今晩放送されたテレビ番組の中で、鶴瓶さんの発言が、ネット上で物議をかましているらしい。
要するに、芸能人がテレビで「憲法守ろう」という趣旨のことを発言することは「政治的」で、「不適切」なものというもの。
この番組、私も偶然かかっていたので耳にしたが、無理やりのコメントではなく、ごく自然な流れの中での発言である。
もし、ネット上でささやかれているように、明日以降に、この発言が問題視されたり、番組を降ろされたり、ワイドショーが騒ぎ立てたりしたら、いまの日本の言論の自由は死んだに等しい。
もちろん、法に触れる発言でもない。
ただ、マスコミ、テレビ局などが、政府に気を使い「自己規制」する可能性がある。
そうなれば、マスコミ・報道機関の自殺行為である。
安倍政権のめざすところと重なれば、日本の社会は、また「暗黒社会」に逆戻りとなる。
また、明日の「敗戦記念日」に、韓国の国会議員が、靖国神社で抗議行動をするという情報も流れている。日本政府などが、8月15日を逆利用して、ナショナリズムを強調するような報道の流れが作られる恐れもある。
どちらにしても、マスコミ・報道機関を、私たち国民が監視し、健全な働きができるよう、目を光らせる必要がある。