トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

エルドアン大統領はイズミルの山火事の被害者への支援を誓った

2024年08月21日 | 国内
8月22日 エルドアン大統領は、トルコ西部を襲った山火事の後、イズミルのカルシュヤカ地区の住民たちに手を差しのべ、支援を誓いました。

 Hurriyet

トルコは8月15日以来、極めて厳しい山火事に見舞われましたが、イズミルはとりわけ被害甚大でした。8月18日までに、火はおおかた鎮静されましたが、緊急チームはその後も残る山火事と戦いつづけ、19日には鎮火されました。

公正発展党(AKP)のアイシェ・ケシレ女性部長と、ビラル・サイウル・イズミル支部長は、火災の被害を受けた家庭や作業場を訪れ、エルドアン大統領からのメッセージを伝えました。

エルドアン大統領は電話で現地の住民を見舞い、火災被害の対応策をとることを約束しました。住民の一人、80歳のシュレイマン・チェリキさんは、大統領も現地へ来て欲しいと言いました。

ケシル女性部長はエルドアン大統領に、現在行われている冷却作業と被害の査定について報告しました。カルシュカヤの火災は、ピクニック場で3人の人物が火を使ったことが原因だったと、当局は言っています。

イズミルのオデミシュ地区の火災は、森林で2人の子供がタバコを吸ったためでした。また、メンデレス地区とウルラ地区の火災は、送電線が落下したためだったと、イズミルのシュレイマン・エルバン知事が明らかにしました。


トルコのコルヴェット艦が4か月半の旅を終えた

トルコのコルヴェット艦「TCGクナルアダ」号が、極東の19か国を訪れる4か月半の長旅を終え、8月21日、帰国しました。

 Hurriyet

トルコ海軍司令部が主催したこの航海は、トルコと日本の外交関係100周年と、不運なオスマンのフリゲート艦エルトゥールル号事件の134周年を記念して企画されました。エルトゥールル号は1890年、日本からの帰途、嵐にあって沈没しました。

コルヴェット艦クナルアダ号は、細密に計画されたスケジュールに従って、トルコ西部のフォチャ海軍基地を出発しました。当初は8月9日に帰国の予定でしたが、予定外にエジプトのアレクサンドリアを訪れたため、8月21日の帰国になりました。

クナルアダ号はエルトゥールル号の航路に従って、長旅に出発し、サウジアラビアからインドネシアまで、韓国からスリランカまでの港を訪れました。

航海中、クナルアダ号は訪れた国々で最高レベルの外交儀礼で迎えられ、乗組員らは閣僚、参謀長、軍司令官、知事、部隊司令官など41人の高官を公式訪問しました。また。多くの高位のゲストがこの船を訪れました。

クナルアダ号は長さ100メートル、幅14.4メートル、重量2,465トン。クナルアダという名は、マルマラ海にある島の名に由来します。船は2016年、イスタンブル造船所で建造され、2019年から活動しています。

  私も、この船が日本に来たとき、見学に行きましたよ~。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パレスチナ人ビジネスマンがイスタンブルで銃撃で暗殺された

2024年08月20日 | 国内
8月21日 パレスチナ人ビジネスマンがイスタンブルで、自動車内でで銃撃によって殺害され、他の2人が負傷しました。事件を受けて、イスタンブル警察は大規模な捜査を開始したと、知事室が発表しました。

 Hurriyet

1人または複数の暗殺者は覆面をしていたと報じられています。パレスチナ人ビジネスマンは銃撃によって重傷を負い、死亡しました。殺人者は消音器つきのピストルを現場に落としていったと、8月18日、当局は記者団に語りました。

殺害されたパレスチナ人は運転席にすわり、同乗していた彼の友人は重傷を負ったと、地元メディアは報じています。もう1人の同乗者は彼のボディガードで、足に負傷したと、知事室は言っています。

事件が起こったとき、犠牲者らが乗った車は、イスタンブル北部キャウトハネのディラヴェル通りを走っていました。現場写真には、停まっている白いセダンのそばの歩道に、消音器つきの半自動ピストルが落ちています。白い車の後部ドアには、数か所の弾痕が見られます。


