シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

数種のオオタルマワシ。

2013年04月17日 | ダイビング

青海島「船越」・「紫津浦」・・気温15度     水温13~15度        透明度5~8m

Ootarumawasinonakama2130417Ootarumawasinonakama1130417←オオタルマワシの仲間(by yuri)

  本日は、ちょっと船越荒れ気味だったんですが、1本目は船越で潜りました。

  昨日すっかり減っていた浮遊生物ですが、本日またまた大量発生!!すごいことになっておりました。

  カメガイの仲間はものすごいいるし、なんといってもオオタルマワシがすごかった!!普通のタイプも多く見れたのですが、ゴールデンや、明らかに種が違うと思われる個体も何匹か見れました。

  小さいのに、子育てしてる個体や、体色が紫色の個体、やたらと脚が長いタイプなどなど。とにかく沢山見れました。

Ootarumawasinonakamanokodomo130417Ootogaritouminomi120417:オオタルマワシの仲間の幼生(by yuri)  右:ウミノミの仲間たち(by sasa)

  そして、オオトガリズキンウミノミもすごい数見れました。若干ノミに比べ、クラゲの数が少ないのか、どのクラゲにもものすごい数のウミノミの仲間がくっついてました。ちょっとグロいですが、マニアをうならす生物たちです。

  そうこうしているうちにあっという間に時間が過ぎ、上がったらさらに海が時化てたんで2本目は紫津浦へ行きました。キアンコウがいないかと探しましたが、クラゲすらほとんど見れず残念。

Ootarumawasinokodomo130417Gouruden130417左:オオタルマワシの仲間の幼生(by yuri)  右:オオタルマワシ(by アクアガイド)

  タツノオトシゴやホシヨウジ、ヒフキヨウジのペア、ウスユキミノ、コウイカの仲間の産卵、トラパニア.トッドイなど見れました。さあ熱い浮遊系祭りが続いております。


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あっ!アオイガイ

2013年04月16日 | インポート

青海島「船越」・・・気温23度     水温15度        透明度5~8m

Kamegaikanoissyu130416Kuragenonakama130416左:カメガイ科の一種by kenyu)  右:クラゲの仲間(by sasa)

  本日は船越は凪でした。南風の影響で、さぞかし沢山のクラゲ類がおおいだろうと、予測しておりましたが、入ってビックリクラゲ類は激減。サルパ類はたくさんあるんですが、これといった浮遊生物が見つからない。あんなにいたカメガイ科の仲間たちもほとんど見れず、ちょっと浮遊系は不発気味でしたが、本日もミラクルがおこっちゃいました。

  なんとなんと小っちゃくてかわいいアオイガイがいるではありませんか。しかもとっても元気に泳ぎ回っておりました。今まで殻は何度も見てるんですが、やっと中身も見ることができました。

Aoigai130416Aoigai2130416←アオイガイ(左:by sasa  右:by kenyu)

  貝型の大きさは3~4cmといったとこれでしょうか?この種としてはかなり小さい子供だと思いますが、りっぱな殻を持っており、なんとも不思議なタコでした。スバラシー!!

Gyoruinoissyunoyougyo130416Warekaranonakama130416左:魚類の一種の幼魚(by kenyu)  右:ワレカラの仲間(by kenyu)

  その他には、マサコカメガイに似てるんですが、かなり薄い貝殻で、糸状のしっぽが、通常2本なんですが、4本の糸を引くカメガイ科の仲間が見れました。こちらも調べる必要がありそうです。さあ船越はスゴイことになってきました。


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今年は当たり年?

2013年04月14日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度    水温14度       透明度5~8m

Ootarumawasi130414Kiankounoyougyo130414左:オオタルマワシ(by satoru)  右:キアンコウの幼魚(by saitou)

  本日もやや風波のある船越で潜ってきました。そしてそして今日も浮遊系祭りとなりました。今年はキアンコウの当たり年か?本日も午前と午後で違う個体を見ることができました。そしてまたハッチアウト寸前の卵塊も見ることができました。卵の中でプルプルっと尾びれを動かしている様子が肉眼でわかりました。

  オオタルマワシは今日も、小さいものから卵付き、子供付きあど見れました。相変わらずカメガイの仲間が多く確認できています。

Masakokamegai130414Hadakakamegaikanoissyu130414_2左:ナサコカメガイ(by saitou)  右:ハダカカメガイ科の一種(by saitou)

  中でもクリイロカメガイは数が多く、爆発しそうな予感です。これを餌としているヤサガタハダカカメガイも久々に見れるかな?期待しましょう。ちなみにウチワカンテンカメガイが多い時は、それの捕食者であるタルガタハダカカメガイが高確率で見れるようになります。

Ookazunagi130414Dangouo130414左:オオカズナギ(by satoru)  右:ダンゴウオ(by satoru)

