シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

なんかスゴイ。

2012年10月20日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22℃,  水温21℃~21℃,  透明度⇔8~10

Kocyouumiusi121020Asahianahazenokyuuai121020左:コチョウウミウシ(by sasa)  右:アサヒアナハゼの求愛(by saitou)

  本日は船越が凪になり、少し浮遊しながら潜ってきました。浮遊系は激減していましたが、ゾエア幼生やメガロパ幼生は、極小のものが沢山見れました。

  クラゲもいるんですがどれも極小の個体ばかりです。本日のヒットはまず激レアのコチョウウミウシ。スナイパー・Sさんが見つけてくれました。とってもレアなこのウミウシは普段は海藻にくっついてじっとしています。本日はなんと泳いでいました。

  「泳ぐ。」よいう事は知っていたのですが、見たのは初めてです。「小蝶」というだけあって、羽状の外套をパタパタさせながら泳ぐイメージだったのですが、なんとクネクネダンス!!まるでメリベウミウシ系の様な泳ぎ方でした。

Matsukasauonoyougyo121020Namimatsukasa121020左:マツカサウオの幼魚(by saitou)  右:ナミマツカサ(by shimizu)

  意外というか、残念というか、今までちょっと高貴なイメージがあったのですが、庶民レベルまで落ちてしまった感じです。そして次のヒットはクロヒラアジとナンヨウカイワリの群れです。群れ!!というと大袈裟ですが、5~6匹浅場を回遊するように泳いでいました。

Ozisan121020Nannyoukaiwaritokurohiraazi121020左:オジサン(by sasa)  右:ナンヨウカイワリとクロヒラアジ(by shimizu)

  以前見た時よりもかなり大きくなっており、ちょっと迫力がありました。そして最後にアサヒアナハゼの求愛シーンが見れました。オスが背びれを立て、ピクピクしながらメスの後を追っかけていました。

  メスは無視するかのように、ゆっくり泳いでいるのですが、ストーカーの様に延々と追い掛け回していました。その他もこの時期ならでわの生物たちがとっても増えてきました。マクロもワイドも浮遊系もとってもおもしろいシーズンです。


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