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「トルコはロシアとの捕虜交換ですばらしい仕事をしてくれた」駐土・米大使

2024年08月15日 | 国際
8月16日 ジェフ・フレーク駐トルコ・アメリカ大使が、ロシアとアメリカの捕虜交換で、トルコの情報機関MITがすばらしい役割を果たしたことに対し、アメリカ政府からの賞賛と謝意を伝えました。

 Hurriyet
まもなくトルコを去るジョー・フレーク駐トルコ・アメリカ大使


「他のどんな国もトルコのような役割を果たせないでしょう。われわれはこの件について、非常に感謝しています」と、フレーク大使は昨日、アンカラで記者団に語りました。

アリゾナ選出の下院議員だったフレーク大使は、3年間のトルコ大使の任務を終え、いま帰国準備中で、昨日は記者団が大使との別れのために集まっていました。

トルコのMITがアメリカとロシア間の包括的な捕虜交換を促進したことは、フレーク大使が任期を終える前の大きな出来事のひとつになりました。この交換は冷戦時代以来最大の、米露間の捕虜交換と見られています。

数週間前の大規模捕虜交換におけるトルコの役割に対し、アメリカは最大の感謝の言葉を送りました。バイデン大統領はエルドアン大統領に電話し、直接、感謝の言葉を伝えました。

この交換には、きわめて複雑な手続きが必要とされ、7か国が関与し、7機の航空機がアンカラに到来しました。トルコは極めて協力的だったとフレーク大使は言っています。

「非常に複雑な交換でしたが、トルコは非常に実務的な官僚制と情報機関を持っています。トルコのMITはこの交換ですばらしい仕事をしてくれました。他の国がトルコのような役割が果たせるとは思えません。われわれは深く感謝しています」


トルコ当局はアッバス大統領の国会でのスピーチを賞賛

トルコ当局は、木曜、パレスチナのマフムード・アッバス大統領の国会でのスピーチを賞賛し、自由を達成するまで支援をつづけると誓いました。

 Hurriyet
中央の白髪&眼鏡がパレスチナのアッバス議長


ハカン・フィダン外相はパレスチナの兄弟たちとトルコの団結を強調すると、X に記しました。「パレスチナ人たちが自国の屋根の下、彼らの土地で、自由に暮らせる日は必ず来ます」

ファフレッティン・アルトゥン報道官も、アッバス大統領のスピーチを「歴史的」だと賞賛し、「パレスチナの真の自由が達成されるまで、われわれの闘争はつづきます」と主張しました。

また、大統領夫人エミネ・エルドアンさんも、X で、パレスチナへのトルコの揺るぎない支持を語りました。「トルコとして、私たちは、自分たちの利益のために罪のない子供たちの命を奪う人々に対するパレスチナの声でありつづけます。私たちはパレスチナの勝利は、抑圧に屈しない人々と、正義とともにある人々の勝利であることを知っています」

アッバス大統領は、2日間のトルコ訪問中、パレスチナ問題を中心としたセッションでスピーチを行い、スタンディング・オベーションを受けました。アッバス大統領は、2023年10月7日のハマスの攻撃以来、過激化しているガザの軍事攻撃を背景に語りました。

即時事停戦を要請する国連安保理の決議は功を奏さず、地元保健当局によると、イスラエルの爆撃によって40,000人が死亡し、その多くは女性と子供たちです。負傷者は92,400人に達しています。


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