日野原重明(医師・聖路加国際病院理事長)「捕虜を檻のなかに入れてチフスやコレラ菌その他の各種の病原菌を感染させて何日目に熱が出るか、何日目に発疹が出るか、何日目に死ぬかというものです」
日野原重明(医師・聖路加国際病院理事長)「日本は日中戦争という誤った戦争に踏み出し、近隣諸国に大きな惨禍をもたらしました。中国で人体実験をおこなった731部隊の石井四郎中将は京都大学の先輩です。私が医学部4年生のとき人体実験の16ミリ映画をみせられました」
あらゆる戦争は悪だと思っています。戦争にいい戦争なんてありません。私たち老人は、そのことを語り継がなければなりません。
小林直樹(東京大学名誉教授)「今、人類の未来は明るくない。特に核兵器や地球環境問題が、暗くて重い枷になっています。矛盾の中でいや応なく揺れる人間が、戦争や破壊に向かうのを、くいとどめたい一念です」2010年8月31日 朝日新聞 bit.ly/aEzQmY
「漫画"はだしのゲン"の原作者・中沢啓治の半生を綴ったドキュメンタリー。原爆被害者である氏の生い立ちや原爆体験、漫画家としての成功などを、本人のインタビューを織り交ぜながらたどる」 [DVD] はだしのゲンが見たヒロシマ』 [楽天] a.r10.to/h7REPI
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「『押しつけられた憲法』という言葉を、国民を主体として使用するならば、大日本帝国憲法こそまぎれもなく国民の要望を裏切った『おしつけ憲法』であったと規定しなければならないと思う」
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「‥‥憲法の基本理念をあくまで守り抜き、これを破壊しあるいは空洞化しようという試みに対して、‥‥できる限り努力することが、特に私のようにあの悲惨な戦争に生き残った世代の人間に課せられた責務ではないかと考える」「一歴史学者の歩み 新版」(三省堂)
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「教科書検定は憲法違反であるという前例にない訴訟を提起しようと考えついたのは、まったく私一人の発意であって、‥‥むしろ成功の見込みがないからやめたほうがいいという消極的意見さえあった」
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「このような事実にかんがみ、いわゆる戦後民主主義あるいは平和主義を、私たちは改めて近代日本の精神的伝統との関連において見直す必要があるのではなかろうか」家永三郎編『植木枝盛選集』(岩波文庫)
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「かつ、その憲法研究会草案は、戦前におけるほとんど唯一の植木枝盛研究者であった鈴木安蔵が植木枝盛草案その他を参考にして起草したものなのであるから、日本国憲法と植木枝盛草案との酷似は、単なる偶然の一致ではなくて、実質的なつながりを有するのである」
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「しかも、日本国憲法について言うならば、その原案となったいわゆるマッカーサー草案の作成に当たり、占領軍は日本人有志の憲法研究会の草案を参考としその内容をとり入れているのであり、」
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「(植木)枝盛の政治上、社会上の改革論は、日本国憲法体制の青写真であり、半世紀前に国民が望みながら実現しえなかった期待が、敗戦という不幸はまわり道をたどって実現したものと見るのは、決して強弁ではない」
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「日本国憲法は、植木枝盛草案ときわめてよく似ている。主権在民、基本的人権の保障、地方自治の確立、みなしかり。その平和主義は枝盛の『無上政法論』と精神を同じくする。男女同権、家の廃止を核心とする新民法は、枝盛の家制度改革論と寸分たがわない」
総務省労働力調査4ー6月期の非正規雇用労働者数は、前年比106万人増の1881万人と最多に。正社員数は53万人減。首相は「雇用が増えた」と自慢するが、正社員から非正規雇用ーー「使い捨て」雇用への大規模化な置き換えが実態だ。この流れをさらに進めようという「成長戦略」に未来はない。
岸恵子(女優)「良い戦争なんてこの世にあるわけがない。過去をひもとかない国に未来はない。美学や国家の体裁で尊い命が失われることが二度とあってはならないと思います」
岸恵子(女優)「あるものを見た人は、見なかった前に戻ることはできません。見たことのない人にそのものを見せることはできません。ですから自分の目で見てよく考えてほしいのです」「しんぶん赤旗・日曜版」(2005年2月27日号)
岸恵子(女優)「戦争、人間の生死について考えるとき、あの情景(街は廃墟と化し死体の転がる惨たらしい横浜大空襲の情景)を決して忘れることはできません」
ジェームス三木(作家)「日本は第九条のおかげで、この五十五年間(当時)、一度も戦争を起こしていない。戦争ではひとりも、外国人を殺していない。これほどの国際貢献が、ほかにあるだろうか。」(「憲法はまだか」amzn.to/XbI5pc より)
小池晃③小池「集自権の名の元で行われた戦争は米・ベトナム戦争、旧ソ連・アフガン侵略やチェコ侵略など。大国の戦争に日本が加わる事になる」民・桜井政調会長「小池さんが正しいと思う」自・平沢「尖閣は?集自権で米国との関係もスムーズに」小池「何でも米国頼みはやめた方がいいですよ」(赤旗)
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「『押しつけられた憲法』という言葉を、国民を主体として使用するならば、大日本帝国憲法こそまぎれもなく国民の要望を裏切った『おしつけ憲法』であったと規定しなければならないと思う」
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「‥‥憲法の基本理念をあくまで守り抜き、これを破壊しあるいは空洞化しようという試みに対して、‥‥できる限り努力することが、特に私のようにあの悲惨な戦争に生き残った世代の人間に課せられた責務ではないかと考える」「一歴史学者の歩み 新版」(三省堂)
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「教科書検定は憲法違反であるという前例にない訴訟を提起しようと考えついたのは、まったく私一人の発意であって、‥‥むしろ成功の見込みがないからやめたほうがいいという消極的意見さえあった」
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「このような事実にかんがみ、いわゆる戦後民主主義あるいは平和主義を、私たちは改めて近代日本の精神的伝統との関連において見直す必要があるのではなかろうか」家永三郎編『植木枝盛選集』(岩波文庫)
家永三郎(旧東京教育大学名誉教授)「かつ、その憲法研究会草案は、戦前におけるほとんど唯一の植木枝盛研究者であった鈴木安蔵が植木枝盛草案その他を参考にして起草したものなのであるから、日本国憲法と植木枝盛草案との酷似は、単なる偶然の一致ではなくて、実質的なつながりを有するのである」