世界のエリートの豪華クルーザー2隻がボドゥルムに停泊中

活気溢れるナイトライフや美しいビーチで知られる、トルコの有名な観光スポット、ボドゥルムの港に、最近、世界の最も豪華なクルーザー2隻が入りました。

 Hurriyet

最初に入った「ブルー」号は、高級マリーナとして知られるヤルチフトリクの沖合に停泊しています。5億ポンドに価する、長さ160メートルのこのクルーザーのオーナーは、アブダビの有名な王族シェイフ・マンスル・ビン・ザイエド・アルナフヤン氏です。彼は英国プルミエ・リーグのトップ・チームのひとつ「マンチェスター・サッカー・クラブ」のオーナーでもあります。

ケイマン諸島籍のこのクルーザーは、ドイツ製、世界最大のクルーザーのひとつで、5星ホテルに匹敵する設備を備え、24の客室に48人が宿泊できます。

このクルーザーはまた、2基のヘリコプター発着所、蒸し風呂、サウナ、美容室、エレベーター、ナイトクラブ、ジム、ジャグジーなどの豪華設備を備えています。

もう1隻の「マル」号もヤルチフトリクの沖合に停泊しています。この船は長さ107メートル、以前は「ラナ」号と呼ばれていましたが、光沢のあるアルミニウムとスチールで造られた珍しい船で、マイクロソフトの創設者ビル・ゲーツ氏も乗船したこともあります。

この船も、最高級の特色を備えたクルーザーのひとつとされるています。乗組員34人、乗客は8室の客室に34人が宿泊できます。「マル」は1週間180万ユーロでレンタルしています。

見物人の興味を惹いている2隻のクルーザーは、沿岸警備隊とともにマルマリスへ向かう予定で、いま、出航の準備中です。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トルコの大規模な山火事は抑制された」農林相

2024年08月19日 | 国内
8月20日 イブラヒム・ユマクル農林相が、日曜、イズミルのヤマンラル地区とウルラ地区、その他数か所で起こった山火事は抑制されたと発表しました。

 Hurriyet

イズミルでの記者会見で、ユマクル農林相は、8か所で起こった火災との戦いはまだ続いていると言いました。「以前発表したように、イズミルのヤマンラル地区の火災は抑制されました。消防隊は炎を谷に閉じ込めることができました。イズミルのヤマンラルの火災は、もう抑制されたことを喜んでお知らせします。冷却作業はまだ続いています」と農林相は言いました。

同じく激しい火事に見舞われたボル県のギョイニュクで、ユマクル農林相は、急な断崖の地域では消火活動は困難を極めたと語りました。まだ燃えている5か所の火事も、全力で続けられている消火活動によって、まもなく鎮火するだろうということです。

「各所の火事の中でも、イズミルのメンデレス地区の火災はとくに懸念されます。火事は道がなく、近づけない地域で起こっています」と農林相は言っています。

ユマクル農林相はまた、3日間燃えつづけているアイドゥン県ボズドーアン地区の火災について、飛行機5機、ヘリコプター11機、多数の地上要員が投入されたと強調しました。

彼は消防隊の献身と勇気を讃え、「ボズドーアンは強風が吹て、旗竿も根こそぎにされました。その中で、消防隊は状況を安定させました。彼らの活動はほんとうに賞賛に値します」と語りました。


新観光スポット「テルサネ・イスタンブル」が近く完成する

歴史的な「金角湾造船所」を甦らせる「テルサネ・イスタンブル」プロジェクトが最終段階に近づき、かつての造船所が大規模な観光スポットに変わろうとしています。

 Hurriyet

1.8キロの海岸線を有する金角湾造船所は約150年間、閉ざされていました。アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相によると、このプロジェクトは造船所だったエリアを、活気ある文化とアートのセンターに生まれ変わらせるものだそうです。

「テルハネ・イスタンブルはイスタンブル市民のための文化とアートのセンターになるでしょう」と、ウラルオール運輸相は現場を視察中に語りました。このプロジェクトには26棟の歴史的建物の修復も含まれています。

このプロジェクトの目標は、この地域の歴史的な要素と現代的建築をブレンドし、地元民もツーリストも楽しめる魅力ある場所を作り出すことにあると、運輸相は力説しました。

このプロジェクトは4段階からなり、第1段階は今年末までにオープンできるということです。海岸沿いには、散歩道とサイクリング道路、カフェ、社会活動エリア、図書館などができます。2つのマリーナには、それぞれ70隻のクルーザーが停泊でき、水上スポーツの施設もできます。

1455年に建造された造船所は、当初は「Tersane-i Amire」と呼ばれいたそうです。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エムポックス急増で、トルコ保健省はガイドブックを発行

2024年08月18日 | 国内
8月19日 トルコ保健省はエムポックスに関する24頁の包括的なガイドブックを発行しました。

urriyet

コンゴ民主共和国で急増しているエムポックスは、最近、世界的な脅威になってきました。ガイドブックは多くの専門家の協力によるもので、一般市民と医療のプロに、この病気の性質、感染ルート、予防対策などについて教示しています。

エムポックス蔓延の震源地コンゴ民主共和国では、今年だけで、16,000人が感染し、500人が死亡しています。致死率が高く、感染力の強いクレード1b型がひろがってきたため、世界保健機構(WHO)は最高レベルの国際警報を出しました。

エムポックスは動物から人間に感染し、人間同士では、性交渉を含め、肉体的接触によって感染します。ガイドブックには、発熱、疲労感,頭痛、発疹、リンパ腺の腫れなど病気の症状が詳述されています。

エムポックスは天然痘と似ていますが、接触伝染は少なく、総じて天然痘より軽いとガイドブックは言っています。


当局がカッパドキアのコマーシャル撮影を禁止した

「妖精の煙突」で知られる観光のホットスポット、カッパドキアの広告会社によるコマーシャル撮影が、岩窟の建物にダメージを与えるという配慮から、突然、禁止されました。

 urriyet

「カッパドキア写真家協会」の会員が、カッパドキアのギョレメ地区のギュリュリュデレ渓谷で、岩の表面にコットンを化学接着剤で貼り付けているクルーを見つけました。カッパドキアの岩は、このエリアの歴史的に重要な風景を形成しています。

憲兵隊が急行し、その作業を止めさせました。建造物にダメージを与えた会社は、約200万リラの罰金を課され、職員には法的処置がとられました。

この事件はカッパドキアのユニークな地理的形態の保護のために警鐘を鳴らす結果になりました。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルマラ地震25周年、犠牲者の慰霊行事が行われた

2024年08月17日 | 国内
8月18日 トルコは8月17日、最も被害の大きかった地震のひとつ、マルマラ地震の25周年記念行事を行いました。この地震はマルマラ地方の17000人の命を奪いました。

 Hurriyet

1999年、トルコ北西部コジャエリ県ギョルジュク地区を襲ったマグニチュード7.2の地震は、首都アンカラから西部のイズミルまで揺れ、イスタンブルも大きな被害がありました。

約1600万人の人々が被害を受けたこの地震は、トルコ現代史の重要な事件のひとつとなりました。 地震は活気ある工業地帯マルマラ地方を中心に、全国にひろがりました。

地震後、多くの国々から、助力の申し出でがあり、アメリカのビル・クリントン大統領は、コジャエリのイズミト地区のテント村を訪れました。

25周年が近づき、多くの人々が、毎日、愛する者たちの墓を訪れています。被災地マルマラ県では、さまざまな慰霊イベントが行われてきました。地震が起こった8月17日午前3時2分に、式典を計画している町もあります。

地震に最も弱い土地のひとつ言われるイスタンブルのシリヴリ地区などでは、地震記念日に合わせて、さまざまな捜索・救助の訓練が行われています。

「ギョルジュクの地震後、科学者たちはマルマラ地方に警報を発し、マルマラ地方、とくにイスタンブルは今後の地震に備えなければならないと警告しています。25年たちましたが、私たちはまだ同じ問題を議論しています。イスタンブルは地震の備えができていません」と有名な地震学者ナジ・ギョリュル氏は、8月16日、X に書き込んでいます。


スメラ修道院の正教のミサの日にち が変更される

「処女マリアの昇天」を記念する正教のミサは、毎年、8月15日に、スメラ修道院で行われてきましたが、この日はトラブゾンド征服の日と合致することが判明したため、ミサは今年から8月23日に行われることになりました。

 Hurriyet

トラブゾンのマチカ地区のアルトゥンデレ渓谷に位置する歴史的なスメラ修道院で行われるミサは、ギリシア正教のバルトロメウ総主教が主宰し、今年で11回目になります。

ところが、1461年、オスマン・スルタン・メフメト2世が、トレビゾンド帝国のトラブゾンを征服した日が、8月15日であることが、最近、判明したため、歴史論争の結果、正教のミサは23日に延期されることになりました。

トラブゾン征服の日は、昔から10月26日とされてきましたが、歴史家たちの綿密な研究によって、最近、8月15日に変えられました。トレビゾンドはビザンティン帝国の後継国です。わが国の伝統の記念日に、外国の行事が行われることに反対する声が、諸政党の中からも上がり、ミサの日を延期することが決定しました。

