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川内、鹿児島の旅2

2023年01月12日 | 旅行

1/9 10時に予約して大島紬の織元を見学、機織り体験をしました。

新幹線鹿児島中央駅から徒歩15分くらい。歩いて行きました。

向こうがショップ、手前の民家の中が織り工房になっています。

奄美大島から移築した高床式倉庫。

街中なので藁ぶきからトタンの屋根になっています。

工房は三つくらいの畳の部屋を繋げ、織機は4つくらいあり、当日は二人の年配女性が作業していました。糸や道具が雑然と積み重ねてあり、いい雰囲気でした。

大島紬は少しの柄のずれも許されないので、修正しながら手でゆっくり織っていくのが結局は早道。そう思いました。一度布を織って染め、それを糸に戻して再び織る。ものすごい手間ですが、あの稠密な柄はその手間のたまもの。

廃れてほしくない技術です。


駅まで戻り、続いてバスで仙厳園・尚古集成館へ行きます。

17世紀にできた島津家の別邸、幕末の近代産業の遺構などがあります。

着きました。桜島と目の前は日豊本線。

邸内から桜島がよく見えます。

邸内に反射炉跡があります。

西洋式の製鉄方法を取り入れ、大砲を造っていたそうです。

正式の門はこちら。島津家の家紋あり。

暖かい。ツツジがもう咲いています。ハヤトミツバツツジという名前とのこと。

ショップには伝統工芸品の薩摩切子、薩摩焼を展示販売しています。

店内、撮影可です。

鹿児島の伝統工芸品です。

薩摩焼。

眠る猫とネズミ。

被せガラスのぼかしが特徴。

ひな人形。

器と桜島。

器と桜島。

グラスと桜島。

見晴らしよし。鹿児島的おおらかさ。

大名庭園屈指のスケールだそうで、中国、琉球の影響も受けているとか。

島津家別邸。室内、調度の見学は別料金なのでパス。

こんなところで節約して、もう来ることもないのに、でも節約してしまう悲しき性。

邸内で、大河ドラマのロケもあったようです。

この石段も。

余計なものが写り込まないので、いい場所と思いました。

それにしてもいいお天気です。冬服で暑いです。


食事処で昼ご飯にします。

通用門付近は古い蔵が並んでいます。

私が島津家の名前を知ったのは、昭和天皇の末娘になる人が島津家に嫁いだ小学生のころ。始祖は鎌倉時代初めにまで遡り、頼朝ご落胤説は今は否定されているそうですが、いずれにせよ旧家。

豚肉を甘辛いたれでいただきます。おいしかった。鹿児島の店の接客はどこも丁寧で、人も親切で気持ちよく旅行できました。

1/10の模型。幕末、実物を見ることなく、オランダの本を参考に造り上げたそうです。

尚古集成館。日本最初の洋式工場。1865年竣工。

説明版。

駅まで戻ります。

ずっと桜島が見えています。旅は桜島と共に。


続いて鹿児島市維新ふるさと館へ行きますが、長くなるので今回はここまで。

見ていただいてありがとうございました。


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