暦があと一枚。一年が早くて無為に過ごしてしているうちに。
今年のアジサイは特別な色合いだった。気候が山の木の実を減らしているらしい。
角田光代さんのエッセイを読んで「なるほど!」と分かるような気がしてきた。
人にはそれぞれピークがあるという。
角田光代さんのピークは料理が好きで自分自身を誉めていた。
しかし、だんだん作ってもらうことが苦にならなく
そのほうが良いと思うようになる。
それが角田光代のピークが過ぎたことと言う。
妙な説得力である。私がまさしく渦中の人でいる。
そうか!!ピークが過ぎたことの自覚が足りなかった。
何年か前、山登りでようやく降りてゴンドラの最終にまにあった。
胸をなで下したが、実際私のピークはその時より前だった。
ピークが過ぎても生きなけれがならない。これからが正念場だろう・・・