Nonsection Radical

撮影と本の空間

武士じゃないけど喰わねど高そうだ

2009年12月01日 | Weblog
某月某日
新聞折り込みチラシに百貨店(死語)の催場でナンチャラセールというのをよくやり、おもに北海道なのだが、海鮮盛り合わせ丼みたいのが写真入りで出ている。
ウニ、かに、いくらが三点セットというのが多い。
お値段は一折1600円前後が普通だ。
こういうのって食べた事がない。
食べた事がないので、どんなものか想像がつかない。
想像はつかないが、たぶん実際に食べてみるとそんなに美味しくなかったり、量が少なかったりするのだろうと思うのは負け惜しみか。
お寿司だってスゴく食べたくなる事があるのだが(この場合のお寿司とは太巻きや、いなり、かっぱ、かんぴょうの類いではない)、実際に食べてみるとそんなに美味しいと思わないのは、ブリヂストンの、いや、ピレリーの、違うな、グッドイヤーの、ええかげんにせえよ、ミシュランの星がついたお店で食べたわけでないからか。
銀座の(この場合の銀座は戸越銀座ではない)なんとかというお店で食べれば美味しいのだろうか。
食べた事がないのはお金が惜しいからではない。
お金がないからだ。
人それぞれ適切な食費というのがある。
いくらウニ、かに、いくらが入っているからといって1600円というのは自腹では痛い。
痛そうだとわかっているから現場に行って、どんなものか目で確かめるのも悔しい。
もしすごく美味しそうで、量も適量であった場合、悔しさはさらに倍増してしまう。
同様なのがフルーツ高野のプリンアラモードだろう。
ショーケースに輝くスイーツ達を眺めれば(見たくなくても前を通るたびにイヤでも目につく)、いったいどんな味だろうと甘党で酒飲みのsatoboはナメクジのようにヨダレを垂らしながら現場を後にするのだ。
1000円以上もするプリンアラモードなど自腹で食す事など叶わぬ夢だが、誰かがおごってくれると言ったら「あら、どーも!」と遠慮しないのに、逆に遠慮して誰もsatoboにおごってくれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする