写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

親しい叔母

2012-10-25 | つぶやき

寒くて晴天。晩秋特有の空の下、土手にでた。返り来て

叔父からの葉書は伯母が6月に他界したという欠礼の書だった。淋しさは

今日の草木を見て季節の終わりを実感したことと

重なりいっそう募るばかりだ。

タンポポの終の綿毛に水霜が残る。

 

花らしい花がなく、野菊が目にとまる。

 

スズランは来年の準備をした。

母よりも叔母と親しや唐辛子    皓子

綿虫の見る日見ない日雪近し   皓子


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過去・現在・未来の写真と物語