花桃の木の剪定

2022年05月07日 | 日記
 「ほとけの里」に花桃の木の苗木を植えてほぼ9年になります。
 平成26年の3月に友和小学校の6年生が卒業する記念に、ドコモの助成金をいただき、卒業記念植樹を植えました。
あれから約10年、多くの枯れ木や過って切断したものが約半数になりますが、今では元気に生き残った木には毎年早春にきれいな花を咲かせるようになりました。
 この地は冬には大変寒冷な地ですが、けなげにも耐えてきました。
 木が大きくなるにつれて、樹形が細長くひょろっとした形になってくるのが気になっていました。
 苗木を世話してくれた津田の曽根園芸の大将に相談したところ、現地を見て必要な選定をしましょうということで、本日会員4名が参加して、選定の仕方について学びました。
 朝8:30に津田農協の前に集合して中道まで車で移動。
 現場を見て曽根さんは、早速このような樹形になった理由と、これをもっとこんもりした樹形にするための剪定の仕方を説明してくださいました。実際に作業をしながら、実地指導していただきました。


  曽根さんが説明しながら選定をしてゆきます。


  一番弟子、沖野さんが選定します。


   ほぼ半数ぐらいの木の剪定を終わり、園はすっきりしました。夏の成長が楽しみです。
   人間の散髪と同じで、素人目にも大変すっきりとなりました。

   学んだ要点
  ① 苗木を植えるときに幹の頂部を切断すること。これをしていないので上に上に伸びて、ひょろひょろになる。
  ② 花桃より台木の方が成長して、これには花が咲かない。切断すべき。接ぎ木苗だから台木の方がよく成長して、
    肝心の花桃の木の成長を邪魔している。
  ③ 上に伸びようとする枝葉は、根元から切除、長く伸びた枝は切り返す。

  これで園の花桃の木の半数が選定を終わり、すっきりしました。すっきりした感じは素人目にもよくわかります。
天気も良く、良い勉強になりました。今後は残りを自力で選定しましょう。
 
 曽根さん、ありがとう。
                                ぼんぼん記