災害予防調査会(プラネット通信ブログ)自治州と環境と防災と新エネルギー

防災環境研究30年。危険な高層ビルや地下開発が進まないよう、防災環境基準作りと対策を州で行うよう訴えるブログを開設した。

今回だけ気象庁の津波予報が当たったことを津波予報の有効性の検証に生かせ!

2011-03-09 14:54:50 | 津波
 前ページに書いたように今回だけは即津波が発生した。時間と高さは違っていても津波予報が当たったことは事実です。ではどうして今までは当たらなかったのに今回はあたったのか?この回答は今までの地震と今回はどこが違うのか?の多面的検証さえすればいい。
 地震波の周期はどうか?震源地は?陸か海中か?深さは?津波が押し寄せた湾岸の地形は?地震発生から到達までの時間は?気象庁はどうし今回だけオオカミ少年ではなかった理由をぜひ検証して公表してほしい。そして違いが生じた要因を分析すると、津波の原因は本当にプレートテクトニクスで説明できるのかの見解もぜひ公表してほしい。

本日12時45分に宮城県で地震発生。もし震源地が海中なら今度は津波の可能性があるかもしれない

2011-03-09 11:55:51 | 津波
今さっき、宮城県北部の栗原市登米市で地震があった。テレビをつけると岩手・宮城に12時に50センチ、福島に12時20分、青森太平洋岸は12時30分に50センチ到着するという津波予想が出た。
 栗原市登米市は栗駒山と近いのか?今まで宮城の地震のたびに津波予報が出たが大騒ぎするほど潮位に変化がなかった。だから地震直後から、私はいつも私は気象庁の津波予報など「オオカミ少年」だといってきた。ところが今回は2003年や2005年と異なり、関東では非常にゆっくりとした結構大きな揺れを感じた。今までと同じように気象庁の津波注意報がおおかみ少年とは限らない。
 万が一海中から地下から水が噴出して地震が発生したなら、津波の可能性があるとおもう。私は、テレビで土木研究所などが実験しているような「津波はプレートが跳ね上がることで起きる」のではなく、地下の水が引力によって噴出して起きるという仮説を持っている。火山噴火も、過去の噴火で流出した後ある程度たまった流体であるマグマが、ある時期地球と宇宙の引力バランスが変わって、地上に引っ張られて起きると考えている。エンゲルス的に言えばマグマや地下水やもっと別の流体(仮説あり)の「量の質への転化」で起きると思う。 なお東北大が作った「地震到達時間や津波高さの予想計算」は当たったことはないから、津波到達時間が来たからと言って安心しないほうがいい おひるのNHKニュースで「12時の予想ははずれて潮位の変化がない」と報じている。現在のところ安全のようだが、振れの性質が今までと違うのでとりあえず気を付けたほうがいいと思う。今大船渡で引き波が起きたと今テレビがやっている。まだ津波の可能性があるので注意したほうがいい。大船渡で今60センチの津波が観測されたという。釜石では数センチの引き波が観測されたという。やはり津波と非常に長周期の揺れとは因果関係があるとおもう。