第101回の草月展は、草月会館と表参道スパイラルの2会場で3期にわけて行われました
いけばな草月流のHPに、制作風景が公開されています→こちら
第1期を見てきました
お家元のメッセージ
第101回となる草月いけばな展は、青山通り沿いに建つ草月会館とスパイラルの2会場において、まったく異なるコンセプトのもとに開催いたします。
草月会館では、「昨日から学び 今日のためにいけ 明日の表現を求めよ」のタイトルのもと、創流以来90年以上にわたり植物の可能性を追い求めてきた草月の理念と技術を、草月会館という空間だからこそ生まれるかたちとして表現いたします。
ー方、つねに新しい文化が息づく場・スパイラルでは、岡本太郎氏が初代家元・勅使河原蒼風の作品を評した言葉「美しいだけじゃ困るんだ」を掲げ、従来のいけばな展を逸脱する挑戦の場となることをめざします。
今、いけばなはどこまで行くことができるのか —— 。
2つの展覧会場を通じてその向かう先をぜひ見届けていただきたいと願っています。
草月会館入り口のポスター
お家元の作品が玄関を飾っていました
玄関向かって左
玄関向かって右
さくら会いけばな教室にゆかりのあるT先生のお作品は
草月会館1階の石庭の最上部にありました
赤はドウダンツツジ、白は着色花材(垂れクワ,シューベルティ,マツ,ルトジ)
花器は自作の鉄花器です
堂々としてこの会場にふさわしい素敵な作品でした
あとで、さくら会いけばな教室の先生と感想をお話しした折、
背景が白だったのが残念だったわね
と先生がおっしゃり、私はそれに気が付かなかったので、さすが先生だなと思いました
背景が黒など、濃い色でしたら、白い着色花材はもっと見ごたえがあったことでしょう
石庭の途中には床に置いた作品
ポスターに触発されてそのイメージを発展させた作品です
作品はさらに2階と5階にも
2階の窓にあった作品
高さがあると逆光になってしまい難しいのだけれど
これは置き場所を考えて成功しているなと思いました
窓の向こうは、天皇皇后両陛下のパレードがあった青山通りと赤坂御所
5階の日本間では石川龍先生のお作品を見ることができました
蒼風家元の作品が床の間に見えます
港区のちいばすに乗って、表参道へ
最新の画像[もっと見る]
- 都美術館 コレクション展 動物園にて 12ヶ月前
- 230203 作楽会 いけばな 草月流 186 葉ものでいける 節分 2年前
- 230203 作楽会 いけばな 草月流 186 葉ものでいける 節分 2年前
- 230203 作楽会 いけばな 草月流 186 葉ものでいける 節分 2年前
- 230203 作楽会 いけばな 草月流 186 葉ものでいける 節分 2年前
- 230203 作楽会 いけばな 草月流 186 葉ものでいける 節分 2年前
- 230120 作楽会 いけばな 草月流 185 枝ものでいける 2年前
- 230120 作楽会 いけばな 草月流 185 枝ものでいける 2年前
- 230105 作楽会 いけばな 草月流 184 啓翁桜,スイートーピー,ツバキ 2年前
- 230105 作楽会 いけばな 草月流 184 啓翁桜,スイートーピー,ツバキ 2年前