プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

リウマチってヤツぁ~

2010年08月22日 09時47分22秒 | リウマチスローライフ
先日、3回目の治験があった。

体重、体温、血圧などを計り
点滴前に大量の血を抜かれ
貧血気味なのに…と、勿体なく思うMであった…

今回はなぜか手首に近い血管からの点滴で、
痛くてヤダよぉ~~…と思っていたら
案外なんともないもので……

2時間の点滴の後、いつものように皮下注射。
途中30分経過をみるため廊下で待機。

その間に、リウマチ治験友達になった女性と合流し、
「あ~だよねぇ、こ~だよねぇ」という話をし、
お互い慰め合う。

話をきくと、彼女とMの薬の量が違う…
症状は一緒なのに、何が違うかといえば
Mはステロイドを受け入れたんだけど、
彼女は拒否したらしく、それで大変な思いをしてる

治験が始まってからは、薬を増やすことができないらしく
彼女はロキソニンしか与えられてない。
そりゃあ……Mより体が大変なはずだ…。

朝、昼、晩のロキソニンだけで痛みを抑えてる状態。
ひゃ~~…マジっすか。

イラストはちょっと大きいけど…
ピンク色の薬だけ。

Mはそのピンク色の薬と、朝だけ胃薬が入り、
朝と晩はプレドニゾロンを3ミリずつ飲んでるので
朝は計5個、昼は1個、夜は4個の玉薬を飲む。


しかし侮るなかれ…
そのロキソニンは重要だったりする。
忙しいと、お昼にロキソニンを飲み忘れることがある。
すると夕方になると体の自由が奪われる。


やけにギシギシして、少し痛みが増してきた…と思って気付く。
あ……飲み忘れた……と。

毎日のことなんだけど…なんで忘れるんだろ。
てか、なんで体も一緒に忘れてくれないんだろ。

リウマチになっちゃうと、薬がないと本当に動けなくなる…
…ったく、厄介なものになっちゃったもんだな…。

それでも、こうやって薬の効果であっても
普通に動けることは、ありがたいことなのよね
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スローライフ 夜編

2010年08月11日 17時33分33秒 | リウマチスローライフ
夕方あたりから、体がどんどん重たくなる。
夕食の支度をしなきゃならないのに、
台所に立ってボ~っとするM。

メニューは決まってるはずなんだけど、
体が重たくなって、床にめり込みそうな気分。
やっとのことで夕食の支度にとりかかる。

出来あがったものは居酒屋簡単メニュー…。
…というか、手の込んだものを作らなくなってる。
本当にダルくて、気持ちまで面倒になってる状態。
本来はもっとちがうメニューを考えていたのに
イザ台所に立つと、すっかりやる気が失せてしまって…

…すると…

M家最大のクレーマーが噛みつく。

「このおかずでご飯食べろって~の?」と。

逆にダーは、酒の肴ばかりが並ぶので喜ぶ。

ぷはぁ~~! ビールがうまい……の図

枝豆とおさしみ…

娘には「えだまめをおかずにご飯を食べなさい」
…とは言わないけど、まぁ似たようなものを出してる…かも。

で、Mは…といえば
もう9時になると眠たくなるので
よほど見たいテレビ番組がない限り、とっとと寝てしまう。

…人生、三分の一は寝ている時間というけど
Mのバヤイ
四分の三は寝てる気がする…

それにしても眠い…。

…という、Mのチョ~スローライフ。

今の生活は、もう9割くらい家族に甘えてるけど
少しずつなんとか以前の動きを取り戻したい…と
切に願ってるMであった……
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昼の番外編

2010年08月10日 12時00分06秒 | リウマチスローライフ

月曜日は娘のバイトが休み。
いつもなら習い事に行くはずが、昨日は休みだったらしい。

お昼頃に「何食べる~?」と、もっそり部屋から出てきたので
「たまに安いランチでも食べに行ってみる?」と、誘うと
「よし、それじゃカラオケでランチ!」ということで、
久々のカラオケへ。