  昨年はちょっとハダカカメガイ系が不発だったんで、今シーズンは期待しましょう。そして過去数回見れているのですが、ハダカカメガイ科の一種が見れました。この種も調べる必要がありますね。

  そして本日adachiさんが、オオカズナギを撮影されてました。いよいよバトルシーズンが近づいてきましたが、さて今年はどうでしょう。


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今でしょう。

2013年04月13日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温18度    水温14度       透明度5~8m

Annkoukanoissyunotamago130412Kiankounoyougyo130412左:アンコウ科の一種の卵塊(by yuri)  右:キアンコウの幼魚(by yuri)

  本日は多少風波がありましたが、2本とも船越に潜りました。

  計画では左の瀬まで浮遊して、ダンゴやウバウオを探しましょう的なプランでしたが、入った瞬間スナイパーさんがハリゴチを見つけてくれたので、撮影タイム。

  その後もヤジロベーゾエアや、ハダカゾウクラゲ、クリイロカメガイ、マサコカメガイ、ウチワカンテンなどでたので、プランは今日も浮遊系のみとなりました。

Kihouboukanoissyu130412Harigochikanoissyu130412左:キホウボウ科の一種(by yuri)  右:ハリゴチ科の一種(by saitou)

  オオタルマワシは今日も沢山!!キホウボウ科の幼魚や、ダルマガレイ科の幼魚!!そして極めつけはまたしてもキアンコウの幼魚です。すばらしい!!しかももう1個体いたそうです。

Zoeayousei130412Ootarumawasi130412左:ゾエア幼生(by saitou)  右:オオタタルマワシ(by saitou)

  そしておそらくキアンコウの卵塊だと思うのですが、かなり成長しているベビーたちも見ることができました。本日今シーズン最高の浮遊系祭りとなりました。

  さあ、今シーズンいつ潜ろうか迷ってるあなた。「今でしょう。」明日も南風が強そうなので、さらに面白い生物が出そうな予感です。


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出そうな気がするんだけど・・・。

2013年04月12日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温14度    水温13度       透明度3~5m

Fuzitaumiusi130412_3Isidai130412_2左:フジタウミウシ(by yuri)  右:イシダイ(by sasa)

  本日も船越は若干荒れ気味だったので2本とも紫津浦で潜ってきました。

  水中は、またまたクラゲの仲間がたーくさん増えており、いかにもキアンコウの幼魚が出そうな感じでしたが、これといったものは見つかりませんでした。

  水中はやはり透明度がやや落ち気味ですが、ウミウシの仲間がとっても多く見れました。イソギンチャクやクラゲの幼生たちも沢山見れました。

Edaasikurage130412Okadaumiusi130412左:エダアシクラゲ(by yuri)  右:オカダウミウシ(by yuri)

  ボウズコウイカかミサキコウイカと思われるイカが沢山見れましたが、警戒心が強く、なかなか近づかせてくれませんでしたが、産卵期まっただ中といった感じです。

  浅場で久しぶりにチャガタの求愛が見れました。この時期でもまだ見れるんですね。個体数がかなり減ってきたからでしょうか?メスがかなり強引にオスに求愛しておりました。

Usuyukimino130412Sora130412左:ウスユキミノ(by yuri)

  最後に、ダイビング専門誌「SORA」発刊されました。今回は、いろんな場所で活躍されているダイビングガイドの方々が紹介されております。恥ずかしながら僕もちょっと載ってます。ファンダイブに来られた際、興味のある方には差し上げますのでお伝えください。


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紫津浦です。

2013年04月08日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温15度    水温13度       透明度3~5m

Kurokosodeumiusi130408Hosiyouzi130408右:クロコソデウミウシ(by higashi)  左: ホシヨウジ(by sasa)

  本日はさすがに船越は大時化だったので、2本とも紫津浦で潜りました。船越で、キアンコウの幼魚が今シーズン2度見れており、例年だと紫津浦の方が確立良く見れるので、ちょっと期待してエントリーしましたが、残念。見つかりませんでした。

Mebaru130408Setousinosita130408左:メバル(by higashi)  右:セトウシノシタ(by sasa)

  浮遊系もかなり激減しており、潮がすっかり入れ替わってしまったようです。またいい潮が入ってくることを期待しましょう。久しぶりセトウシノシタを見ることができました。ナイトではよく見つかるんですが、日中はほとんど見たことがありません。かなり綺麗な魚です。最近目につくようになったホシヨウジ。青い点々が綺麗です。

Tatsunootosigo130408Yubiwaminoumiusi130408左:タツノオトシ(by sasa)ゴ  右:ユビワミノウミウシ(by higashi)

  その他はウミウシがかなり増えてきました。ユビワミノウミウシやサガミコネコウミウシ、ネコジタウミウシ、クロコソデウミウシ、フジタウミウシなど見れました。その他はタツノオトシゴ、ナベカ、チャガラ、クエ、ウミノミの仲間など見れました。

