『アメリカ金融機関は、「損失の社会化」「利益の私物化」によりウォール街は儲けた。ゆがんだ経済だ。これは資本主義ではない。』ウォール街の集会で演説した一説です。集会参加者を激励したスティグリッツ演説(経済学者)です。
「損失の社会化」=大手金融機関が損失を出した場合、「大きくてつぶすことが出来ない」との理屈で「巨額の税金を投入して金融機関を救済する」ことがアメリカ、日本など多くの国で行われました。(08年リーマンショックの時)
「利益の私物化」=デリバティブでの巨額の利益をあげ、金融機関の経営者は高額年俸(社会的な常識を超えた巨額)を手にしている。その金融取引で巨額の損失を出したとき金融機関経営者は政治家、政府に泣きつき、税金による救済を要請する。実際に救済されている。
政治は、誰のためにあるのか?現実の進行を見ると企業経営者、一部経済エリートの救済、利益確保のために政治は対応している。しかし、99%の国民、労働者のためには何もしない。失業は長期化し、大学生、高校生の就職先はなく、職に就けない。アメリカ、日本で共通して起きている現実です。
これと同じ論理がTPP交渉参加でも野田、前原、玄葉、仙石が使っています。大手輸出企業が輸出できなければ雇用も守れない、日本はだめになる。したがって、関税0にして自由貿易協定TPPに参加しなければならない。
反面、一次産業(農業、漁業、林業、畜産)は日本経済にしめる構成比は限りなく少ない。したがって、その程度の犠牲は仕方がない。一次産業が衰退、一次産業に働く国民が失業しようとそんなことは仕方がない。これが、民主党内閣がとっている態度、姿勢です。アメリカオバマ政権が批判されているのも、民主党政権が批判されているのも1%富裕層のための政治、政権であるという点です。99%の国民、苦しみ働く人々は民主党政権、政治の対象にはなっていません。
「損失の社会化」=大手金融機関が損失を出した場合、「大きくてつぶすことが出来ない」との理屈で「巨額の税金を投入して金融機関を救済する」ことがアメリカ、日本など多くの国で行われました。(08年リーマンショックの時)
「利益の私物化」=デリバティブでの巨額の利益をあげ、金融機関の経営者は高額年俸(社会的な常識を超えた巨額)を手にしている。その金融取引で巨額の損失を出したとき金融機関経営者は政治家、政府に泣きつき、税金による救済を要請する。実際に救済されている。
政治は、誰のためにあるのか?現実の進行を見ると企業経営者、一部経済エリートの救済、利益確保のために政治は対応している。しかし、99%の国民、労働者のためには何もしない。失業は長期化し、大学生、高校生の就職先はなく、職に就けない。アメリカ、日本で共通して起きている現実です。
これと同じ論理がTPP交渉参加でも野田、前原、玄葉、仙石が使っています。大手輸出企業が輸出できなければ雇用も守れない、日本はだめになる。したがって、関税0にして自由貿易協定TPPに参加しなければならない。
反面、一次産業(農業、漁業、林業、畜産)は日本経済にしめる構成比は限りなく少ない。したがって、その程度の犠牲は仕方がない。一次産業が衰退、一次産業に働く国民が失業しようとそんなことは仕方がない。これが、民主党内閣がとっている態度、姿勢です。アメリカオバマ政権が批判されているのも、民主党政権が批判されているのも1%富裕層のための政治、政権であるという点です。99%の国民、苦しみ働く人々は民主党政権、政治の対象にはなっていません。