終戦から71年、私はこの時まだ3歳であった。
したがって、終戦のこと戦争のこともほとんど記憶にない。
「何か思い出せない?」、と言われると
「あれが、そうだったのかなあ」ということが無くはない。
裸電球に墨を塗ったか、黒い布を電球の笠に巻着付けたとか…・、
しかし、これとてはっきりしない。
身内に戦死者がいなかったことが、戦争の恐ろしさや過酷さがわからないで来たものと思う。
いずれにしても、今日まで平和な時代を過ごすことができたことに感謝である。
この平和が恒久に続くことを願ってやまない。
地球上では、未だにいろいろイザコザが絶えない。
その根本的な原因は何なのか。
難しいことはわからない、が人間の欲望が争いを生み出していることはたしか。
いつも、争いの対象とされるのが小国であり弱小国家。
難癖をつけるのが、巨大国家?
今日、南シナ海、南沙諸島等々諸問題が正にそうである。
そのように考えると、一定の自衛的備えと発信能力があってしかるべきと思う。
さらには、多くの友好国を持ち経済力を高め、すきを見せないことが大事でなかろうか。
国内にも、いろいろな思想の持ち主、考え方の人たちもいる。
もっとも、民主国家であればまた当然なこと。
しかし、国を守り発展させていくには、何人ともいえども一定の自衛手段が必要不可欠であろう。
戦争法案等々諸々語る人もいるが、供えあれば憂いなしである。
国民の生命財産を守るのが国の務め。丸腰では国家国民を守れない。
これが、今日の国際情勢での国のありようではなかろうか。