受付しているときに気付いた…

薬を忘れたことに。

もうそれだけでパニックになりそう。
痛くなる~…とか
動けなくなるぅ~…みたいな。

しかし、娘はこう言い捨てた。
「諦めな。」

他人事だと思って、ポイっと言い捨てるヤツ。

で、部屋に案内され、さっそく最近覚えた歌なんぞを歌ってみる…

しかし…
もう、ずぅ~~っと大きな声で歌ってなかったので
思ったように声が出ない。

音痴だ…

歌っていて、だんだんイラついてくる。

何でぇ~~?? みたいな。

娘は…といえば
しょっちゅう、職場の仲間と帰りがけにカラオケに行っていて
歌い慣れしてるし…

ランチで頼んだドリアのスプーンをくわえてギリギリしてる図。

1時間半を過ぎたところで、自分で疲れてきたのがわかり
Mは帰りたくなってきた…
でも一応ランチコースは2時間なので、もったいなくて我慢。

それでも最後まで歌おうと努力するM。
そのうち、マイクがやたら重く感じてきた。
しかもこのマイク、コードレスじゃないし…

娘に負けじと歌おうとするM…の図。

カラオケは、ものすごぉ~~いリハビリになった。
…てか、
なぜか3時間も居た……。

もちろん、その後のMは疲労困憊。
夕食は娘が担当してくれたので、少し仮眠したんだけど
やっぱ、お昼の薬を抜いたのが祟ったのか
全く回復せず。

この日は久々に爆睡した…。


…という昼の番外編。

で…話はまだまだ終わらない
次は夜編に続く…のであった。



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スローライフ 昼編

2010年08月10日 10時50分00秒 | リウマチスローライフ
昼…Mはいつも何してたっけ??

一応、仕事のある日は1時頃までPCに向かってるけど
お昼ご飯を食べた後は、夕食の買い出し兼散歩タイム。

出かけるタイミングってものがあって、それまでボォ~っとしてる。
…いや…
傍目にはボォ~っとしてるように見えるかも。

でもそうじゃなく、体中の細胞に向けて
「さぁ、これから動くよ」と言い聞かせてる…のであった。

なんせ体調がいつどう変化するか、自分でも予測できないので
いきなり調子が悪くなって、誰かに迷惑をかけるのもいやだし…
とにかく体力が全くないので、すぐ疲れるってのが…厄介だ。

そして、出かけるときは軽快。
この時点でMはリウマチ患者だということを忘れるんだけど…

1キロ歩いたところに少し大きなスーパーがある。
スーパー目指してGO

アレコレ食材を買って、袋に詰めて帰るとき…
もうヘロヘロのヨレヨレ。
足がデロ~~ンと、溶けたカンジ。
気持ちは前向きなんだけど足がついてこない…

足が溶けてなかなか前に進まない……の図

家に着いたら食材を適切な場所に保存し、
あちこちの窓を全開にして
バタンキュ~…

このまま1時間ほど気を失う……

そして1時間後、おもむろに起き上がり
テレビの情報番組を入れて、ニュースを見る…

…というのが、だいたいの日課であった。

自分でこうやって振り返ってみると、
Mって1日、なぁ~~んにもしてない。
ほとんど休んでるカンジだけど……
本当にこんなんでいいんだろうか……

…と、考えると暗くなるので、いいことにしておこう……今は。
今だけは……。
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朝の番外編

2010年08月09日 12時04分49秒 | リウマチスローライフ
すっかり忘れてた…

Mがこんなに『のほほ~ん』としていられるのは
家族の貢献があってこその話。

朝のごみ集めは大変な仕事。

腰をかがめたり、膝を曲げることが難しいので
家じゅうのごみを集めるのが大変。
すると、ダーが「無理すな」と言って全部やってくれる。

てか、ここ数年ごみ出しはダーの仕事になってる。

それって、若いころのMには絶対考えられないことだった…
これから仕事に行く夫にごみを持たせるなんて! と
主婦に対して怒った…。

しかし年月は過ぎ去り、Mもすっかりおばちゃんになり、
考えも大きく変わっちまった。

「ついでジャン…」と……

ダーも、嫌がらなかったので、ごみ出しはダーの仕事になってた。
でも、ごみを集めるのはMがやっていて、
玄関に出ているものを持って行くだけだった。
もちろん、分別にも関与していなかったから
何曜日に何のごみかというのも、今までは知らずにいたはず。

