ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

191220 キチジョウソウ と ナリヒラナンテン

2019年12月20日 | 植物・園芸など

外部講師として華道部のご指導をお願いしていたM先生は私の先生の姉妹弟子にあたる

庭にキチジョウソウがほしくてさがしている…とおっしゃっていた

その時は、どんな植物か知らなかった
その後、グラウンドカバーとして使われているのを時々見るようになった
 
今日、散歩道で見つけたキチジョウソウ…開花中なので目に留まった
尖った葉は常緑で、ジャノヒゲやオリヅルランの様に、他の丸い葉の植物の中に植え込むといい感じ
もっと葉の長いヤブランの仲間
 
 

こちらは、ナリヒラナンテンまたはホソバヒイラギナンテン
立ち上がった黄色い花穂が目を引いて気が付いた
常緑の低木
 
 
仏教の吉祥天(きっしょうてん)のキチジョウ、難を転ずるナンテン
今日は、おめでたい名前の植物に出会えました
年末〜年始に向けて来年はいい年になりそうな、縁起のよいお散歩でした
 
 
 
①キチジョウソウ 吉祥草 Reineckea carnea (Andrews) Kunth
キジカクシ科(旧ユリ科) ヤブラン属
 
②ホソバヒイラギナンテン(別名イワナンテン) 細葉柊南天  Berberis fortunei Lindl.
メギ科 メギ属(旧ヒイラギナンテン属) 中国中部原産
葉が垂れるのはナリヒラヒイラギナンテン(業平柊南天)で、この写真のはナリヒラかもしれない
1.5mほどの常緑低木 この写真は50㎝程
今咲いている花は来年の2~3月に熟す
葉がこれより幅広でヒイラギのようなヒイラギナンテンは
同じように黄色い花をこちらは3~4月に咲かせる
ナンテンは5~6月に白花を咲かせる
ナンテンは「難を転じる」といわれ、縁起の良い木とされる

参考:監修:勅使川原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.475


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