伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

19日は「遷座祭」(発輿祭)、、、

2012-10-19 11:49:06 | おまつり大好き!
さぁ、いよいよ儀式が始まります。(過去ログより)

お祭りが始まる前には、『遷座祭(せんざさい)』というのがあって、ふだん神殿の奥深くに鎮座しておられる御神霊(親しく言わせていただくと、神さんですね)に御神興に遷って(うつって)いただくという御神幸の準備をする神事だそうです。
(※神興(みこし)が練り歩くことを『神幸祭(しんこうさい)』といいます。これは25日に行われます…)

『発輿祭(はつよさい)』は、神興(みこし)が出発する祭りで、御神興に遷られた神さんが町内に出でますための神事。
天神さんを出て町内を東のお旅所まで練り歩きます。

『御旅所献幣祭(おたびしょけんぺいさい)』
神興(みこし)を迎える祭りで、神様が一時鎮まる場所がお旅所。
献幣祭は今までの御加護に感謝し、これからも氏子の生活を見守ってもらえるように幣帛(へいはく)をお供えします。
※幣帛(へいはく)=神に奉献(お供え)するものの総称。


こうやって粛々と本祭にむかっていきます。




籤取式の様子(伊賀ポータルより)






“大御幣持ち”の新人研修

2012-10-15 21:16:52 | おまつり大好き!
その記録、、、


10月14日午後の練習もよう。

10日後に迫った「上野天神祭」。

神輿巡行のあとに続く「鬼行列」、その先頭を行く【大御幣】。
体力と経験こそが安全の第一歩。
初めて「御幣持ち」を任命された若者にとって、ハラハラドキドキの体験になります
バランスを取ることも大事ですが、張り巡る電線を掻い潜る技!!
これぞ、“5人の息”次第

本番をご期待くださいYou tubeより

祭りだっ、鬼だ、ひょろつきだっ

2012-10-15 00:44:44 | おまつり大好き!
と、簡単に書くほどやさしいものではない、、、

ワタシ遠い昔、「あのふらふらの鬼さんは、お酒飲んでひょろついてるの?」って思ってた人です。

今はそんな無茶苦茶なことは思ってません

ひょろつきながら演じる鬼の面を持つ町では、代々親から子、子から孫、近所のお兄さん・おじさん(おじさんと呼ばれる世代が演じるということは、次の日「仕事に行けません(笑)」!?)、、、と受け継がれてきた「ひょろつく技」があるのでしょう。
修行に疲れ果ててひょろつく鬼、重いものを持ってひょろつく鬼、ひょうきんに演じる鬼などなどそれぞれに演じ方があるのでしょう、、、(解釈が間違っているかもしれませんので、どなたかフォローを受付中…)

そんな練習を垣間見た方に、データを借りました(笑)。






公道を真昼間から練習場に使うわけにもいかず、夜の練習となったようです。


同じように、「鬼行列の先頭」=「大御幣」も持ち手5人組の気合が合わないと前に進むのは難しいものです。
その練習風景は、またあとで、、、

祭囃子が聞こえる、、、

2012-10-08 00:58:26 | おまつり大好き!
灯りの“見て歩き”してましたが、一人ぽっちだったので、家が恋しくなっての帰り際、、、

二之町通りを歩いておりました。
遠くに2・3人の人の影、
ここは「だんじり蔵」あたり、
やっぱり聞こえてきますよ、、、



覗かせてもらってもいいですか、、、ということで、「囃子の練習風景」







大人たち、先輩たちの稽古ぶりをまなぶ子供たち、、、

こうやって伝えられていく、お祭り、  その風景、でした。

いよいよ、「上野天神祭」モード突入!

2012-10-04 00:44:52 | おまつり大好き!