最近は「今日は月曜だから生ごみだな」と言って
率先して集めてくれて、出るついでに出してきてくれる。

ありがたい…ありがたい……

↑Tシャツをジーンズの中にたくしこむダーの後ろ姿。


そして…
その数時間後…

11時からバイトの娘が、9時に起きてくる。
クーちゃんの散歩があるので、もっと早く起きなさいと言っても
絶対自分のペースをくずさない。
で、その自分のペースをくずさないのが体型に表れてる。

Mとダーは「デブ」と呼ぶ。
ま、Mも人のことは言えないけど…もうおばちゃんだからいいのさ。
若いんだから、もっとスッキリしててほしいなぁ…とMの願望。
恋でもすりゃ少しは変わるのに……

…てことで、

「もっと早くおきろ~」と朝から文句をいうM。
…けど、Mはまだ動けない時間帯なのがストレスだったりする。

娘は右から左に流し、そのまますぐシャワーに入ってしまう。

で、時間があれば朝ごはんの用意をはじめ、

Mの分も一緒に作ってくれるので、文句を言ったことが悔やまれる……

てか、Mは引越してから一度も朝ごはんを作ったことがない。
もちろん、お弁当なんて作れない。

これもまた3回目の治験のあとから
少しずつ頑張ってみようと思ってる。

も少し待っててちょ~だい…。

…という朝の番外編。
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スローライフ 朝編

2010年08月09日 10時58分09秒 | リウマチスローライフ
Mのリウマチスローライフというのには二つ意味がある。

今までは分刻みで忙しく仕事をしていたのが
今では時間単位でおおざっぱに動いてるってこと…と、
もうひとつは、どんなに早く動こうとしても
体が痛いので、動きがスローになるってこと…で、
スローライフになっちゃった。

ほとんど毎日以下の通り
…って、他人の生活に興味はないかもしれないけどぉ~…

朝、6時に目覚め、寝ぼけながらも30分かけて
こわばった手と足をほぐす体操をする

やっとのことで起き上がり、コーヒーの支度をする。

ダーは朝ごはんを食べない人で、コーヒーが朝ごはん…
で、Mもそれにお付き合いしてミルクコーヒーを飲む。

薬を飲まなきゃならないので、とりあえずバナナを食べ
朝の分の薬をコーヒーで流し込む…
Mがモタモタしているうちに、ダーが仕事に出かける。
そしてそれからしばらく固まって動けないM。

半分TVを見ながら、固まったままボォ~っとしてる。
しかも1時間も2時間もそのままってこともアリ。

でも、天気が良いと洗濯物を外に干したいので
とりあえず洗濯機を回すために動きだす。

もっと早くにポチっとしてれば、早くから外に干せるものを…
てか…健康な時にできていたことでも、
今は無理してまでしないことにした。
葛藤は今でもあるけど……

で、その後また固まる

だいたい、10時くらいから体が動くようになるので、
チャチャっとおおまかに掃除のまねをして…
洗濯物ができているので、外に干して…


一段落がついたらメールチェックをして、
仕事をしているふりをする。
で、ブログを更新する。
気分がのっていると、次の更新予約をしたりして
ひとしきり遊ぶ……。

差し迫った用事の無い時は、
だいたい午前中はこんな感じで終わってしまう。

時間がもったいない気がするけど
今は仕方がない…と諦めてる。

もう少ししたら…というか、3回目の治験が終わったあたりから
ボチボチと仕事を再開する予定なんだけど
予定は未定。

で、このブログは昼編に続くのであった…
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気のせい??

2010年08月08日 12時27分27秒 | リウマチスローライフ
先月、一回目の治験後から
やたら調子がいい。

たとえば…

あんなに大変だった牛乳パックが開けられる…。
きやぁ~、信じられないっ

Mちゃんすごいっ!
…って……

でも、この牛乳のパックは改善の余地ありですね。
指の力が弱くなったお年寄りも開けられないんだって~。
どうにかならないっすかね。

ここはMがひとつ…年間契約で相談役になってあげるから
パッケージ開発するべきよ。
メーカーさん、どお?

