ねこじゃらし2

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201119 ハクモクレン? コブシ? 冬芽の脱皮は4回?

2020年11月19日 | 植物・園芸など
先週、新宿御苑でFさんが「いつもこの樹でハクモクレンの抜け殻を拾う」と言っておられた
「脱皮は4回」と聞いて、面白いなと思った
 
保育社の原色日本植物図鑑木本編Ⅱに当たって見ると
「モクレン属の冬芽は合着した1枚の鱗片でおおれている」とありました
ここでいう鱗片とは、落ちていた毛の生えた皮のことなのか?
托葉のことなのか?
よくわからない
 
直売店のあるお菓子工場の北西の公園で
ハクモクレンと思われる大きな蕾が
手の届く高さにありました

茶色の毛の生えた皮がむけかけており
中に白い毛の生えた皮が見えます
その皮を1枚目として
中には白い毛の生えた1枚目よりは薄い色の毛皮

中の2枚目を今度は無理やり開いてみると
さらに白い毛の生えた構造が

この2枚目を完全にはぎ取ると
2枚目よりは薄い毛の生えた構造があらわれました
大きい芽と右下には小さな芽と思われる構造があり
これらは花芽と葉芽なのでしょうか
 
4回脱皮するという、真相はどうなんだろう
今回の観察で、1枚2枚を剥いで、その中の3枚目までは毛皮を着ていることが確認できました
今日見た外に側にもう一枚あったのか、
あるいは、中にもう一枚あるのか・・・
 
花芽の横にある小さな芽が葉芽だとすると
この樹は花の下に必ず1枚の葉が付いているコブシなのかしら?
 
定点観察するとわかるのだろうけれど、
検索してもよくわからなかった
そもそも毛皮のコート、托葉、芽麟、鱗片・・・用語もあやふや
 
参考: 保育社 原色日本植物図鑑木本Ⅱ109図

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