写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

空想と現実

2013-02-19 | エッセイ

お菓子の名前、白いと面白いは言葉と意味合いは違いますが、

パッケージは間違いやすいと以前から思っていました。今日

一つの結論がでました。それにしても世の中はいろいろです。俳句ではめったに

盗作とはならない要素があります。それは

類想、類句としてかたづけられるからです。

かつての師はこう言いました。

「だれか先人の言った言葉をつぎはぎし、使っているだけで自分で発明した言葉など無いではないか」

その通りです。自分で発明した言葉が世の中に

認められ、使われるまでの途方もない年月は想像できません。

 

 

チングルマに花吹雪、こんなことあるかしら・・・

 


昨日今日明日

2013-02-05 | エッセイ

旧友と会話の内容が変わってきてお互い笑いあった。

最近は年金の話や健康について、よく話している。

同年代にもかかわらず、少しずつ年金額が違っている。国も一人ひとり

計算をしている。大変なものだ。

いよいよ、根の国へ旅立ちの話になるのかもしれないが

最近めっきり体力の低下の目立つ私が一番乗りだろう。

これはとても幸せなことで、母のように長命だと友人が先にいって寂しくなる。

母の他界を踏まえ家族が勉強した。娘は「色々整理しておくように」と、真剣にいう

私が母のもの整理に四苦八苦していたのを知っているからだ。

考えて、残さなければならないものは無い幸せな未来だ。

 

ネコヤナギを油絵調の加工をしてみた。

食欲全開で食はたのしいもの。


雪女

2013-01-20 | エッセイ

    「水子供養として祭られている天峰山の地蔵群に冬が来るころ紫の薄衣を身にまとい、雪が降ると突然、雪女に変身してしまうことを発見した」 

 

高橋喜平著の「俳句の雪女」のあとがきに記されている。

喜平が雪女に興味を持ち、雪の山野に雪女を探し求めて出歩き10年(1996)。

 

1910年誕生、享年2006年95歳  雪崩研究家 エッセイストその他の肩書は諸々。

そのことは私にとって興味の外のことであり著書の「俳句と雪女」に大きな関心を持った。

「俳句と雪女」の写真も彼の作品であるが、地蔵の姿が雪女と見まがうようで衝撃を受けた。

女流俳人に作句を以来、それらの観賞を主としている著書で、喜平自身は俳人ではないと言っている。

 

○ シャンソンに溜息もらす雪女      宮崎とき女

(シャンソンに感動したのは作者である。新しい雪女)

 

○ 雪の夜や花火のごとき雪女      池村 山女

(雪女を花火に見立てたところが分裂病的な発想)

 

○ 雪女旅人雪に埋もれけり      正岡 子規

  ○ 瀬に下りて目玉を洗う雪女郎     秋元不死男

○ 笹餅やいとけなかりし雪女郎     森 澄雄

私の稚拙な文をもって表せないが非常に面白く惹かれた。

(俳句の雪女参考)

 

 

 

 


聖夜

2012-12-23 | エッセイ

クリスマスは子供にとって楽しい行事です。

私は想像のなかに聖夜をたのしんでいます。

ホテルのクリスマスランチが今年の〆の食事会でした。ふと見上げて、まちなかのイルミネーション

そっくりの雰囲気にドッキとして 一枚

なぜか似た雰囲気↑↓の2枚

 

月の砂漠は聖夜だった。この想像気に入りましたが・・・

 


パソコンライフ

2012-12-04 | エッセイ

     思い出話  I・T サロン
              
 十年前のある日、街中にあるI・Tサロン。ありきたりの自己紹介が済み、パソコンの前の椅子に着く。
「OSは何?」と聞かれて「OSって何ですか・・」から始まった。

   

サロンを訪問の何年か前のこと、

娘が制作したパソコンを人並みに使えるようになりたい。

淡い願望を持っていた。

「毎日メールしてね」と娘。それがパソコンに慣れる勉強と思い、

毎日メールをした。そのうち「毎日は無理」と言ってきた。彼女は学生だ。

彼女なりの生活があって当然と、思いながら毎日メール云々と言ったのは誰だっけ・・
 パソコンでどんなことができるか、何をしたいか、判らずに月日が過ぎた。


 インターネットがときどき繋がらない。

ストレスがたまり、きっとモデムが不良品なのだと思い、NTTにサポートの電話をした。

「機種はどこのですか」の質問に一瞬たじろぐ。

 娘が組み立てたと伝えても、何回となく同じ質問をしてくる。

自分で組み立てたパソコンを使用している人を知らないのだ。
 結果、個人で組み立てたパソコンには答えられないと言う。

いっそう市販のものを買って揃えようか。迷いに迷う。

母親のために組み立てて贈られたパソコンを捨てるのかと。
 そんなことがあって、ITサロンで学ぶため入会した。

すぐ考えが甘かったことに気づく。

ソフト・ウェアが違う。自分のパソコンで出来るように考えをめぐらす日々。

パソコンと格闘が始まった。

                 

 今、サロンの講師の皆さまのお力ぞえで

パソコンライフが楽しく思えるようになりました。

まだ、学ぶことは山程あると存じながら、感謝申し上げます。


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過去・現在・未来の写真と物語