ほんでもって…
最近は仕事をしてないので、アルコールを飲んでもおいしくない…
で、ノンアルコールビールなんぞが食事のおとも。
これもまたサックリと開けられるようになった。

ひとりで開けられるなんて、こんなに嬉しいことはない。

二回目の注射の後、少し運動量を増やそうと思って
散歩なんかも強化してるんだけど…

最近変えたケータイは、歩数計が出るように設定できる。
今の歩数と歩いた距離、カロリーなんかも出るので
とても重宝。
昨日歩いた歩数も出る。

外に行くときは、携帯なので持って歩くと一石二鳥。
でも、今の体力では3千歩も歩くともうダメ…
この携帯に変えてから、一番歩いたので4800歩…
まだ1日に5千歩も歩いてない…情けない…

あ、でも家の中の歩数は入ってないから…。

で、散歩から帰るとバタンキュ~…
まだまだ以前の体力に戻るには時間がかかりそう。
ベッドになるソファの上で1時間ほど横になる。

こりゃ、9時~5時の仕事は無理だな…
…ってか、もうそんな仕事をする気はないけど。

さて…
今日もこれから夕食の買い物がてら、
のろのろと亀の歩みで、お散歩タイムでアリマス

それにしても…
調子が良いのは薬のせいなのか、
それとも、投薬しているから調子が良くなるという思いこみ?

…実は気のせいだったりして。



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治験第2回目

2010年08月05日 08時05分05秒 | リウマチスローライフ
昨日は治験の2回目。
注射のみ。

前回、コーディネーターさんから
「次はできれば早くいらしてくださいね」と
言われていたので、
そのつもりだったのに
前日、あまり寝られなくて朝から眠くて
お昼ごはんを食べた後、
知らないうちに気を失っていた…

1時までには家を出ようと思っていたのに
出ようと思ってる1時に気がついた…

そこからはもう慌てて走り出す勢い。
ここんとこ、すこぶる調子のいいMの体。
走れば走れそうだったけど
早歩きで頑張ったM

地下鉄に乗り、バスに乗り換え
なんとか病院に2時5分前に着いた。
……5分前というのが情けない…

そして受付。
診察券をキカイに入れると、戻ってくる。

「ありっ?」と思ってまた強引に入れる…
しかし、また戻ってくる。
なんじゃ、この急いでるときにぃ~…と、
もう一台のキカイに入れてみる。
…やっぱ戻る。
磁気がなくなってたようで、事務で手続きをしてる間にも
コーディネーターさんが待ってるだろうなぁ…と
落ち着かない。

2~3分の時間のロスをして
やっとリウマチ科へたどり着いた。
Mがゼイゼイ言いながらも、速足で歩いているのを
コーディネーターさんが見ていて
「Mさん、杖なしで歩いている! すごいっ!」と。

薬が効いているんですね?
嬉しいわぁ~~…と喜んでくれてた。

すぐセンセーの診察があり、
センセーもMの体の変化にビックリしてた。

「いやぁ~、いいですねぇ。イイ感じで効いてるね。」と
センセーもニコニコ。

コーディネーターさんが言うには
Mの診察前まで、センセーはちょっとご機嫌が悪かったらしい。
でも、Mの調子がいいのを見て機嫌が良くなった…とのこと。

Mもやっと少しずつだけど、普通のことができるのは嬉しい。

その後、血液検査のための採血をして、皮下注射をされ、
30分経過をみて帰宅…となった。

やっぱり注射をすると体が軽くなる。
気のせいでも嬉しい。
素直な体なのか、単純な体なのか…

2回目の治験後は空を飛んで帰ってる気分だった。

さてさて…
この体調がいいのは、2週間もつのだろうか。

…という
リウマチ宣言をされてから、昨日の治験2回目までの話を、
かなり端折ってマンガチックに綴ってみました。

またボチボチ更新していくので、よろしくデあります。

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待ちに待った治療

2010年08月04日 14時14分04秒 | リウマチスローライフ
それから2週間後、
やっと治験が受けられることになった日、
2時までに病院にいくはずが、時間を読み違えて
着いたのが2時半ちょっと前。

