ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

200131 作楽会 いけばな 草月流 132 カラー・ドラセナ・林小梅、複数花器

2020年01月31日 | いけばな
花を包む新聞紙に、林小梅?と書いてある 
林小梅?ハヤシ、小梅?と私
リンショウバイと読むのよ、前に来たことある、と花材辞典を示しながら先生
読んでみるとニワウメのことだと書いてある。それなら花材として、見たことあるかも知れない
ということで、この花材を取りました

お願いします
綺麗な色ね、ドラセナ
そこですか…
だってこういうのは直しようが無いじゃない、そうね、この向きがいいわ

奥の挿し口が見えるのが何だけど、この向きが、このアンバランスな感じがいい
  これは、最初からこうはいかないでしょ
ありがとうございました
 
思いがけないところが良く見えるとは、あらゆる向きを意識して作品を生けることが出来ていたということだということにしよう
 
花材:カラー,ドラセナ,ニワウメ
花器:陶器
 
今日の花材:ニワウメ バラ科 Prunus japonica Thunb.

いけばなでリンショウバイ(林小梅)と呼ばれるのは、ニワウメのこと。
春に葉とほとんど同時にウメに似た淡いピンクの小さな花が枝いっぱいに咲く
ためをきかせて好みの形を作るか、直線の伸びやかさをそのまま生かして持ち味を生かす
ニワウメは中国中・北部原産の落葉低木
・・・でも学名の種小名はjaponica 
古い時代に日本に入り、現在は庭木としてよく栽培されている
水揚げ:水揚げはあまりよくないので水切り後、切り口を割る
出回り:3~4月

参考:監修:勅使河原宏・大場秀章,1999.現代いけばな花材事典.草月出版:p.761



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