  今月発売のマリンダイビングで、今回は浮遊生物のポスターが付録で付いています。またまたyuriさんや、kenyuさん、スナイパーsaitouさん達の青海島で撮影された生物がたーくさん掲載されております。


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嵐の前

2013年04月06日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度        水温14度       透明度8~10m

Dangouo1130406Dangouo2130406←ダンゴウオ(by chisato)

  本日は、嵐の前の静けさといった感じの凪の船越でした。昨日まであった微妙な底揺れもようやくなくなりましたが、明日からまた時化予報です。

Hiramenoyousei130406Koukakuruinoissyu130406左:ヒラメの幼魚(by saitou)  右:甲殻類の一種(by saitou)

  いつものパターンで行き帰りは浮遊し、左の瀬ではじっくり生物観察といった感じで潜ってきました。でもほぼセトリュウグウとダンゴウオに突き刺さりのダイビングとなりました。ベニツケギンポやイワアナコケギンポ、ウバウオ、アカエラミノウミウシ、サクラミノウミウシ、キイロウミコチョウなど見れました。

Ootarumawasi130406Setoryuuguuumiusi130406左:オオタルマワシ(saitou)  右:セトリュウグウウミウシ(by chisato)

  浮遊系では今日もスナイパーさんがオオタルマワシを見つけてくれました。しかもタイプがまた違い、コンパクトなのに卵を持ってる個体で、足もちょっと細くて別種の可能性もあります。角があるタイプも別種の様な気がするので、この海域では今のとこ3タイプがいるようです。ダンゴはちょっと減ってきましたが、いい感じのサイズになってまいりました。明日は台風並みの低気圧っぽいので、さすがに海は中止いたします。


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浮遊系パラダイス

2013年04月05日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22度        水温14度       透明度8~10m

Hadakazoukuragekanoissyu130405Kamegaikanoissyu130405左:ハダカゾウクラゲ科の一種(by yuri)  右:カメガイ科の一種(by yuri)

  本日は浮遊系大好きのyuriさんだったので、久々に着底無の完全浮遊ダイビングでした。

  そしてそして出るわ出るはの浮遊系パラダイスとなりました。まずカメガイの仲間がたーくさん出てきました。

  クリイロカメガイ、ヒラカメガイ、マサコカメガイ他、初めて見るものも見れました。ウキビシガイやガラスウキヅノガイも沢山見れました。

Ootarumawasi2130405Kiankounoyougyo130405左:オオタルマワシ(by yuri)  右:キアンコウの幼魚(by yuri)

  そしてなんといってもキアンコウ!!今年もフィーバーしそうな予感です。ハダカゾウクラゲの仲間も沢山出てきたし、ハリゴチの幼魚や深海チックな魚の幼魚も見れました。

  オオタルマワシも大、中、小から子供付きなどたーくさん見れました。

ウミノミの仲間もかなりの種類が見れたほか、オオトガリズキンウミノミも多く、卵をもってるものも確認できました。

Ootarumawasi130405Gyoruinoissyunoyougyo130405左:オオタルマワシ(by sasa) 右:魚類の一種の幼魚(by yuri)

  週末は大荒れ予報ですが、潮が変わってまた来週は面白くなってきそうですよ。そろそろ浮遊系のベストシーズン突入です!!


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うっすら赤潮

2013年04月04日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温18度        水温14度       透明度8~10m

Orutomanwaraebi130404Akasio130404左:オルトマンワラエビ(by sasa) 右:赤潮(by asa)

  少しずつ水温が上がってきて、赤潮がうっすら発生してきました。いよいよ春の訪れを感じさせてくれています。

  浅場はここ近年では珍しく、海藻がうっそう生い茂っております。そして浮遊生物も違ったものが見れるようになってきました。

  本日浮遊系はリクエストではなかったのですが、ちょっと見ただけでオオタルマワシが目に入りました。コンデジでとりあえず証拠写真は押さえておきました。

Dangouo2130404Dangouo130404←ダンゴウオ(by harada)

  ダンゴは今日も沢山見れましたが、やはり天使は激減です。久しぶりにトンネルにも行ってきました。この海域では初めてとなるビシャモンエビが越冬しておりました。オルトマンワラエビも例年だと、ほとんど越冬できないんですが、今年は数個体越冬が確認できてます。

Ootarumawasi130404Setoryuuguuumiusi130404左:オオタルマワシ(by sasa) 右:セトリュウグウウミウシ(by harada)

  船越は例年12度~11度まで水温が下がるんですが、今年はほとんど13度以下になることがほとんどなかったので越冬できたようです。浅場ではスナビクニンもかなり増えてまいりました。そろそろハナイカやオオカズナギが出てもおかしくないシーズンになってまいりました。/


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