診察予約が2時~2時半なので
まぁ、間に合ったからよかったわ…なんて思っていると…


治験のコーディネーターが、
Mの来るのを今か今かと待ち構えていた。

その日は、よりによって携帯を忘れてしまい、
そうとは知らないコーディネーターさんは
何度もMの携帯に連絡をくれていたらしい…。

そっか…
コーディネーターの存在を忘れてた…

スケジュールが決められていて、
今日はあれをやってこれをやって…と
病院にいる間はケッコー忙しい。

テキパキと先導してくれるコーディネーターさん。

検査が終わると、センセーと久々に対面し、
Mの症状をしっかり見てくれた。

センセーの診察が終わって、やっと治療が…
この日は約2時間の点滴。

ベッドに寝ながらゆったり受ける点滴。
痴呆のおばあちゃんが叫んでいたので
ゆっくり寝ていられる環境じゃなかった…けど
爆睡してたMであった。

その後、皮下注射

今まで経験した病院での皮下注射は
ほとんど腕だったけど、これはお腹にするらしい。
あわててゴソゴソとお腹を出すM。

その後、経過を見て体調が変わらなければ帰宅。
その間、ずっとコーディネーターさんがついていて
暇になることはなかった。
…ということで、スンナリ終わった1回目の治験。

劇的変化はないけど、ジワジワっと効いてるようで
Mの体がだんだん元に戻りつつある予感が……。
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耐え抜いた日々…

2010年08月04日 08時04分04秒 | リウマチスローライフ
6月末に治験が始まるまで、
とにかくMは痛みに耐えて頑張った。

昼も夜も…

もうゲッソリするほど痛かったのに
鏡を見ると、とっても健康そうにみえるMがいる。

…チッ…
少しくらい病人に見えればいいのにぃ…。

しかし、6月末にできるはずだった治験、
前の薬の影響が出なくなるまで
まだ日数が足りなかったようで、
結局は7月末になってしまった。

また更にひと月、痛みに耐え、
やっと治験のコーディネーターさん登場。

どもども…お待ちしておりました…みたいな…。

その後、治験のための検査に突入。
心電図をとったり、レントゲンをとったり。
その頃はもう体中が痛くて
着替えるのがやっと…

腕を上げることが大変で、
しかも腕にも指にも力が入らないので
着替えは本当に時間がかかる。
検査があるって知っていたので、
脱着しやすい服を着て行ったんだけど
それでもモタモタしてしまった…。

そして最後に血液検査。

Mは今、思いっきり貧血になっている。
…それなのに…
検査のために、たくさんの血が抜き取られてしまい、
その日はヘロヘロになって病院を後にした。

そして2週間後には
待ちに待った治療が開始されることになったのであ~る。

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副作用

2010年08月03日 08時03分30秒 | リウマチスローライフ

このころ、Mの家は引越の真っ最中。
約2週間かけて少しずつ運んでいた。

引越初めの日、
家の横に、か細い桜の木があり、
桜がきれいに咲いてた。
……のに
引越完了時にはすっかり散っちゃってた…


Mは、引っ越し先で荷解き担当。
体はギシギシ…

疲れて早めに寝ようと思っても、
寝るためには、階段を上がらなければならない。
ギシギシの体に、階段はとてつもなく高く長く感じて
体は階段を拒否してた…

この長く辛い階段を上るのか…と、
2階に行くのをためらうM。
1階は荷物の山なので、2階に行くしかなくて
仕方なく泣きながら上るのであった……

夜中にふとんがずれて、直したいと思っても
腕や指が痛くて、なかなか直せない。

寝返りさえうてない。
リウマチの痛みをがまんしながらの荷解き作業。
かなり過酷な毎日だった……涙

そのうち、熱が出て寝込んでしまった。

Mは、てっきり引越の疲れが出たんだと思ってたんだけど
後から考えると、これは薬の副作用だった。

この頃から、金、土、日で体が異常にダルくなる。
そのうちの2日くらいは熱が出て動けない。
とにかくいつもの3倍くらいの重力を感じて
腕をあげるのも大変になる。

Mには心当たりがあった。
木曜日に飲む薬…
これを飲んだ翌日から体調が悪くなるってことは…
原因は………


多分、リウマトレックスのせいではないだろうか。
今までは週に1回、木曜日に、
朝、晩と1錠ずつだったのが
2錠ずつに増えてから、
体に異変を感じるようになったし…。
…と、Mは思っていた。

