阪口楼の 普茶料理 2013、11、01
紅葉深きこの季節に「普茶料理」に誘われ、食べたことのない私は即決です。そして予約を入れていた今日、女性6人天王寺へ集合。
今から約三百数十年前、江戸の初期中国の高僧 隠元禅師により黄檗宗共々渡来致しまして、黄檗料理とも申し明風の精進料理でございます。
普茶の名称は、普く衆に茶を供するの意。赴茶(茶に赴く)の意があり禅門の茶礼儀式法要の行事が終わった後、全山の僧が一堂に会し茶を喫し乍ら意見交換協議の後、労を稿うため作法に従って出される御馳走が普茶でございます。古くから、法事と深く関わりのある御料理でございます。伝統のすたれるのを惜しみ、皆様の御要望をお受け致し引き継いでおります。
飲食を共にされる事はとても深い御縁がございます。淡白な中に深みある「禅の味」を御賞味下さいませ。
阪口楼の佇まいは、雲水寺と呼ばれ大阪唯一の禅宗の寺で宇治の萬福寺が御本山でございます。 合掌 (阪口楼 普茶料理案内より)
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旭ヶ丘内公園 桜の木紅葉
普茶料理献立
1.{麻腐}胡麻豆腐 菊花 山葵 旨味出汁 {特菜}湯葉の長芋巻き ブロッコリー あしらえ
2.{澄免}精進出汁仕立て・・・磯団子 炒め白葱 ズッキーニ
3.{温菜}茄子の赤味噌田楽 玉サン 振り柚子
4.{筝羹}紀州梅蜜煮 柿百合根 焼き茄子
赤ムの柿の葉寿司 蓮根有馬煮
南瓜の信田巻き 菊菜と栗の白和え
5.{油磁}里芋紫蘇巻き 牛蒡高野 舞茸
アボガドとまと 山芋と三度豆
6.{雲片}京別巻き・・・銀杏 粟麩 椎茸煮
7.{飯子}白御飯 {素汁}合わせ味噌汁・・・巻き麩 刻み揚げ 粉山椒
8.{甘味}林檎と洋梨のゼリー
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中国精進料理である「普茶料理」は日本の精進料理(禅僧が日常食する質素な食事)とイメージが異なっています。見た目も美しく盛り付けられる料理の数々は、高タンパク・低カロリーで栄養面にも優れ、席を共にする人たちと楽しく感謝して料理を頂く事に意味があると言います。
勿論私たち6人、初対面のお2人もいらっしゃいますが自然と和気あいあいです。17時~19時の会食も、阪口楼の佇まいに心がときめき、禅の寺で禅の味を十分楽しませて頂きました。夕闇迫りくる窓からの自然な眺めは、都会の中の幻想的な世界を醸し出しています。普茶料理、ご馳走様でございました。
さてこの後は言うまでもありません。カラオケ大好きなメンバー、タクシー2台に分乗し難波駅方面へ「声出し」にと繰り出したのです。皆、まるで古くからのお友達のように・・・。
紅葉樹が彩り美しく、つややかな紅色に目を奪われた秋の1日、こうして終わりを告げて行ったのでした。
紅葉深きこの季節に「普茶料理」に誘われ、食べたことのない私は即決です。そして予約を入れていた今日、女性6人天王寺へ集合。
今から約三百数十年前、江戸の初期中国の高僧 隠元禅師により黄檗宗共々渡来致しまして、黄檗料理とも申し明風の精進料理でございます。
普茶の名称は、普く衆に茶を供するの意。赴茶(茶に赴く)の意があり禅門の茶礼儀式法要の行事が終わった後、全山の僧が一堂に会し茶を喫し乍ら意見交換協議の後、労を稿うため作法に従って出される御馳走が普茶でございます。古くから、法事と深く関わりのある御料理でございます。伝統のすたれるのを惜しみ、皆様の御要望をお受け致し引き継いでおります。
飲食を共にされる事はとても深い御縁がございます。淡白な中に深みある「禅の味」を御賞味下さいませ。
阪口楼の佇まいは、雲水寺と呼ばれ大阪唯一の禅宗の寺で宇治の萬福寺が御本山でございます。 合掌 (阪口楼 普茶料理案内より)
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旭ヶ丘内公園 桜の木紅葉
普茶料理献立
1.{麻腐}胡麻豆腐 菊花 山葵 旨味出汁 {特菜}湯葉の長芋巻き ブロッコリー あしらえ
2.{澄免}精進出汁仕立て・・・磯団子 炒め白葱 ズッキーニ
3.{温菜}茄子の赤味噌田楽 玉サン 振り柚子
4.{筝羹}紀州梅蜜煮 柿百合根 焼き茄子
赤ムの柿の葉寿司 蓮根有馬煮
南瓜の信田巻き 菊菜と栗の白和え
5.{油磁}里芋紫蘇巻き 牛蒡高野 舞茸
アボガドとまと 山芋と三度豆
6.{雲片}京別巻き・・・銀杏 粟麩 椎茸煮
7.{飯子}白御飯 {素汁}合わせ味噌汁・・・巻き麩 刻み揚げ 粉山椒
8.{甘味}林檎と洋梨のゼリー
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中国精進料理である「普茶料理」は日本の精進料理(禅僧が日常食する質素な食事)とイメージが異なっています。見た目も美しく盛り付けられる料理の数々は、高タンパク・低カロリーで栄養面にも優れ、席を共にする人たちと楽しく感謝して料理を頂く事に意味があると言います。
勿論私たち6人、初対面のお2人もいらっしゃいますが自然と和気あいあいです。17時~19時の会食も、阪口楼の佇まいに心がときめき、禅の寺で禅の味を十分楽しませて頂きました。夕闇迫りくる窓からの自然な眺めは、都会の中の幻想的な世界を醸し出しています。普茶料理、ご馳走様でございました。
さてこの後は言うまでもありません。カラオケ大好きなメンバー、タクシー2台に分乗し難波駅方面へ「声出し」にと繰り出したのです。皆、まるで古くからのお友達のように・・・。
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紅葉樹が彩り美しく、つややかな紅色に目を奪われた秋の1日、こうして終わりを告げて行ったのでした。