Nonsection Radical

撮影と本の空間

ショッピングモール

2016年03月13日 | Weblog
近場のショッピングモールへ家人と電車にコトコト揺られて出かける。
コーヒー粉とパンを買うのが目的であったので、すぐに戻ってこれると予想。
帰宅後には仕掛かりの仕事が待っている。
ショッピングモールなどというのは現在では全国どこでも同じような店舗が入っていて個性がないのだが、まだ目新しいと感じる地方都市には魅力的に映るらしいのと、”溜まり場”としての空間が人を呼ぶようだ。
こちらは必要なもの以外には目もくれないのだが、それでは”ウォッチャー”としては失格なので、各店舗の状況を”視察”する。
ショッピングモールの常として、売れ筋の商品だけを置くという経済理論が働いているのだけれど、客筋客層と価格がマッチしているとは限らず、そこそこの商品でさえ売れないということもままある。
また、売れ筋でない安いものや高い商品は置いていないので、もっと安いものを、もっと高いものをと求めてもそこには置いていない。
家人が田舎の老父や兄弟に衣類を買いたいから、現在では若者ファッションブランドに成り上がった湯煮黒へ行きたいというので、そりゃ無理筋だとは思いつつもつきあう。
オッサンには無縁の商品展開を繰り広げるので、当然魅力的に映るものはなかったので、特に何を求めるでもなく店内をぶらぶらしていると、ワゴンに季節外れの特売品が置いてあり、ラムウールセーターが500円、トレーナーが790円、長袖シャツが500円。ただし税抜き価格。そして色はすべて赤。
こりゃ売れないわなと思わせる商品であったので、手に取りレジへ(笑)。
今必要なものではないのだけれど、来年は必要かもと思ってしまう自分の思考に呆れつつも、この店ではこの値段がイイところと判断。
家人は安くもないTシャツに文句を言いつつも、他の店に行くのも疲れるからと何枚か購入。
そのあと通勤用のデイパックが欲しいとのことで店舗巡りをするが、どれも帯に短し襷に長し状態。
ブランド代が半分を占めるような値付けに品質がついていかないものばかり。
その辺の量販店で買う方がマシと買うのはやめる。
コーヒー粉はいつもの店で買うので変わりないが、パンはこれまたろくな店がない。
一斤400円もする食パンか100円レベルのものの両極端。
いくらショッピングモールにお洒落なものを求めても、普段の食生活の実態が垣間見えるパン売り場に、そんなものさと。
すぐに帰ってこれる予定が、大幅に時間をオーバーして帰宅。
家人は買い物疲れで寝るが、こちらは”仕事”。



常磐線 木戸ー竜田
福島県双葉郡楢葉町
撮影 2015年9月20日 日曜日 11時20分
コメント
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