このミサはスメラ修道院の修復もあって、88年間中止されていましたが、2010年に復活し、正教徒たちによって行われてきました。


   「ときどきダイアリー」へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコは53年ぶりの猛暑を記録した

2024年08月16日 | 国内
8月17日 トルコの環境・都市化・気象変化相の報告によると、トルコは7月、53年ぶりの暑さを体験しました。

 Hurriyet

ムラト・クルム環境相はX の投稿で、南東部シュルナク県のジズレ地区で、最高の気温が45.9度に達し、最低気温は東エルズルム県で5.2度だったと発表しました。

8月19日月曜、気温はさらに上昇すると予測されるため、市民 ー とくに持病のある人、高齢者、子供 ー は、午前11時から午後4時までは外出しないように勧告が出されました。

環境相は熱中症の危険について警告し、住民は熱波に対して必要な注意を行うよう勧告しました。当局は極度に暑い時は安全な家の中にいることが重要だと強調しています。


各所で山火事が拡大。トルコは3日間の警戒態勢

あちこちで山火事が発生し、トルコは警戒態勢が発令されています。イブラヒム・ユマクル農林相は、歴史あるガリポリ半島の山火事は鎮圧されたが、マニサの火事は3日間も続いていると発表しました。

 Hurriyet

西部マニサ県ギョルデス地区の火事は、8月14日以来、拡大しています。炎は部分的に抑制されましたが、猛暑と低湿度と、時速70キロを超える風のため、燃えつづけています。

「火事はまだ100%鎮火されていません。まだ、懸念される場所があります」と、ユマルク農林相は言っています。消防活動はつづいています。多くの家が焼失し、いくつかの村の住民たちは、安全な場所に避難しました。

道路わきの継電器の火花から発生した西部チャナッカレ県の火事は、約700ヘクタールにひろがり、重要な史跡を脅かしました。「われわれの努力が実を結び、チャナッカレ県エジェアバト地区の火は制圧されたことを発表します」とユマクル農林相は言いました。

文化観光省も、チャナッカレ ー とくに第一次大戦の史跡の保護に、積極的に関与しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トルコはロシアとの捕虜交換ですばらしい仕事をしてくれた」駐土・米大使

2024年08月15日 | 国際
8月16日 ジェフ・フレーク駐トルコ・アメリカ大使が、ロシアとアメリカの捕虜交換で、トルコの情報機関MITがすばらしい役割を果たしたことに対し、アメリカ政府からの賞賛と謝意を伝えました。

 Hurriyet
まもなくトルコを去るジョー・フレーク駐トルコ・アメリカ大使


「他のどんな国もトルコのような役割を果たせないでしょう。われわれはこの件について、非常に感謝しています」と、フレーク大使は昨日、アンカラで記者団に語りました。

アリゾナ選出の下院議員だったフレーク大使は、3年間のトルコ大使の任務を終え、いま帰国準備中で、昨日は記者団が大使との別れのために集まっていました。

トルコのMITがアメリカとロシア間の包括的な捕虜交換を促進したことは、フレーク大使が任期を終える前の大きな出来事のひとつになりました。この交換は冷戦時代以来最大の、米露間の捕虜交換と見られています。

数週間前の大規模捕虜交換におけるトルコの役割に対し、アメリカは最大の感謝の言葉を送りました。バイデン大統領はエルドアン大統領に電話し、直接、感謝の言葉を伝えました。

この交換には、きわめて複雑な手続きが必要とされ、7か国が関与し、7機の航空機がアンカラに到来しました。トルコは極めて協力的だったとフレーク大使は言っています。

「非常に複雑な交換でしたが、トルコは非常に実務的な官僚制と情報機関を持っています。トルコのMITはこの交換ですばらしい仕事をしてくれました。他の国がトルコのような役割が果たせるとは思えません。われわれは深く感謝しています」


トルコ当局はアッバス大統領の国会でのスピーチを賞賛

トルコ当局は、木曜、パレスチナのマフムード・アッバス大統領の国会でのスピーチを賞賛し、自由を達成するまで支援をつづけると誓いました。

 Hurriyet
中央の白髪&眼鏡がパレスチナのアッバス議長


ハカン・フィダン外相はパレスチナの兄弟たちとトルコの団結を強調すると、X に記しました。「パレスチナ人たちが自国の屋根の下、彼らの土地で、自由に暮らせる日は必ず来ます」

