雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

母の診察、入院、父はクレーマーでへとへとに その1

2022-07-09 10:45:08 | 日記

さて、母ですが、昨日の午後には集中治療室から出られたようです(父から電話あり)とにかく今は付き添いや面会ができないので、もどかしい部分もありますが、まぁ順調にいっているようなので一安心。

では、経緯を順を追って。
父と一緒に母を脳神経外科がある病院に連れて行くため、私は前日の夜に実家へ。母はやっぱり歩くのもゆっくり、座ったり立ち上がったりするのも大変そう。でも、トイレは一人でできているみたいだし、そこまで深刻な感じはしないと思ってはいたけれど…。そして、明日のご飯を炊飯器にセットしたか何度も見に行くのは、もはやルーティーン。

そして、翌朝。ズボンを立ったまま着替えようとしているので、座った方がいいよと椅子に座らせるもいつの間にか床に座って、しかも片方に両足を突っ込もうとしている(これが噂に聞いていたやつか。ほんとにやっちゃうんだなー)とりあえず足を入れ直して、椅子に座らせようとしていたら父が手伝ってくれる。突然介護っぽくなってきた状況に若干深刻さが増すが、なぜかピンと来ない私。なんでだろう。原因がわかったからかな。手術をすれば、少しはよくなるかも…という望みが出て来たからだろうか。(楽観視はできないけれど)

それから、母はいつものうように洗濯機もまわしている。私が2階で化粧をしていると、父が洗濯物は2階に運んでいるようで、母に来いと言っている声が聞こえる。お前が干さんのかい!と思いつつ、運んでくれるだけでもいいのかなと。その後、私が下に降りようとすると、母はまた階段を座った状態でずりずり降りている。「ゆっくりでいいよ」と声かけしながら。

そして、父の運転で病院に9時前に到着。入口の前で降ろしてくれたのはいいが、母が降りてドアを閉めると同時に発車。(おいおい危ないだろがーー。こういうところなんだよ!)まずは受付。その後看護師さんの問診。その時にアルツハイマーだということも伝え、看護師さんが母にいろいろ質問するが、ここがどこか?とか今日は何日?とかはもう答えられない。(年齢は奇跡的にピンポン!普段私に何度も聞いてくるし、うっすら覚えてるんかな)
そして、両腕を前に水平に上げて目をつぶって10秒そのままでと言われ(こういうの見たことあるわ)、やってみた所、左腕が下がることはなく(上半身には症状は出てない模様)、やはり左足か。

そして、CT。前に紹介された病院でMRIも撮ったらしいが、母が途中でトイレに行きたいと言ったので、画像も予定の3分の1くらいしか撮れなったらしい。ということで、待っている間にトイレに連れて行く。がしかし、やっぱり歩くのが遅いー。ズボンをちゃんと上げられなかったりするので、手伝う。

その後、11時半頃に診察。やはり「硬膜下血腫」だと。薬で治療する方法もあるが、脳の周りにぐるっと血液がたまっているので手術した方がいいでしょうと。しかも、今日入院で明日手術できますよとのこと。(えっそんなにすぐ?ありがたいことだけど)早速お願いする。でも、入院のためにいくつか検査が必要だということ。まだまだ長くなりそうだー。

まずはコロナの抗原検査。私が付き添い、唾を出すために私が「梅干しー」とか言うと、うっすら笑う母。しかし、母の好きな食べ物何だろう?意外と知らないんだよな。その後、看護師さんに「車いすを持ってきましょうか」と言われ、歩けるしまいっかーと思ったが、「けっこう移動しますよ」と言われ、お願いすることに。

確かに、この後も血液検査や尿検査、心電図にレントゲンと行ったり来たり。これは実際助かった。母を歩かせていたら、もっともっと時間がかかっていただろう。でも、車いすなんて押すのは初めてで、とまどうこともあったけれど、何とか。(しかし、翌日腕の付け根が筋肉痛)
一通り検査が終わったら、入院の申し込みをしに。

そして、13時半頃にまた診察室へ。手術が実際どんな感じで行われるのかの説明も聞いたが、母は聞いていないのか自分のことだと思っていないのか、無反応。私のようなド素人からしたらとんでもない手術に思えるし、もし自分が…と思うと怖くてしょうがないけれど(注射針を刺すのも見れない私)、母はこういう状態なので恐怖心とか感じず、結果よかったのかもしれないと。不安感はあるだろうけど。

・手術当日も付き添いはできないので、電話で連絡。
・局所麻酔と聞いて、えっ意識あるの?とびびったが、鎮静剤で眠らせるとのこと。(そりゃそうだ)
・左右1カ所ずつ開けてチューブを入れる。
・手術は片方30分なので、1時間ほど。
・すぐには抜けないので、翌日まで集中治療室。
・高齢者は若者と違って脳に張りがないので、血を全部抜き切ることは難しいが、残っても問題はないとのこと。
・ただし、再発する可能性は10%。再発したら、また手術。
・手術で血を抜いたからといって、足がよくなるとは言い切れない。(でも、脳が圧迫から解放されるだけでもいいよな、きっと)
・術後は、勝手にチューブを抜いたりしないように身体拘束もあり得る(認知症なのでしょうがない)
・キズは1週間ほどで治るので退院できるが、その後リハビリが必要。ここではリハビリできないので、転院になるだろうと。

その内、とっとと話を終わらせて先へ進みたい父が「お昼ごはんがまだだ」とか言い出す。私もつい「荷物を取りに帰りたい」と言ったが、「それはまた看護師が」と先生(そりゃそうだ)せっかちの父は渡された書類にすぐにサインしようとしたり、「それはまた後で」と言われ、父がだんだんイライラして来ていて、嫌な予感。

続く。


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