ぼたん苑
2018-03-07 | 写真
上野東照宮の牡丹園は季節ごとの、催しらしくいつでも見学できるわけではない
偶然の出会いに感謝しました
牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、
このうち冬咲きのものが寒牡丹と呼ばれています。
寒牡丹の花は自然環境に大きく左右され、
着花率が低く、二割以下といわれています。
そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として
抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが冬牡丹です。
春夏に寒冷地で開花を抑制、秋に温度調整し冬に備えるという作業に丸二年を費やし、
厳寒に楚々とした可憐な花をつけます。