ファフレッティン・アルトゥン報道官も、アッバス大統領のスピーチを「歴史的」だと賞賛し、「パレスチナの真の自由が達成されるまで、われわれの闘争はつづきます」と主張しました。

また、大統領夫人エミネ・エルドアンさんも、X で、パレスチナへのトルコの揺るぎない支持を語りました。「トルコとして、私たちは、自分たちの利益のために罪のない子供たちの命を奪う人々に対するパレスチナの声でありつづけます。私たちはパレスチナの勝利は、抑圧に屈しない人々と、正義とともにある人々の勝利であることを知っています」

アッバス大統領は、2日間のトルコ訪問中、パレスチナ問題を中心としたセッションでスピーチを行い、スタンディング・オベーションを受けました。アッバス大統領は、2023年10月7日のハマスの攻撃以来、過激化しているガザの軍事攻撃を背景に語りました。

即時事停戦を要請する国連安保理の決議は功を奏さず、地元保健当局によると、イスラエルの爆撃によって40,000人が死亡し、その多くは女性と子供たちです。負傷者は92,400人に達しています。


   「ときどきダイアリー」ヘ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イズミルがガザ戦争にかんがみ、テルアビブとの姉妹都市をキャンセルした

2024年08月13日 | 国際
8月14日 イズミルの市議会は、テルアビブとの姉妹都市協定のキャンセルに満場一致で賛成票を投じ、基本的理由として現行のガザの紛争を挙げました。

 Hurriyet

この決定には地元政治家たちも賛意を表明しました。現政権・公正発展党(AKP)のイズミル支部長ビラル・サイウル氏も、声明文で議会の決定を賞賛しました。

「われわれの自己認識はトルコであり、イズミルである。われわれの兄弟はパレスチナであり、ガザである」とサイウル氏は言い、イズミルのジェミル・トゥガイ市長と、キャンセルに投票した議員たちに謝意を表明しました。「テルアビブと姉妹都市というイズミルの恥辱は、いま終わりました」

「われわれはつねに、あらゆる分野での外交を重視してきましたが、大量虐殺犯と兄弟であることは拒否しました。殺人的シオニストも、それを支持する共犯者も、われわれの味方にはなり得ません」

この決定は、AKPのカズム・エルテン議員も「歴史的」と賞賛しました。エルテン氏はまた、信念、文化、民族性を尊重する都市のみが姉妹都市関係を持つべきだと主張しました。


「国会議員2人と市長15人がAKPに入党する」同党副議長

国会議員2人と市長15人が公正発展党(AKP)に入党すると、8月13日、同党のハムザ・ダー副議長が発表しました。

 Hurriyet

「わがAKPは、根幹から生まれる力によって、つねに強く、新しく、活気溢れる、若い党です」と、ダー氏は、記者会見で言い、党の23周年のプログラムについて語りました。

「AKPは850万の市民を包括することによって、AKPファミリーを成長させていきます」と彼は言い、15人の市長と、少なくとも2人の国会議員が入党すると明言しました。「AKPはつねに政治の中心にありました。今後もそうありつづけるでしょう」

「サービス・キャラバンを利用すれば、だれでもわれわれと対話できます。今後もさらに入党者が増えるでしょう」とダー氏は付言しました。

この発表は、8月14日のAKPの23周年記念会の前に行われました。記念会には党の建設に関わった高級官僚や閣僚、元閣僚らが集まるでしょう。AKPの議長エルドアン大統領も出席する予定です。

記念会のテーマは「AKP;希望と行動と未来」です。「誇示感」を避けるために、テーマはシンプルにしたそうです。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィダン外相がイスラエルに「挑発的な行動」を避けるよう要請

2024年08月13日 | 国際
8月13日 トルコのハカン・フィダン外相は、月曜、アメリカのブリンケン国務長官との電話会談で、紛争をエスカレートさせかねない「挑発的な行動」を避けるよう、イスラエルに勧告し、中東の緊張の高まりに対する懸念を表明しました。

 Hurriyet

フィダン外相はブリンケン国務長官との電話会談で、ガザの恒久停戦のために、イスラエルにプレッシャーをかける必要があると強調したと、トルコ外務省のオンジュ・ケチェリ報道官がX で言いました。

2人は電話会談で、イスラエルとハマス間の交渉プロセスと、中東の緊張の高まりについて話し合ったと、ケチェリ報道官は言いました。「ハマスの政治局長イスマイル・ハニヤ氏の暗殺と、現行のパレスチナ人の虐殺は、イスラエルに平和を樹立する意志のないことを示していると、フィダン外相は語った」と、ケチェリ報道官は付言しました。

