めざせ4万キロ 歩いて地球一周

主にウォーキングの日記(国内外・地元)

ロスアルコス~ログローニョ 28km

2019-07-16 18:38:16 | スペイン巡礼

6月11日 
巡礼の道最終日(7日目)

順調に歩きを進めて来た今年の巡礼
初日のピレネー越えでは雨の中の25kmに
限界を覚えたのが嘘のようです
お天気に左右されるのは仕方のない事
雨が一日だけで済んでほんとに良かったです

ホテルスエチェの朝食
パン・ハム・チーズ・ジャム・ジュース・コーヒーの
シンプルなメニューですが満足です
宿のご主人が作った木製のバイクや作品が
レストラン内のディスプレイとして置かれています


部屋のテレビに素敵な景色が映っていました
こんな景色も見たいな~と思いながら・・


朝日で私たちの影がはっきり見えてます
西へ向かって出発しているのが良く分かりますね
サンチャゴ・デ・コンポステーラは
スペインの西側なのでフランス人の道を歩くと
毎日西へ向かうのです


行く手に重い雲が垂れ込めて心配です
でも後ろから陽が指しているので大丈夫でしょう!


また珍しいお花です 
初めて見るお花が増えます


いつの間にか青空が見えてきました
今日はこの若い二人連れと同じペースでした


出発して約一時間 麦畑の続く道の前方に
丘の上のサンソルと言う町が見えてきました


大きな町ではないが立派な建物がある
八角形の平面を持つ12世紀に建てられた聖墳墓教会
ロマネスク様式の建物

教会の入り口付近は若者達で占められていたので
坂を上がって教会の裏で小休止

車道から無舗装の巡礼道に入る
かなり暑くなってきたので日陰で休む人が多いです


山道には草花が咲いていてほっとします


細い山道をゆっくり上る


12:00 教会から2時間 
開けた良い場所がありました
テーブルとイスもあり前日は草むらに座って
お昼にしたのですがゆっくり出来ます


だんだん減ってくるのが楽しみな残りのキロ数  
次の町ビアナが遠くに見えてきた


緩やかな登り 町を目指します


ビアナ(Viana)はかなり大きな町です


入り口の彫刻が素晴らしい聖マリア教会
1550年頃建てられた


残り4km と言うことはすでに
24km歩いたんですね
今日は一番長い28kmです
不思議と疲れていません
この長~い道の奥に見えるのが
ログローニョの町です


こちらの印の貝殻は彫金です
町によって工夫されてます 
それを見ながら歩くのも楽しかったです


ログローニョの中心部にある立派なカテドラル
15世紀に建てられたそうだ

教会前の広場ではお祭りで賑わっていました
サン・ベルナベ祭 毎年6月11日
1521年フランス軍による包囲戦に勝利した
出来事を祝う 
私達は賑やかな日のお泊りとなりました




移動遊園地も設置されて子供から大人まで
多くの人が出ています


巡礼最後の晩餐はお祭りで込み合っている
レストランでワインで乾杯となりました 
お料理は皆で シェアして頂きました


お食事が終わって外に出ると
中世の衣装に身を包んだ市民によるログローニュとフランス軍との
対決を再現する催しがあるそうで
 お揃いの衣装で集まっています 楽団も準備中のようです



信者では無いので気楽にウオークを楽しみました
毎日麦畑の中を歩いても飽きることなく
珍しいお花もたくさん写しました

古代からの石の橋や教会が今でも当時と変わらず
町の人々の生活に使われている
素晴らしい生活ぶりに感動しました
新しい物がなくても十分生活している人の姿は
見習いたい部分でもあります


シャントネでの5泊6日に加え7日間の巡礼
移動日を入れて18日間の旅は残すところ
マドリード一泊と機内泊です






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