Der Anfang vom Ende

so ist es eben

ヨーロッパの風景

炎天下のラントレ

2010-07-21 | ラントレ
今日は午前中の涼しい時間帯にトレーニングする機会を逃してしまい、見事午後の日中の暑い中をラントレする羽目になってしまいました~

腰のベルトにスポーツドリンクを入れて(今回は3時間ほど凍らせただけ)、日焼け止めも塗りたくって、恐る恐る家を出ました。


暑い!!!!!


暑いじゃないの、走れるかいな、こんなんで

すぐにUターンして家の中に入りたくなるのを我慢して、のろのろと出発。

実は昨日のトレーニングのせいなのか筋肉痛で、この筋肉痛+暑さで最初っからテンポが上がりません。つまり、のろい! 走ってるんだか歩いてるんだか区別つかないかも


脚は重いし、暑いし、いつもなら数人のランナーに出会う道でも、誰ひとりとして走っていませんでした。

そりゃ、そうだろう、みんな午前中か陽が落ちてから走るのであって、こんな日中に走ってるバカは私ぐらいだろう・・・・・・・

テンポもそんな速くなく、どちらかというと遅いほうなのに、けっこう息が切れてたりで、何度も何度も歩きたくなるのを叱咤しながら走っていましたが、あまりの辛さに

「大体、何でこんなことやってんだろう・・・・

「プールでトレーニング出来ないんだから仕方ないじゃん、これしか今の私には無いのだ、文句言うんじゃない


と、暑さで溶けそうになった脳ミソで自問自答しながらダラダラ走ってました。
今日は昨日みたいに、ダッシュする気力も体力もありません、歩かなかっただけマシってもんで・・・・・・

そんなこんなで地獄のような一時間ちょっとのトレーニングは終わり。


こういうのを見ると、すごく勇気づけられます。





ちょっと暑いからといって10キロちょっとでへたばる私にはアイアンマンやらフルマラソンは一生無理のような気が・・・・・・・・・

なんかこの一番最初の水泳のときの格好ですけど、黄色いキャップに黒の全身スーツのせいで、イアン・ソープ選手がうじゃうじゃ泳いでいるように見えるのは私だけ・・・・・・・・・・???




今日のトレーニング時間  1時間7分47秒






アウトバーン(高速道路)を走ろう!

2010-07-19 | ラントレ
今日のラントレの予定は、久しぶりに20kmランに挑戦することでした。
ところが昨日、あるイベントに参加したため朝起きても体が重い・・・

とても20kmは走れそうにない・・・どころか、そもそも走れるの?って感じ

で、その昨日参加したイベントとは・・・・・・









ドイツのルール地方、Duisburg(デュイスブルク)からDortmund(ドルトムント)までの区間のアウトバーンA40を前面通行止めにして、歩行者と自転車に開放する、という催し物が昨日ありました。

アウトバーンって、ドイツではスピード狂の無法地帯ですよ。

ポルシェだのベンツ、BMWが200km以上のスピードを出して、バンバン走るあれ。

そこをチャリチャリ走ろう、というわけ。

人ごみは大嫌いなので、混むであろうそのイベントにわざわざ行く気はあまりなかったのだけど、アウトバーンを自転車で走る、というのはなかなか面白そう。

ってなわけで行って来ました。

端から端まで往復すると約120km。

いい機会とばかりに、ツール・ド・フランスばりの格好をしたお兄ちゃん&おじちゃんがたくさんいました・・・・・・・・・・・が!!!

残念、そこは一般の人もママチャリでのんびり参加しているので、「高速をぶっ飛ばしてやるぜ!」というアスリート野郎の野望はあえなく夢と散ったわけですよ

この私も飛ばしてみたかったけど、何箇所も渋滞にひっかかり・・・・。

そう、チャリの渋滞

高速の上のチャリ渋滞に巻き込まれるって、これ一生に一度の経験だろうな~。








ところどころ空いてた箇所もありました。

進行方向に向かって左側はチャリ用、右は催し物&歩行者用って分かれてます。
そしてそのチャリ専用道路ももちろん右側通行。




午後になるにつれ、もっと混んで来ました。
おまけに暑い・・・・・・

渋滞区間も増えてきて、カンカン照りの中をぼ~~~っとチャリと突っ立ってるだけになったので残念だけど35km走っただけだけど、終わりにすることにしました





まあ、昨日こういうイベントに参加したので、今日は疲れが残っててラントレするかどうかかなり迷ったのですが、デブに選択肢はない!ってことで行って来ました。

やはり最初の30分くらいは体も脚も重かったです。

どう考えても20kmランは無理でしょ。

おまけに暑い・・・・・・・

重い足を引きずって歩くその姿、絶対みっともなかっただろうな。

余りダラダラ走っててもしょうがないので最後に、200mx5のダッシュをやっておきました。


今日のラントレ時間  1時間22分28秒

走行距離  いまいち不明

出窓

2010-07-17 | フランス・アルザス地方







フランスのアルザス地方は、以前私が住んでいた南ドイツのバーデン地方のすぐお隣さんです。

何度もドイツとフランス間の領地争いに巻き込まれたこの地方は、フランスでありながらドイツの雰囲気をもっている独特の地方です。

この地方の方言、アルザス語はドイツ語にかなり近いのでフランス語ができなくてもドイツ語で通じる場合があります(現に私もドイツ語ばっかりしゃべってました。でも相手にドイツ語できるかどうか、確かめてからですけども)。