フィダン外相はまた、ハマスは以前から停戦に積極的な姿勢を示してきたと言いました。


アテネに山火事が接近。トルコはギリシアに助力を申し出た

週末、山火事がアテネに近づいてきたため、トルコはギリシアに助力を申し出ました。

 Hurriyet

外交ソースによると、トルコは山火事鎮火に助力するため、消防隊と機器を送ることをギリシアに申し出ました。ギリ氏は山火事の状況を見て、トルコに応えるだろうと、ソースは言っています。

必死の努力にもかかわらず、月曜、大規模な山火事がアテネに近づいてきたため、歴史的なマラトンの町を初めアテネ周辺に住む人々は家から逃げ出したと、当局は言っています。

北東部アテネのハランドリの町長は、テレビで、炎が近づいてきたため、周辺の人々に避難を命じたと語りました。当局は、マラトンを含む8つの村につづいて、日曜、少なくともアテネの北の5つの自治体と2つの病院に避難命令を出しました。

マラトンのステルギオス・ツィルカス町長は、町は「聖書の惨事」に直面していると言いました。マラトンはオリンピックの中心的競技である長距離走の名になっています。

長さ30キロ、場所によって高さは25メートル余の炎の壁が、アテネに向かって移動していると、ERT公共放送が報じました。アテネの中心に噴煙の匂いが漂い、厚い灰色の雲が、ペンテリコン山として知られるペンテリクス山を蔽っています。ペンテリコン山は首都アテネの上方に聳え立ち、アクロポリスその他の古代建築に使われた大理石の産出場として知られています。

呼吸器に異常をきたした8人が入院しました。当局は避難場所として、北部アテネのオリンピック・スタジアムを公開しました。「民間防衛隊が夜を徹して懸命に炎と戦っていますが、努力にもかかわらず、火は急速にひろがっています」と消防隊の報道官ヴァトラコギアンニスさんは言いました。ペンテリの小児病院と軍の医療施設は夜明けに避難しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化観光省がカッパドキアを結婚式場にする計画

2024年08月12日 | 観光
8月12日 トルコ文化観光相は、気球や「妖精の煙突」で知られるカッパドキアを、結婚式や新婚旅行の場に変えることを計画し、世界中の人々を惹きつけるプランを練っています。

 Hurriyet

トルコの公式の旅行ガイド「Go Turkey」はそのウエブサイトで、カッパドキアを特別の場所として扱っていますが、カッパドキアのホテルはいま、結婚式場を増設中です。

文化観光省はカッパドキアの大きな可能性を考慮し、新婚旅行や、ユニークな場所で婚約したい人々のための人気の目的地にしたいと考えています。

カッパドキアはすでにトルコの主要な観光地のひとつですが、観光省はこの地域にはもっと可能性があると考えています。観光省によると、昨年、カッパドキアを訪れたツーリストは、ほぼ500万人に達しました。

2024年の1月から7月には、600,000の人々が、ネヴシェヒル=ギョレメや考古学的遺跡をを訪れ、もうひとつの遺跡パシャバーラルには、この時期、530,000人が訪れています。ギョレメとパシャバーラルは、この時期、トルコで4番目と5番目に来訪者の多かった場所になりました。

観光省の役員は、カッパドキアを大きな結婚式場としてプロモートする仕事を進めていると言いました。ホテルは結婚式の場を設置するために調整しています。観光省は、カッパドキアで結婚式を挙げてハネムーンを過ごしたい人々は大勢いるだろうと楽観視しています。


トルコ主催の会談で大規模な捕虜交換の道が開けた

安全保障情報源によると、イスタンブルとアンカラで開かれた2度の重要な会談で、アメリカ、ロシア、その他諸国間の大規模な捕虜交換の土台が築かれました。

 Hurriyet

全関係国の代表を交えた前回の会談によって、アンカラのエセンボア空港で、26人の捕虜交換が行われたと、情報源はトルコのメディアに語りました。

8月1日のMIT(トルコ情報局)による討議も、円滑に行われました。この交換にはロシア、ドイツ、ポーランド、スロベニア、ノルウエイの7機の航空機が関与しました。

この交換の15日前、MITのイブラヒム・カルン長官とアメリカのジェーク・サリバン国家安全保障大統領補佐官が電話で話し合いました。アメリカとロシアが交換の場としてトルコを選んだのは、MITの規律ある作業スタイルのためだと、情報源は付言しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする