プラスアルファ

今の日本はおかしい。
規制緩和して日本を売るつもり?
不安な思いをウダウダ書き散らす日記

痛手

2015年01月29日 19時36分45秒 | 辛辣うだうだ放題

昨日は母の通院日。
どうやって病院に連れて行こうかと考えていたら、
ダーが仕事の時間をずらして、病院まで送ってくれた。
……助かったぁ。

大学病院に来たのは十年ぶり。
まずはパーキンソン病の診察。
神経内科で受診。
その後、内科で点滴。
終わると狭心症の診察。

母が内科のセンセーに、胃の調子が悪くて、体が痛いと言うと、
センセーは迷わず「はい、はい」ってカンジで簡単にクスリを追加。
もう少ししっかり症状を聞いてもよさそうなものを……。
老人に与えるクスリ、多すぎないかい??
これが医療費の増加に拍車をかける要因じゃないの??
なんだか、ずいぶんだなぁ……。

今年から難病医療費助成制度が変わり、手続きがひとつ増えた。
というか、生活保護の人以外はお金が掛かることになった。

病気になると、働くのが困難になってくる。
てことは、難病の人にとっては治療費は切実な話。
働かないとお金がない。
お金がないと病院に掛かるのも躊躇する。
そこんとこ、この国のエライ人は知らないのか、
知っていて意地悪しているのか。

母のような低年金で生活している老人であっても、しっかり実費をとる。
ものすごい痛手だ。
余計な医療費を節約すればいいのに、
肝心なことをせずに、簡単に取れるところから盗る取る国のやり方には呆れる。

で、それに関わる手間がめっちゃ面倒。
まずは保険証やらいろんな書類を出して、精算してもらうために並ぶ。
次に会計を待つ。
会計で名前を呼ばれてお金を払った後、
また別な窓口で難病助成のための書類を出して待つ。
名前を呼ばれて書類をもらい、やっと解放される。

これを病気の老人が自分でやるとしたらどうなる?
今回は、たまたま私が間に合ったから一緒に行けたけど、
もし、私がまだ母と会えずにいたら、今まで通り1人で病院に行ったとしても、
その肝心の書類を持って行かなかったのではないだろうか?

役所のやることはいつも雑だ。

年寄りに送りつける書類は、誰かが見てあげないと
理解できないということが分かっていない。

てかね、
役所からくる書類は、Mが見ても理解出来ない時がある。
いや、理解できないのではなく、
フクザツで読む気になれないんだわ。
何とかならんの?? って、いつも思う。

それにしても、難病指定でタダだったはずの病院代が、
所得に応じて実費負担になったという痛い事実。
それがストレスになって、病気が悪化するってことはないんだろうか。

病院を出て、薬局に行ってもまた難病助成の書類が必要になる。
その書類1つのお陰で、病院と薬局それぞれに手間がかかって、
時間もたっぷりかかった。

っったく、いったい、ナンなのよ? この国は!

全部終わったのが3時近く。
やおら5時間もかかった。

その疲れが出たのか、Mは夜に右手と左足が痛くなり動かせなくなった。
今朝、薬を飲んで2時間ほどで、やっと痛みが去って行ったけど……。
母の病院で疲れ果ててしまったぽ……。
次回の通院のときは、診察前に難病助成の書類を、
どこぞのカウンターに出すように言われた。
なんという面倒くささ。

事務仕事を勝手にひとつ増やして、血の通わない対応、
これが老人や体の弱い人をいたわる姿勢なんだろか??
めっちゃ首をかしげるシステムだ。

病人に痛手を負わせて少しずつ搾取して、どれほど潤うわけ??
そんなことを考えさせられたから、
Mのリウマチが悪化して、昨日から手が痛くなってるんだ。
……きっと。

 

 

 

 

 



 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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ホントですねぇ~ ()
2015-02-06 06:53:06
2月4日21時9分様

Mも一晩中、あなた様と色んな話がしたいです。
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