韓国ドラマ 散歩ガイド~散る花と咲く花がいつもここにある~

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広開土太王 第9話 犬闘

2017-10-05 07:00:00 | 広開土太王 あらすじ

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6話より〈gooブログ〉からの公開となります

 

 広開土太王 第9話 犬闘 

 

突然に暴れ出したタムドクに抑え込まれ 手下に武器を下ろせというムカプ

しかし一瞬の隙を突き タムドクは再び捕えられた

怒りに任せ タムドクを斬り殺したいムカプだが…

やはり“商品”を傷つけることは出来ない

 

我に返り 他の奴隷たちは皆おとなしいから… と宣伝するが

あの凶暴なタムドクを見てしまうと どうにも手が出ない

買い手たちは ここはダメだ!と言い捨て 帰ってしまった

 

ムカプの怒りの矛先は 人選したヨソッケに向けられる

主人に刃向かう奴隷なんか 売れるわけがないと!!!

 

すぐにも タムドクとヨソッケを 打ち首にしろと喚くムカプ

ヨソッケは 殺されたくない一心で “犬闘”をさせてほしいと懇願する

それは 2人が死をかけて戦うことだった

この“犬闘”で ヨソッケは 何人もの奴隷を殺してきたのだ

奴隷商の頭ムカプは この“犬闘”だけは認めていた

どちらが勝つかを賭けさせ しっかりと儲けられるからだ

 

いよいよ“犬闘”が始まった

土俵の真ん中には剣が突き刺してある

その剣を手にした方が 圧倒的に有利になる

 

ヨソッケは “犬闘”に慣れているだけあって 何度も剣を手にする

しかし タムドクの抵抗に なかなか勝敗を決することが出来ない…!

そしていよいよ タムドクが剣を手にした時 『殺せ!』という怒号が響く

ヨソッケに恨みを持つ奴隷たちも 口々に『殺せ!』と叫んだ

 

蚊の鳴くような声で 命乞いするヨソッケ

タムドクは 振りかざした剣を ヨソッケの頭スレスレに突き刺し

これで勝敗は決したとして 土俵から去ろうとする

 

命を救われたヨソッケは タムドクが捨てた剣を拾い 後方から襲いかかる!

あまりに卑怯なヨソッケに ムカプさえ顔をしかめた

気配を感じたタムドクが 振り向きざまに蹴りを入れ 再び剣を奪う!

しかしタムドクは 卑怯なヨソッケを殺さず 剣を用水路に捨ててしまった

 

人と人とが殺し合う試合に金を賭け 大喜びで見物する者たち

主催する者も異常なら それを喜び『殺せ!』と叫ぶ者も異常である

 

こんなことはすべきじゃないと叫ぶタムドク!

ムカプは 手下に命じ タムドクを殺せと叫んだ!!!

 

すると “犬闘”に金を賭けた者たちが

殺すことはないだろう!と騒ぎ出す

タムドクの勇気に心を打たれた奴隷たちも 殺すなと叫び始めた

トルピスは この流れに乗じ 騒ぎを扇動していく!

 

今にも暴動が起きそうな雰囲気に ムカプは引き下がるしかなかった

 

奴隷市は中断し “犬闘”でも儲け損ね

ムカプは 2人を拷問して憂さを晴らす!!!

 

『簡単には死なせないぞ!』

 

逆らい続けるタムドクも憎いが

そもそも“犬闘”を言い出し 勝てなかったヨソッケが許せない!

これまで 奴隷頭として優遇してきたが お前も売り飛ばしてやる!と叫ぶ

 

散々に痛めつけられた2人は 奴隷収容所に戻された

すると 奴隷たちはヨソッケを無視し タムドクの前にひざまずく!

今この瞬間より 収容所の大将はタムドクだと…!

 

タムドクは ひざまずく奴隷たちに 人は皆 平等なのだと説く

立場を失ったヨソッケに 襲いかかる者にも 仕返しはするなという

傷を負っている者を さらに痛めつけてはならないと…

 

『我々はただ 奴隷商に捕まっただけだ

人は誰も 生まれた時から奴隷のはずがない

同じ立場の者たちが 殺し合ってはならないのだ!

皆で団結し 頭ムカプに討ち勝ち 本来の居場所へ帰るのだ!!

何としてでも… 何としてでも! この地獄から抜け出そう!!!』

 

国内(クンネ)城では

 

未だ柵城(チェクソン)から連絡がなく イ・リョン王が心配している

すると 太大使者ケピルが 後燕の仕業かもしれないと言い出す

 

これを厳しく叱責したのは国相(ククサン)ケ・ヨンスだった

せっかく賠償させるまでに交渉を進めたこの時期に

再び両国の関係を壊す気かと…!

