お盆の風習
お盆になると、玄関先に迎え火を焚き先祖の霊を迎える風習があった。
墓所に近い家では、墓所に薪を持ち込んで迎え火を焚いた。
しかし、この風習はほとんど無くなった。
ただ、新盆を迎える家では、仏様が迷わず帰れるようにと高灯篭を立てる家庭もある。
我が家も、昨年義母がなくなり葬儀やの進めるままに高灯篭を設置した。
花火も、盆踊りもこの季節には欠かせないものだが、高灯篭のぼんやりとした明かりを見ていると、先祖の霊を迎えるだけでなく、なぜか心が和む。
生きている、いや生かされている有難さを感じさせられる。
高灯篭 先祖の霊の 道しるべ
月明り 高灯篭に 火をともす
縁台で 高灯篭と 月を見る
半月に 負けじと照らす 高灯篭