三之町通りのカラー舗装工事も全行程完了

今年の鬼行列・だんじり巡行は、出来立てほやほや道路にて


そして、我が家の格子戸、ポスターいっぱい

女子会でしょ、灯りの城下町でしょ、、、


上野天神祭(リンク先は、数年前のおしらせのまま、ですね近々変わると思います、否変えて!! 


鬼町は、虫干し真っ盛り!

2012-07-30 09:22:38 | おまつり大好き!
先週末は、徳居町にて「虫干し」でした。
たまたま通りかかって、「おうっ、やってるねぇ、ここは衣装が半端なく多いからね、鬼面もいっぱいあるし、鬼友会(自治会の中の鬼行列担当部署とでもいいましょうか(笑))の人たちはご苦労様じゃぁ」と思ってました(笑)。一つの町で「一つの物語」が完結する行列を持っていますから、、、(2010年の様子

今週7/29は、三之西町でも虫干しでした。

ほぼすべての衣装が新調されました。





毎年コツコツと積立てた町の「修理費」が充てられます。そのおかげさまの新調衣装です。

さて、ここからは本面の数々、、、
歴史を紐解けば400年余持ちこたえた面たちです。

義玄鬼


四天鬼(江戸初期)。(この鬼が被る「天冠」は17世紀のものではないかとも言われています。)


小飛出(江戸時代初期か)


賢徳(狂言面・江戸初期)


左・小面(若い女性!?)、右・泥眼(ちょっと、嫉妬心が深いかも、、、うらめしや~~

以上の面たちは、もう本番で使われることはありません。
一年に一度、この虫干しの時にだけ見ることができます。

もう一面は、

信仰面(我が子たちは、おにぎり面と言ってましたが(笑))

ここに並ぶは、

本面に変わって「上野天神祭」で使われる【疑似面】です。
すべて、能面師・山本童悦氏による作品。ずっと末永く被らせていただきます、、、

すっきり虫干しも済み、今年のお祭りが待ち遠しくなってきました。

(時代的なことは間違いがあるかもしれません、指摘された場合は、即時に訂正させていただきます、あしからず。また、だんじり・鬼行列そのものは、“国の重要無形民俗文化財”だということで祭りを担当する町には少しばかり補助がいただける、有難いことです。)




亀岡国民文化祭 民俗芸能の祭典 雰囲気ちょこっと

2011-11-09 00:31:17 | おまつり大好き!
10月30日(日)当日、伊賀上野城下町から「気になる観客」として参加された赤梟さんからの投稿写真。


【どこの町にも、まつりバカは生きています。。。嬉しい事。】

会場に展示されていた、


地元学校生徒たちの作品群。
   

  

   




イベント名
国民文化祭・京都2011
亀岡国民文化祭 民俗芸能の祭典

参加団体:
★亀岡祭 京都府登録無形民俗文化財 
    八幡山
    八幡山保存会(京都府亀岡市)

★祇園祭 国重要無形民俗文化財/ユネスコ無形文化遺産 
    菊水鉾(きくすいほこ)
    財団法人 菊水鉾保存会(京都府京都市)

★大津祭 滋賀県指定無形民俗文化財 
    月宮殿山(げっきゅうでんざん)
    月宮殿山囃子方(滋賀県大津市)

★上野天神祭 国重要無形民俗文化財
      小簑山(こみのやま)
      小簑会(小簑山囃子方)(三重県伊賀市)

★印の各地域の囃子方が参加され、盛大に「祭典」が行われたもよう、、、
ただ、ビデオ録画はできたが写真として撮ること叶わず、ここでご覧いただくにはあまりにも画像が小さい。(ビデオより撮り起こし映像なり)

それをご承知いただいた上で、子供たちに伝えていきたい民俗芸能の数々を「雰囲気」だけでもちょこっとどうぞ
  

  


「鬼風船」のこと

2011-10-29 22:59:44 | おまつり大好き!
恥ずかしいことに、プレゼントしたことさえ記憶の彼方にいっており、、、

今年初めて伊賀上野を訪問してくださった“F氏”が、その記憶を呼び覚ましてくれた。

ひとつひとつの引き出しを、もっと大切にしたいと、、、雨で祭りが中止になろうが、そんなことより
皆さまとの「一期一会」こそが、ワタシの宝。

上野天神祭 総括?

