過酷な陛下
昨日は、降雨が一服の清涼剤となり二三日前の暑さがうそのよう。
号外が二度出るという、心に残る日となった。
まず、イチローの大リーグ3000本安打達成の号外。
あの、冷静なイチローが涙していた。
そして午後3時、天皇陛下がお気持ちを述べられての号外。
国の象徴として、下向きに尽くされている陛下の立場を、私なりに受け止めさせていただいた。
天皇は、天皇家に望んで生まれたわけではない。
たまたま、天皇にならざる得なかったかもしれない。
天皇とて人間、我々同様歳もとる。が、我々と比較にならない重荷を背負っておられる。
何が何でも天皇の地位にとどまれ、過酷と言わざるを得ない。
一日も早く、天皇の望まれる方向でお決まりになることを切望している。
お家芸柔道
やっと、日本のお家芸柔道で金メダルが取れた。
今や世界のスポーツとなった柔道、中々金メダルが遠かった。
私がテレビで試合を見る印象は、まるで格闘技?
日本の柔道は、格闘技と一味も二味も異なるもののように思う。
日本の柔道には美があり、心身を鍛えるもの?
単に、勝てばよいなどというものではないような気がする。
決して、負け惜しみでも何でもない。
基本技の鍛錬、姿形に美しさが求められている。
試合は、負けるよりも勝ったほうが良い・・・・そんな単純なものではない。
いずれ、求めているものの違いを感じるのである。
体操男子団体優勝
このニュースが飛び込んできたのは、朝食直後。
胸が熱くなった。おめでとう。
いずれの競技選手も同じと思うが、
極限のプレッシャーの中での戦いであったであろう。
体操は、好きな競技。技と美を競うスポーツ、不正が入り込む余地などない?
まさに、スポーツマンシップのぶつかり合いだ。