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処方箋

2010年08月02日 08時02分02秒 | リウマチスローライフ

あまりの痛さに耐えきれずに病院に行くと
センセーは「来ましたね、想定内ですねぇ…」と。

1週間前は、まだ少しは元気だったMだけど
そろそろ前の薬も切れて、大変になっているであろう…と。

そこで前回もらった薬の量を少し追加され…
プレドニゾロンを1日4ミリから6ミリへ。
…なんと…これはステロイド…。

たしかこれって…副作用がやっかいなんだよね…
などと思ってヒソカにがっかり。
もともと丸い顔、できれば小顔になりたいMなのに
ムーンフェイスはカンベンしてっ……

Mのビミョ~な顔を見てセンセーは
「このくらいなら習慣にならないから大丈夫」とのこと。
本格的に治療を始めて、薬が効き始めたら
このステロイドは序々に減らしていきましょう…と。

そのほかにはロキソニン1日3錠
リウマトレックスが木曜日だけ
こちらも4ミリから8ミリに増量。

そして本日の痛みはボルタレンサポで対処。
センセーってば
「座薬が一番即効性があるからいいんだよね。」なんておっさる…。

…ましゃか…
それって、看護師さんにやってもらうわけじゃないよね??
そう思いながら、どんなふうに薬が出てくるか
Mは最後まで恐怖におののいていた…


Mさぁ~ん…なんて呼ばれて
はい、お尻だして…なんて言われたらヤダなぁ…と。



結局は外来の薬局で他の薬とまとめて出たので、
Mは大いにホッとした…

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地獄の日々…到来

2010年08月01日 12時52分45秒 | リウマチスローライフ

あ…そうそう、今日から8月ですね

先月の後半ころから、
Mのブログはリウマチ日記一色になっちゃいましたが、
とりあえず、リウマチと診断されて『今に至る』までを
とっととアップしてしまいたくて、
1日に2回も3回も更新することにしたのデあります。

「暇か?」
…と聞かれれば、確かに暇。
現在、休業中。
まだ体が本調子でないので、急な仕事はお断りしてる状態
…てか、本調子になって「さぁ!仕事こいっ!」と構えても
「あぁ、Mさん、もういいわ…」って言われそうな…
コワいですぅ~

ま、その時はその時だ。
…てことで、続きを……





治験を始めるには条件があるらしく、
今まで使ってた薬の影響が出なくなる時期からということだった。

Mはエンブレルを使っていた頃、やけに皮膚が荒れるので
どうせ病院をかえるから…と4月末には使うのをやめていて
あと1本残っている注射はそのまま冷蔵庫に保管してある…

 ↑歪んでいるけど、いちおう冷蔵庫
冷蔵庫の上の段は薬専用になっちゃった…

新しい薬の投与は6月末が予定され、
治験に影響の出ない抗リウマチ薬と痛みどめを処方され
センセーは「痛くなったら我慢しないで連絡をね」…と
Mに念を押して、2週間後の診察予約票をくれた。

今まであまりにも普通に生活していたので、
まさかエンブレルがMの体をスムーズに動かしていたとは
みじんも考えていなかった…

そう、今まで使っていた薬の影響が出ないってことが
どんなに大変なことになるかなんて、
Mにはわかっていなかったのであった。


その後、
引越の荷物をまとめながら、だんだん言うことをきかなくなる体。
とにかくダルイ。そして痛い。
動けない…
痛みどめの薬は最初は効いていたのに、
動けなくなってからだと全く効かない。



その頃は、入ってたアパートがトラブル続きで、
頭の悪い管理会社とのやりとりや、
引越のための準備なんかが、かなりのストレスだったんだと思う。
Mの体はどんどん痛みの地獄へと引きずり込まれていった。


そして、2週間後の診察予約日まで待ち切れずに
早々と助けを求めて病院へ…

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新しい始まり

2010年08月01日 08時08分08秒 | リウマチスローライフ
今年の5月
Mは別な総合病院に入ってるリウマチ科を受診した。

先に経緯を電話で話をしていたのが良かったようで、
看護師さんにスンナリと受け入れられた。
なんといっても、同じリウマチ専門ではなく
整形外科に通ってたので良かったらしい。
同じようなリウマチ専門医だと、病院のハシゴは好ましくないようで…

