Der Anfang vom Ende

so ist es eben

ヨーロッパの風景

重しをつけて走っただけ?

2010-07-16 | ラントレ
*画像が大きく入っているので一番下のバーを横にずらして見て下さいね


こちらは寒かったとおもったら、いきなり暑くなったりして気温の変化がヒジョウに激しいです。

最近は猛暑続きで、正直ラントレする気がなかなかおこりません

とはいえ、水泳のトレーニングは無し、ラントレも無し、となったらますますデブになるだけなので、ここは我慢して走るしかなさそう・・・・

先々週走ったときは見事に熱中症になりダウン、それに懲りてその次のラントレには腰にベルトをつけて0,5ℓサイズのボトルしか入らないけど、冷やしておいたスポーツドリンクを持って走ったんですね。

ところが、たったの0,5ℓしかないものだから足らないし、おまけに余りの暑さのためまるで温水ドリンクになってて、マズイったらありゃしない

なんでスポーツドリンクは温まるとあんなにマズイのだろう・・・・・

そういうわけで、今回は冷凍庫でカッチンカッチンに冷やしておいたスポーツドリンクを準備、これでOKだと意気揚々で家を出ました。



走るコースもちゃんと日陰を選んでますよ~~





日陰走ってますよ~と得意げに言ったところで、そもそも走ってるのは山なんだからそりゃ日陰が多いだろうに。



まぶしい真夏の太陽






早くも走って10分もたたないうちに喉が渇いてきました、では冷えたスポーツドリンクを・・・・と思って取り出すと、かっちかち。

・・・・・・・・飲めんわ、こりゃ

仕方ないのでまたのろのろと走ることに。

そのうち溶けるだろう・・・・・

また10分後。

・・・・・・・・かっちかち。

そしてまた10分後。

・・・・・・・・まだ溶けてない

いや~~もう、喉渇いたよ、どうとかしてよ


いくら喉が渇いたといったところで、この水は飲みたくない・・・






しかしこの沼、いつ見てもカッパでも出そうな沼だなあ。

といっても、ドイツにはカッパはいないだろう。

それにしてもまだ全然溶けてないボトル、一体何のために私はこんなただの氷の塊を腰にぶらさげて走ってるんだろう、全く意味無し。

ふとこの瞬間に、ナチスの医師団による海水実験をさせられた捕虜の話を思い出しました。

これは海上に不時着したパイロットがどれだけ真水なしで生きれるか、という実験のために収容所の捕虜を使って、一週間近くの間与えるものは塩水だけ、という残酷な実験だったんですが、ともかく捕虜は地獄のような喉の渇きを訴えていたそうな。
それに比べたら私はまだマシだ・・・・・なんておもってたけど、私が生きてるのはドイツとはいえ第二次世界大戦中でもなく、私はユダヤ人捕虜でもなく、強制的に水分を取り上げられたのではなく、誰に言われたわけもなく自分が勝手に暑い中をわざわざ走ってるだけなので、比べ物にならないどころか、比べること自体が失礼きわまりない。

それにしても、なんで溶けてくれないんだろう、このボトル・・・



そうそう、鹿さんも元気でした






そんなこんなで、約一時間半のラントレは終了。


せっかく準備万端だと思って持っていったスポーツ飲料は、ただの氷の塊として腰のところに重しとしてずっとぶら下がっていただけでした・・・・

冷凍庫に入れるのはもうやめよう・・・・