2011-10-26 21:43:56 | おまつり大好き!
 産経新聞(10/26付)
記事中の(26)のコメントは、ムスメ(笑)。

 読売新聞①(10/26付)

 読売新聞②(10/26付)


毎日Webより【上野天神祭:「本祭」出発後に雨で幕切れ 「2年連続、心残りだ」 /三重
毎日新聞 10月26日(水)11時31分配信

◇残念、悔しい
伊賀地域最大の秋祭り、上野天神祭のクライマックス「本祭」は昨年に続き、出発後の雨で無念の幕切れとなった。25日は呼び物の楼車(だんじり)と鬼行列が伊賀市中心部を終日巡るはずだっただけに、観光客からは「楽しみにしていたのに残念」との声が漏れた。祭りを担う町の関係者も「期待してもらっていたのに悔しい」と天を仰いだ。【伝田賢史】

上野天神祭は菅原神社(上野東町)の秋祭りとして営まれる。菅原道真の命日にちなんで25日が本祭だ。豪華な幕で飾られた9基の楼車に、鉦(かね)や横笛を奏でる囃子方(はやしかた)が乗り込み、市中心部を終日巡行する。

この日は、鬼行列と楼車が午前9時に予定通り東御旅所(上野車坂町)を次々と出発。今年の先頭、上野新町の「薙刀鉾(なぎなたぼこ)」が菅原神社近くに達した午前10時ごろ、小雨が降り始めた。楼車を出す9町などで構成する「上野文化美術保存会」が対応を協議。「雨足が強まる恐れがある」などとして同11時ごろ、中止を決めた。9基の楼車は、屋根や胴幕に雨よけのシートがかけられ、各町の楼車蔵やだんじり会館へ向かった。

保存会の八尾光祐会長は「2年連続の中止は本当に残念。天気なので仕方ないが、心残りだ。来年こそやり遂げたい」とうらめしそうに雨空を見上げた。

旧上野市内の16小学校は天神祭に合わせて午前中授業だった。午後は雨があがり、本来の祭り会場は露店めぐりを楽しむ子どもたちや親子連れでにぎわった。6~9歳の子ども3人を連れた福森成美さん(41)=西山=は「午後から来たので何も見れなかった。せっかくだから食べ物を子どもに買ってあげました」と話した。鈴鹿市から夫婦で来た豊田栄美子さん(63)も「昼前に着いたので、楽しみにしていた鬼行列を見られなかった。上野東町が楼車を動かしてくれたので、写真に撮れて良かった」と話していた。

祭礼本部によると、3日間の人出は8万5000人。最終日の25日は2万人と、いずれも昨年並み。本祭が日曜日と重なった09年の6万2000人からは大幅に減少した。
〔伊賀版〕】

神輿行列渡御は、

2011-10-26 08:44:13 | おまつり大好き!
ここに住む人たちを見守ってますよ、、、と来てくださりました。

「鬼行列・だんじり巡行の供奉」が中止になっても、神様は私たちのことを見捨てない。
まさに「産土(うぶすな)神」様。


10/25・午後1時55分頃、

元気な「神輿渡御」の声に、、、我に返る。


あっ、「ギャル神輿」!
雨にも風にも負けず、、、


「神輿」は私たちのそばに来てくださるんですね。






「獅子との語らい」



「神輿渡御」は雨が降ろうが槍が降ろうが、来てくださるとのこと、安心しました。

五穀豊穣・悪疫退散・厄除けなど、私たちの命は神により守られている、、、のですね。



幻の・・・

2011-10-25 01:47:13 | おまつり大好き!
「上野天神祭リーフレット」初公開!したいのですが、なんで今更??

