「逆鱗(げきりん)に触れる」
「逆鱗に触れる」とは、よく聴く言葉である。自分の知識としては「人が一番触れて欲しくないことに触れて、激怒させてしまう」程度の理解であった。
先日、たまたまこの「逆鱗に触れる」という言葉の由来を目にして、なるほどー!と感激してしまった。
その「逆鱗」の由来とは・・・
今年は辰年であるが、伝説上の神獣である龍の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけある逆さに生えてくる鱗のことだそうだ。
龍は元来人に危害を与えることはないが、喉元の「逆鱗」に触れられると非常に嫌うため、これに触られた場合には激高し、触れたものを即殺するとされた。
このため「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となったとのこと。
帝王(主君)の激怒を呼ぶような行為を指して「逆鱗に触れる」と比喩表現されたものだそうだ。
この故事をもとに、目上の人の激怒を買う行為を指すようになったとのこと。
***勉強になった記事でした***