写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

露草

2018-08-22 | 我が庭

露草の庭は雑草と言われる花々が咲く中に、なを目立たなく咲く花だ。

古名は”つきくさ”

朝咲き夕は消ぬるつき草の消ぬべき恋も我はするかも (万葉集) のようにはかなさの

の比喩とされやすい

このに花はすぐ消えやすいことから染色の下絵のとき使われた。

娘がおさないとき色水をつくり遊んでいた。

いつの時代も恋歌の素材になる魔力も持つ、可憐さがある。

一日でかれてしまう、永続しがたい美のゆえだ。

 

 

色水を作り染色してみたいとも思いたつがやはり・・・大儀だ!老いすぎた?

我が家の垣根のあたりに生えていたツユクサだったが今はない。

草取り‘おじさん‘がなんでもかんでもきれいに刈った。かなしい

ちかくの家の物置の影に咲いていたと教えられ撮りに行ってきた。

 


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