ここんとこ、テレビをまともに見ていない。
そこで思ったデスよ。
ダラダラと余計な情報を浴びるよりも、
その日起こったことを、手短に知るほうが、
精神衛生上よろしいわ……と。
1週間のうち半分以上、実家に行っていて、
母の身の回りのアレコレをして、ホッと一息つくとき、
テレビを見たいと思うんだけど、母の家にはテレビが無い。
姉が持って行ったもので……。
とりあえず、リフォームが終わってから買いに行こうと思っている。
今のところ、母は毎日ラジオを聞いている。
今、テレビで話題になっているのって、
中学1年生が殺された事件とか、家具やさんのお家騒動とか?
朝、テレビをつけっ放しで出かける支度しながらチラ見するけど、
なんだか、しつこいね。
同情顔のリポーターが、
相変わらずのインタビューして、なんちゃらかんちゃらやってる。
でも、それって今後の裁判の邪魔にならないのかな。
未成年の事件って、裁判員裁判は関係ないのか??
その辺さえわかんないや。
国で決まっていることでも、知らない事が多いのに、
どうでもいいことを知ろうとするってのも……、なんだかなぁ……だ。
誰かが殺されたことがどうでもいいとは思わないけど、
その背景を探るのは国民の仕事じゃないし。
薄っぺらい同情なんか、必要ないし。
ただ、あの事件に関して言わせてもらえば、
子ども達が夜遅くまで外出できることや、
夜更かしをすることを許す親に対して、Mは疑問だらけ。
「みんなやってる」のひと言で、自分までみんなと同じになって、
それが当たり前になっていく。
だけど、それがおかしなことだと注意しない親って、
責任放棄しているようなものじゃないかと思うけど。
ネットの普及で、テレビ以上に要らない情報が入ってきて、
アチコチで見えない相手と繋がって、
こんな大容量の情報と、どう向き合うのかを考えるのは
子どもにとって、ものすごく負担なんじゃないかと思ってる。
大人が選別しなければならないんだけどね。
実は大人も子どもみたいなものだから、歯止めがきかないという現状。
今の大人、……というかメディアはきちんと選別してるよね。
自社のメリット、デメリットで情報を選別してくれちゃってる。
表向きは何もないように装い、おちゃらけたどうでもいいことを垂れ流し、
真実を覆い隠しているし。
そんな選別をされていることさえも、国民は気付かずに、
事の重大さに気付くのは、何かが起こった時。
真実を知った時には、『時すでに遅し』……ってヤツさ。