里山の移ろい

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運命

2016-11-05 15:16:47 | 日記

誰でも、自分で思い通りにならないことがある。

と、言うより大部分そうでないかと思う。

あの大震災で、想像絶する被害を受けた場所を尋ねて、そのことを実感するのである。

大川小の子供たちも、学校であのようなことで死ぬとは、だれも思わなかったのではないか?

10歳前後で、この世に分かれあの世に住むことになるとは…

古希も過ぎ、自分の来し方を振り返ってみると、自分で思い通りになったことはあったのか?

無いように思うのである。

生まれた場所、自分の親も決して自分で選べた訳てはない。

ケッコンはどうか?

確かに、相手を選んだのは自分の意志であるが、

これもそのような出会いをセットしたのは・・・・と考えて見ると、

時代やら、経済環境やら諸々あり、それらが出会いをつくってくれたということになるのではないか?

なにか、照れくさい話になってしまったが、

自分の考えで思い通り生きてきたような気でいるが、

生かされて来た、と思わざるを得ない。

親父は、70前な亡くなったが、こうしてまだ生きているのも運命なのかもしれない?

津波に出くわしたい、などと思う人は1人もいないはず。

運命を感じざるを得ない。

この答えは、私ごとき凡人では見つからない。

あるとすれば?・・・・・・

 

       南三陸・防潮堤工事風景