というかね、ずっと「祭町」に住んでいて(ほんの20数年しか住んでいないので、歴史は浅い)、「上野天神祭」に関わることができて人生とても変わった!ような気がしてます。

正直言ってまだまだ、城下町の歴史も祭りのことも未熟な知識しかありません。

お客様に詳しく説明する自信がないのが現実、なんですが、、、
「祭町」に住んでる手前、勢いでしゃっべってること多々(笑)。


お客様に対して「(最低限)これだけは伝えておきたい」というリーフレットを密かに作成している「マツリビト」(影武者のような者=忍者か!?)がおります。


できるだけ「簡潔に」かつ「間違いなく」祭りのことを伝える書きモノが少ないので、いっちょここで公開!しようっかな、、、


上野天神祭リーフレット簡易版!?


今朝9時の追記、、、8時過ぎ「鬼さん」たちを見送る前、

そうそう午前3時にご帰還の末っ子、ご飯を食べてちょこっと寝て、小鬼さんの警護のお仕事に出かけます(笑)。


出発前の記念撮影も終わって…

さぁ、いざ出陣!前の、心ここに非ずの風景。


さて朝刊
 中日新聞(10/25付)

 読売新聞(10/25付)

情報You Webより

産経Web

朝日Web

企画展 上野天神祭復元修理事業

2011-10-25 00:42:38 | おまつり大好き!
伊賀市HPより

国重要無形民俗文化財の指定を受けている「上野天神祭のダンジリ行事」で巡行するだんじりやしるしに飾り付けられる幕について、これまでの復元修理事業の内容をパネルにして展示します。

《展 示》

【と き】
第1期:平成23年10月24日(月)~25日(火) 
24日:午前10時~午後9時 25日:午前10時~午後8時
【ところ】栄楽館2階和室

第2期:平成23年10月27日(木)~11月18日(金)
午前8時30分~午後5時
※第2期:土・日・祝日を除く
【ところ】上野西部公民館


  
(写真は「全国山・鉾・屋台保存連合会伊賀市大会」のときのもの)


《講 演 会》

【と き】  11月19日(土) 午後2時~

【ところ】  上野西部公民館2階ホール

【演 題】  「-上野天神祭- 祭を彩る懸装品」

【講 師】  株式会社龍村美術織物顧問 白井 進 さん

【問い合わせ】  生涯学習課  TEL22-9681  FAX22-9691


24日、足揃えの儀など

2011-10-24 21:52:43 | おまつり大好き!
24日、足揃えの儀など


今日は、私的に大切なお客様の訪問が多く、あたふたとしておりました。
お祭りのことなど大した説明もできず、資料をお渡しするのが精いっぱいだったような、、、

申し訳なかったです。

が、素敵なお客様ばかりで
半田市からお越しのF氏。
せわしい旅だったことと思いますが、目いっぱい城下町を散策していただき、午後からは我が家の「バッタリ床几」で鬼行列をゆっくり観ていただくことができました。
「歩く」しかない城下町でしたが、偶然この城下町で大阪の友人に会われたとか…なんという出来事でしょう


かたや、奈良からお客様
5/3・10/2に伊賀上野城下で「殺陣ショー」を披露してくださった徳丸さんとその相方のY女史(ソプラノ歌手)。
★(奈良・TV)『奈良町わいがや』にて毎週火曜日のレギュラーとしておしゃべりしてくれてます。
明日、放送予定ということで「上野天神祭」を取材に来てくれてました。


学生時代の後輩のU女史。久しぶりにお父上と我が家で「鬼行列」見物。
最初から最後までゆっくり見ることができて、よかったわぁ~~とのこと。

では、明日のために
天気予報」を見て明日の準備をしつつ、末っ子の帰りを待つことにします、、、

追記
 読売新聞(10/24付)

 中日新聞(10/24付)