 

※国相(ククサン):現在の国務総理

 

後燕では

 

当初の使命を果たさず まんまと賠償の約束をして帰国した皇太子に

慕容垂(モ・ヨンス)が激怒していた

第7皇子慕容煕が タムドクを殺したことは戦功だと取り成し

ようやく落ち着きを取り戻す慕容垂(モ・ヨンス)

 

『確実に殺したのか?!』

『はい陛下! プンパルが猛毒の矢を 奴の胸に打ち込みました!』

 

タムドクを殺したことは戦功だが

その事実を国相(ククサン)に知られたことで

ケ・ヨンスが要求する賠償を 支払う羽目になった

自らの立場を考えれば ケ・ヨンスが口外するわけがない

しかし どう考えても怒りが込み上げてくる慕容垂(モ・ヨンス)であった

 

奴隷収容所では

 

ヨソッケが 再び幅を利かせて凶暴になり それにへつらう者が出てきた

収容所は またしてもヨソッケが牛耳ることになったが

タムドクはそれを無視し ひたすらに逃げ出す方法を考えていた

 

トルピスは 到底脱出など成功するはずがないと 離れてしまう

ソルドアンだけが タムドクと行動を共にする

しかし タムドクが 奴隷全員を連れて逃げる気だと知り 呆れ果てる

自分たちだけでも成功するか分からないのに 全員で逃げるなど…!

 

絶対に無理だというソルドアンに 本当に靺鞨(マルガル)の長か?という

たとえ自分が死んでも 民を救うのが長の役目だというタムドク

君主のような考えに タムドクはただ者でない と気づくソルドアンだった

 

ヨソッケが眠りについた深夜 少しずつ仲間を増やしていく2人

そして ヨソッケにへつらう者の中にも 仲間になりたいという者が現れる

着々と準備を進めるタムドクに ずっと傍観していたトルピスが助言する

この砦の内情に詳しいトルピスが加われば 成功率も上がるというものだ

 

決起の当日

 

靺鞨(マルガル)の戦士が ソルドアンを呼び止め

なぜ高句麗(コグリョ)人のタムドクに従うのかと詰め寄る…!

靺鞨(マルガル)の 多くの民は 高句麗(コグリョ)に恨みを抱いている

ソルドアンの両親も 高句麗(コグリョ)に殺されたのだ

 

ソルドアンも 心からタムドクを信頼しているわけではない

しかし今は タムドクに従わなければ脱出できない

ここを出るまでは 従うしかないのだと…!

 

タムドクに対し 一体お前は何者なのかと聞くトルピス

教養が見え隠れするタムドクの言葉に トルピスも 何かを感じ始めていた

今の状況では 自分の立場を明らかにすることは出来ないタムドクであった

 

そこへ ヨソッケが近づき 自分も仲間に入りたいと言い出す…!

 

何のことだ? と 必死に動揺を隠すトルピス

何度も何度も裏切り 卑怯極まりないヨソッケを 信じることなど出来ない

今やヨソッケも いつ売り飛ばされてもおかしくない立場にあった

その不安を打ち消そうと 虚勢を張って暴れてはいるが

昨夜の話し声を盗み聞き 是非にも仲間になりたいのだという

 

『断るなら 全部お頭に話してやる!!!』

 

どこまでも卑怯なヨソッケを 無視することは出来ない

タムドクは 仲間になりたいなら 砦の鍵を持って来いという

 

さらに 決行はいつだ?と聞いてくるヨソッケに

真実を話すかどうか迷う2人

もしこれが罠だったら… 計画はご破算になってしまうのだ…!

まだ信じてもらえないと判断したヨソッケが 今夜 鍵を入手するという

それで 罠ではないと信じてほしいというのだ

 

その夜

 

鍵を手に入れたヨソッケが タムドクのところへ来た

トルピスとソルドアンは ヨソッケを殺すべきだという

さすがにタムドクも ヨソッケが裏切りはしないかと迷っていた

 

するとヨソッケが 驚きの行動に出る

見回りの兵士を呼び止め 柵越しに捕えて首をへし折り殺してしまったのだ!

そこからは ヨソッケが先頭に立ち 見張りを次々に倒していく…!

 

タムドクとヨソッケ トルピスとソルドアンが 二手に分かれて行動する

すると 完全に別れたところで… いきなりヨソッケが叫び出した!!!

 

『逃げるぞ! 奴隷が逃げるぞぉーーーっ!!!』

『おのれぇ…! ヨソッケ!!!』

 

首謀者として名を挙げられたタムドクが 真っ先に縛り上げられた!

逃亡し損ねた者は 皮を剥がれてオオカミの餌になる

ムカプが 今にも剣を振り上げようとしたその時!

後燕の皇子 慕容煕が来たとの知らせが入る

 

慕容煕は 第7皇子だが 父慕容垂(モ・ヨンス)から目をかけられ

靺鞨(マルガル)族に武器を届けるという大役を任された

そして その途中にある奴隷商の砦に 立ち寄ったというわけだ

 

ムカプと親交のある慕容煕は 久々に“犬闘”が見たいと言い出す

目の前に大金をバラまかれ ムカプは 脱走者の拷問どころではなくなる

高句麗(コグリョ)人同士を戦わせよという命令に 慌てて準備をする!

 

刑場に戻ったムカプは 直ちにタムドクの縄をほどく

タムドクとトルピスの襟首をつかみ これから“犬闘”しろと言い放つ

奴隷には想像もつかない高貴な方が それを見物なさるのだという

どちらかが死ぬまで戦えば 生き残った者を解放すると…!

 

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