3/8~4/3、普段立ち入りを禁止されている「山地植物栽培地区(ロックガーデン)」を開放していると知り、行ってみました
・・・知らなかったよ、偶然お知らせを見てよかったよかった
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ムサシアブミ
Arisaema ringens (Thunb.) Schott
アリサエマ リンゲンス
サトイモ科 ナンテンショウ属
日本(関東南部~琉),中国,朝鮮南部,台湾
海岸に近い湿った土地
花がサトイモ科だな~、マムシグサとかウラシマソウとかコンニャクとかカラスビシャクとか・・・似てる
葉は2枚、写真でわからないが小葉3枚
仏炎苞に白筋、口辺部は耳状にはりだす
舷部は袋状に巻き込む(まだ開花途中なのかと思ったけどこれでいいんだ)
花期:3〜5月
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セツブンソウ?準絶滅危惧(NT)
キンポウゲ科
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ヒロハノアマナ
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ヒロハノアマナ
Amana erythronioides (Baker) D.Y.Tan et D.Y.Hong
アマナ エリツロニオイデス
ユリ科 アマナ属 日本の固有種
日本(本・四) 絶滅危惧Ⅱ類(UV)絶滅の危険が増大している種
根出葉2枚。中央に白線
花期は3-5月
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カタクリ
Erythronium japonicum Decne.
エリスロニウム ヤポニクム
ユリ科 カタクリ属
日本(北~九),中国,朝鮮,樺太,南千島
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キクザキイチゲ
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キクザキイチゲ
Anemone pseudoaltaica H.Hara
アネモネ プシュードアルタイカ
キンポウゲ科 イチリンソウ属
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ヒメウズ?
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ハナニラに見えるけど?
わずかにあったバイモをこれかなこれかなとみていたら、とおりすぎたかたが、写真をみせてくれて、正門近くに群生してますよと教えてくれた。
ヒガンバナの群生地にいまはバイモが群生しているのでした。写真はそちらので
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バイモ ロックガーデンにであった方に教えていただいた正門近くの群生地で
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この網目がチェッカーなのかな
バイモ
Fritillaria thunbergii Miq.
ユリ科 バイモ属
Fritillariaはチェッカー盤の意味で、この属のある花の内側の網目模様から
バイモの名は白い2枚の鱗片が合わさる様子が二枚貝のようだから
中国原産
古くから薬用植物として栽培される
クロユリもこの属
ドイツのKさんのお庭のフリチラリア・インペリアリスに似てるぞ!と思ったら同じフリチラリア属だった
普段はかぎがかかっているこのエリア、Yさんが「なんでここはこの時期だけ公開なんでしょう?」と言っているのを聞いて想像・考えてみたのですが・・・ここ、落葉樹の下で、春先のこの時期、フェアリー植物(←こんな用語無かったかな?)といわれる背の低い早春の花が咲き、やがて木々が芽吹き、周りの草本も伸びてくると、日陰になってしまう。そんな今だけ植物を維持・栽培している場所なので、見るべき花も今だけ、デリケートな場所なので人の出入りは避けたい・・・ということかもしれない。あってるかな・・・
「ロックガーデン」だけど、松戸キャンパスや日光植物園の日当たりのよいロックガーデンと違う感じ。山地植物栽培・林床の植物栽培区域っていうのがしっくりする感じ
また、Yさんが、「林床の植物をこの高さで観察できるのはいいですよね」とおっしゃったので、気が付いたのですが、谷の手前が盛り上がっていて、道が空堀のように低いので見やすいのでした。
お知らせでは「セツブンソウやヒロハノアマナ、アメリカイワナンテンは園内ではここでしか見られない」ということでした。セツブンソウは葉のみ、ヒロハノアマナは後ろ姿を、アメリカイワナンテン(写真はとってこなかった)は蕾を見ることができました。
主なものには植物名プレートが立っていて、探す助けになりました。