写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

句友

2012-01-09 | 日記

彼女には2年以上会っていない。母のことなどいろいろあって

気がまわらず、手紙を出せなっかた。

のちに人づてに、ご子息の重病で上京されたと、聞いて

驚いた。その前年

最愛のご主人を亡くした。その悲しみは

いかばかりかと、胸に重くのしかかり何も言えなくて、ようやく取り留めのない

便りを送り、元気な様子の返事を頂いたばかり。

凛とした彼女の萎れた様子を眼にしたくない

私の我儘がそうさせたと考えている。

お正月の生花は彼女の好きな色

かつて、携帯時計を贈った。そのカバーがこの色だった。

「齢になると地味な色ばかり贈られるの。嬉しい色ね」

そう言って喜んでいただいた。

きものを素敵に着こなし、知的な居ずまいの大先輩の句友

作句を期待しています。



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