しかし、ひとつ、重要なことは、われわれはあらゆる闘争に対応できる能力を持たなければならないと言うことです」と外相は言いました。


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