私が住んでいたところから車で一時間もしないうちに行けるアルザス地方によくお出かけしていました

昔の面影の残る綺麗な景色、美味しいワインのあるアルザス・ワイン街道、ドイツ料理に近いアルザス料理・・・・・・・・・

これからぼちぼち、この素敵なアルザス地方の写真を紹介していきたいと思います

・・・・・・・それにしても画像を縮小してもギザギザにならない方法ないのかなぁ・・・・・・誰か教えて~~(それともカメラがボロイだけ?






Für Pierre

2010-07-17 | 詩と画像



(2010年6月 フランス・アルザスにて撮影)




君達が僕の墓を訪れて涙を流し
灰と変わり果てた僕を見て悲しむならば
おお友よ、僕は君達の前に現れ
天国の風を君達に送ろう

君もひとしずくの涙を
僕への贈り物とし
すみれを摘んで僕の墓においておくれ
そして君の心のこもったまなざしで
優しく僕を見下ろしてくれ

そしてああ!
恥ずかしがらずに一滴の涙を僕にささげておくれ
おお その涙は僕を飾るものの中で
いちばん美しい真珠になるだろう




モーツアルト作曲 『夕べの想い』K523から







重しをつけて走っただけ?

2010-07-16 | ラントレ
*画像が大きく入っているので一番下のバーを横にずらして見て下さいね


こちらは寒かったとおもったら、いきなり暑くなったりして気温の変化がヒジョウに激しいです。

最近は猛暑続きで、正直ラントレする気がなかなかおこりません

とはいえ、水泳のトレーニングは無し、ラントレも無し、となったらますますデブになるだけなので、ここは我慢して走るしかなさそう・・・・

先々週走ったときは見事に熱中症になりダウン、それに懲りてその次のラントレには腰にベルトをつけて0,5ℓサイズのボトルしか入らないけど、冷やしておいたスポーツドリンクを持って走ったんですね。

ところが、たったの0,5ℓしかないものだから足らないし、おまけに余りの暑さのためまるで温水ドリンクになってて、マズイったらありゃしない

なんでスポーツドリンクは温まるとあんなにマズイのだろう・・・・・

そういうわけで、今回は冷凍庫でカッチンカッチンに冷やしておいたスポーツドリンクを準備、これでOKだと意気揚々で家を出ました。



走るコースもちゃんと日陰を選んでますよ~~





日陰走ってますよ~と得意げに言ったところで、そもそも走ってるのは山なんだからそりゃ日陰が多いだろうに。



まぶしい真夏の太陽






早くも走って10分もたたないうちに喉が渇いてきました、では冷えたスポーツドリンクを・・・・と思って取り出すと、かっちかち。

・・・・・・・・飲めんわ、こりゃ

仕方ないのでまたのろのろと走ることに。

そのうち溶けるだろう・・・・・

また10分後。

・・・・・・・・かっちかち。

そしてまた10分後。

・・・・・・・・まだ溶けてない

いや~~もう、喉渇いたよ、どうとかしてよ


いくら喉が渇いたといったところで、この水は飲みたくない・・・






しかしこの沼、いつ見てもカッパでも出そうな沼だなあ。

といっても、ドイツにはカッパはいないだろう。

それにしてもまだ全然溶けてないボトル、一体何のために私はこんなただの氷の塊を腰にぶらさげて走ってるんだろう、全く意味無し。

ふとこの瞬間に、ナチスの医師団による海水実験をさせられた捕虜の話を思い出しました。

これは海上に不時着したパイロットがどれだけ真水なしで生きれるか、という実験のために収容所の捕虜を使って、一週間近くの間与えるものは塩水だけ、という残酷な実験だったんですが、ともかく捕虜は地獄のような喉の渇きを訴えていたそうな。
それに比べたら私はまだマシだ・・・・・なんておもってたけど、私が生きてるのはドイツとはいえ第二次世界大戦中でもなく、私はユダヤ人捕虜でもなく、強制的に水分を取り上げられたのではなく、誰に言われたわけもなく自分が勝手に暑い中をわざわざ走ってるだけなので、比べ物にならないどころか、比べること自体が失礼きわまりない。

それにしても、なんで溶けてくれないんだろう、このボトル・・・



そうそう、鹿さんも元気でした






そんなこんなで、約一時間半のラントレは終了。


せっかく準備万端だと思って持っていったスポーツ飲料は、ただの氷の塊として腰のところに重しとしてずっとぶら下がっていただけでした・・・・

冷凍庫に入れるのはもうやめよう・・・・