うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

銀鱗

2024-05-01 00:57:11 | 釣り
21gのスプーンを遠投して少し沈める。そして、巻き始めた途端、急に重くなる
何?大きなもの、何か?動いてる、何だ?ここまで来て、やっと首を振って抵抗しているのがサクラマスだと確信する。
緊張が走る。
距離があり手前には沈み根がある。テンションを保ちつつ、引き寄せにかかる。相手もフックを外そうと暴れる。
その時、過去のバラシが頭をよぎる。
昨年は、一本目が足許まで来てバラシ!
先週も、今年初めてのヒットが手前だった為、慌ててネットに気を取られました。その瞬間!銀鱗が反転して去っていきました。
それらの失敗が脳裏に浮かび、慎重に寄せようという心と、バラシの不安が交錯していました。
その為でしょうか?
自身の鼓動が激しくなるのを感じていました。
そして、今、銀鱗は目の前にいます。
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