で、名前を呼ばれたので
「おはようございます…」と言いながら診察室の中へ入るM。
センセーに「どうぞ」と椅子をすすめられたので
座りながら「よろしくお願いします…」と言おうとしたとたん

「侵略でアリマス!」と、BAGの中からケロロの声が…
ひゃぁ~~
慌てるMとは対照的にセンセーってば大ウケ…


おなかでBAGに圧をかけたらしく
押せば「侵略デアリマス!」というケロロを
ポチっと、してしまった……

あぁ…恥ずかしい。

そんなこんなで、和やかに始まった診察。

今まで使ってた薬や、これからの治療の話など
たっぷりと時間を使ってくれたので、
今までとは感触が全く違った。

今までの病院も同じような総合病院で、
予約時間があっても無いようなもの。
1時間待って、センセーの診察は長くて3分あったかどうか…


今度のセンセーはMに薬を選ばせてくれた…というか、
「なんだかトランプみたいだけど…」と言いながら
今、こんな治療薬があるんだけど、どれがいい? と
各製薬会社で出しているパンフレットを見せてくれた。


え~~~??
どれがいいと聞かれても……どれがいいの??

すると、センセーはそれぞれの説明をしてくれたので、

と、Mが指差した薬にセンセーが
「これをやるなら、6月から治験が始まるんだけど参加してみる?」と。

かいつまんで言えば
2週間ごと通院し、薬を体に入れてお小遣いがもらえる…というヤツ。

で、これは2年間薬代はタダ。
副作用が起きると、製薬会社もちで治療できる。
現在使ってる薬なので外れはない。

…ということで、
Mは考えた。

リウマチの薬は、どれを見ても必ず副作用がつきものみたいだし…
治験で副作用が出た時は自分の出費もないから
これはNOという理由がない…と。

「それじゃ、やりましょう!」

ということで
治験が始まるまでは痛みどめだけで対処するので、
痛みでどうしようもなくなった時は
我慢せずにすぐ連絡すること…と。

……そうさ…
世の中、そんなにいいことばかりぢゃないのよさ。

治験が始まるまでの間…
そこがめっちゃ地獄の始まりだった……のデあった。
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大きな決断

2010年07月31日 07時07分07秒 | リウマチスローライフ
その後、何度目かの診察の日
血液検査の結果を見ながらセンセーがおっさる。

「もう少しで薬をやめられるかもしれないよ」と。
センセーは「早めに治療すれば、リウマチは治る病気だから。」
と言ってMに希望をあたえてくれていた。

半年で薬がいらなくなった人もいる…とも言ってた。

なので、Mテキには2年間もこの高い薬の世話になるなんて
思ってもいなかった…
せいぜい1年も使えば治って、薬から解放されるとばかり……
要するに、このリウマチっていう病気は一過性のもので、
やり過ごしてしまえるものなんだ…と、すごく軽く考えてた。


そして、Mはこのあたりで何となく気づいてた。
右足の激痛や、あちこちのむくみなど、
今のままで薬をやめられるはずがない…って。

センセーは炎症反応の数値があと少し下がったら
間違いなく薬をやめられる…と言う。

Mは逆に不安だった…。

それを家族や友達に言うと
みんなは声をそろえて

「病院をかえたほうがいい」という。
それって、本当にリウマチなのか、ちゃんと調べてもらいなさい…と。


Mテキには嫌いなセンセーじゃなかったし、
ケッコー気が合ってたセンセーだったので、悩んでしまった…

でも、やっぱり自分の体のことだし、
このままだと、まだまだお金もかかるし、
ここは少し真剣にならなきゃダメかも…と
Mは重い決断をしたのデあった。

センセー…ごめんなさい、
Mは…
Mは…
リウマチの専門医に行ってみます………

でも、2年間付き合ってきたセンセーにはどうしても言えず、
内緒で受診することにした…。

……………いきなりシリアスっぽくなる…。


今年の5月に家を引越したのを機に、
病院もリウマチの専門医に引越したのであった。



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